アマテラスと巫女
伊勢にて 食後―
アマちゃん「ねーねー、私が巫女さんやってみたらどう思う?」
ナミちゃん「あら~、いいわねいいわね。面白そう~」
トヨウケ「ダメです」
ツクヨミ「ダメだと思う」
シナツヒコ:皿洗いの為不在
アマちゃん「えー? いいじゃん。おかーちゃんも面白いって言ってるじゃん~」
トヨウケ「ダメです」
ツクヨミ「神ってバレたらどうするの」
アマちゃん「えー!?」
ナミちゃん「面白いじゃない~」
アマちゃん「あっ、シナっち、皿洗いおつー。ねぇねぇ、シナっち、私が巫女さんやってもいいよね?」
シナツヒコ「はぁ!? ……いいんじゃね? 本宮じゃなけりゃ」
アマちゃん「やたー!」
シナツヒコ「本宮以外でな(自分とこの巫女すんのはさすがに…)」
ナミちゃん「じゃあ月讀宮でやればいいのよ~。私も居るし、ツーちゃんがなんとかしてくれるでしょ」
ツクヨミ「えー? かあさん、また無茶振りするし」
アマちゃん「やたー!」
トヨウケ「いや、ダメですって」
シナツヒコ「大丈夫だろ。こんなのほほんとしたのが神だとか人間思わねぇって」
トヨウケ「はぁ……」
アマちゃん「やたー!」
たまに月讀宮で輝くような可愛い子が巫女さんを見かける…かもしれない。
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トヨウケ「まったく、シナツヒコくん、あまりアマちゃんを甘やかさないでくださいよ……」
シナツヒコ「いや、甘やかしてるつもりはさらさら無いんだが……」
トヨウケ「アマちゃんはあれで、主祭神なんですからね」
シナツヒコ「だからこそだ。時々言う事きいてやらんと、今の世で、天の岩屋戸にでも閉じこもられでもしてみろ。とんでもない騒ぎになんぞ」
トヨウケ「全く、もう……。困った御兄弟ですね」
イザナミ「やっほー、遊びに来ちゃったー」
シナツヒコ「かーちゃん、また抜け出したのか」
トヨウケ「前言撤回。困った御家庭です…」
一方その頃:月讀宮
アマちゃん「はわわわわ……」
ツクヨミ「ほら、ちゃんと箒ではいて、チリトリでちゃんと掬って」←結局姉が心配で一緒に手伝ってる妹
アマちゃん「あわわわわ……」
ツクヨミ「お守り間違ってる。その人はこっちの交通安全お守り、ほら、あっちの人はこの仕事守」
アマちゃん「巫女さんって結構大変だねぇ……。甘く見てたや」
ツクヨミ「はいはい、それが分かればよろしい。はい、次の仕事――」
アマちゃん「えーっ、ちょっと休ませてー」
なんだかんだと仲良い姉妹であった




