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死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
38/43

愛卜刀

ラインスは走り逃げる


まずい……どうしよ


少し走ると、フィリアが見えた


「み……みなさん!神が」


「ラインス?」


フィリアが気づくと、ラインスの首が外れた


え……自分の身体が見える────


「ラインス!」


「フィリア、能力は……」


「ダメ、全く掴めない」


サカツキの姿が、アルテミスの姿が見えた


「サカツキ?でも、身体が……ミハネの着てた服?」


「フィリア、あれは明らかに神です」


「正解!私が全員、かわいいお人形に変えてあげるから!」


アルテミスは瞬間移動をし、フィリアを殴り殺そうとすると、その手首が切れた


「私を斬った?」


ルティーナが刀を振るっていた


「お前の相手は私がしてやる」


「そう、別にいいけど」


と言っても、神相手に通用するか。私は成長したが、それでも……いや、フィリアが能力を手に入れるまでの時間稼ぎくらいはする


「霧 夢 幻想に包まれし死の誘い」


ルティーナから物凄いオーラと共に、既にアルテミスの首が跳ねられていた


なるほどね。全てのオーラを放ち、それを囮に不意を突いて斬る。これは面白くなってきたね


ミハネの身体が倒れる。その後ろにはアルテミスの本来の赤い化け物の姿が立っていた


「ほーら、ほらほら!」


サカツキとミハネは負けた……こいつを倒せるのはフィリアだけ。他に誰が生きてるのか?


ルティーナが戦ってる。私は早く、百の力を


「ルティーナ、援護します」  


アマサカもルティーナの横に立つ


「なら一つ訊くか。神よ、神の地の果てには何がある?幾つもの世界を旅でもできるのか?」


「気になるよね。人間からしたら面白い物があるよ。そして、私たち神ですら知らない物も。私を殺せたら見れるからさ、それは」


「ますます気が出てきた」


ルティーナは後ろのフィリアの方へ瞬間移動をする


仲間を斬るなんてのは考えられないけど


ルティーナが消えた瞬間、アルテミスは身体が縦から二つに切られた


見えない。空間移動となると、もう一人の能力かな?そして神を貫く刃。天使が報告してきた危険人物、ルティーナじゃん


ルティーナは更に粉々に切った


「みじん切り!」


全てが一瞬で再生する。それと同時に、アルテミスは巨大化し、あのハートの顔をした化け物へと変わる


「「全員死ね!」」


空間移動をし、その伸びた手がアマサカの目の前へ現れた


やばい……これは反応が


「アマサカ!」


瞬間移動をしルティーナが救った


「た、助かりました!」


「「逃げられるわけないでしょ?この私から!」」


その伸びた手を、ルティーナは瞬間移動をし、切り落とした


「「いいじゃん!」」


その瞬間に、ルティーナの手足が外れた。空中であり、身動きが取れなかった


これは……まず────


ルティーナが気がつくと、全てのパーツが元通りだった


「え!くっつきました!パーツも含めて空間移動させましたが……」


くっついた?あの能力の弱点?


「「ねえねえねえ!頑張るね?」」


「当たり前だろ?私たちは殺しに来てるんだ」


「「なら面白い物を見せてあげる」」


アルテミスは片手に白き炎、白炎を出した


「「黒炎はすぐに消えるけど、火力は高い。白炎は、火力は劣るけど長く燃え続ける。お祭りにしよっか、世界に一度の」」


その手から幾つもの白炎を撒き散らす。国は次々と燃えてゆき、文字通り終焉へと変わっていく


ルティーナが、みんな頑張ってるのに、私が完全にお荷物。なんで出てきてくれないの?全ての私は……


そんなとき、ラインスがフィリアに言った


「えっと……もしかして、神の地に行けば何か掴めるんびゃない?その、ほら、全ての世界に行き来できるんじゃないのかな?」


「それだ!ならまず、あいつを」


「フィリアは先に行け。私とアマサカで対応できる。こいつくらいならな」


「分かった!信じるから!」


「「こいつくらい?」」


フィリアは瞬間移動をし、神の地へと向かった


「「もういい!プログラムを壊してあげようか?お前らを崩壊させることなんて、簡単だしさ」」


「それでしか勝てないのか。そうか、神なのに実力では私に敵わないか」


「「は?」」


白炎に重なって黒炎も矢のように放たれる


「「流星群のように!」」


「アマサカ」


「はい」


全て空間移動で消えた


「「は?ならこれなら無理でしょ!」」


全方向、何千人にも分身をする


全てが本体か。しかし一つ一つの力はそこまで。なら、全てを消せばいい話だ


ルティーナは何度もその場で刀を振る。振るたび、その風で分身が大きな傷を負っていく。しかし全てが一瞬で治る


回復されてる


「「終わりだよ」」


その大きな音が響くと共に、後ろを向くと、アマサカとラインスがその両手に挟まれていた。既に殆ど溶けており、ルティーナが様々な個体に気を取られている間に本命の後ろ二人を殺した。ルティーナは溜息を吐いた


救えなかったか……。

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