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死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
37/43

月悪魔

「入らないにゃら、私たちが行くにゃ」


ファースト含む六人が部屋へ入っていた


「ようし、俺たちがやってやるぜ」


「この先が未知なんだろ?」


薔薇を持つ男セカンド、続いて話したのはフォース


「アタシ、楽しみなの」


「行っきますよ。でっは、僕が開きましょう」


サードに続いて話すフィフス。フィフスは棺桶に足をのせ、高笑いしていた


「ほんと、貴方たち最低ね」


「品のないことは辞めるにゃ。それより、早くやるにゃ」


「あら……以外ね」


「すっいません。人をゴミのよう踏むのが好きなんっすよ。そっれより、行きますよ」


フィフスは少し離れると、横に分身を出した。そして、分身がその棺桶を開く


「安全さっく!」


「黙るにゃ。なら、行くにゃ」


ファーストは躊躇わず、すぐに入った


必ず、全てを変えるにゃ


六人全員が入り終えた


「私たちも行くわよ。これじゃまるで、私達が臆病者みたいじゃない」


「仕方ないですね。では入りましょう」


その棺桶を覗き込むと、何も入っていない、どこかの空間に繋がっている。二人も、その部屋を後にした


サカツキ、ミハネも入り口へと到着する。同時に、紫髪の女も到着した


「えっと、どうも……」


「ラインスか。エングランとモレリーヌはどうした?」


「はい……死にました。神クロノスと共に、二人とも」


「そうか……エングランも行ったか。どいつもこいつも早いことだ。さてと、残りは私が全て片付ける」


「私も協力するぞ?」


声の方にいたのはヒカリノだった


「……ヒカリノ……お前が死ぬわけないか。なら早く行くか、神のお家に」


「お姉ちゃん、そんな簡単に信じていいの?」


「声も見た目も全く同じだ。信じて何も問題ない」


ヒカリノは近づいてくる。そしてその距離まで近づいた瞬間、サカツキはヒカリノの腕へと触れた


「さて、審議だ」


サカツキはヒカリノを取り込む。その瞬間、ヒカリノだけが取り込まれた。中からは、その赤い人型の化け物が見えた


「剥ぐなんて酷いよ。折角かわいく創造し直した死体なのに、こんなのってね」


「一つ訊くが、お前がヒカリノを殺した奴か?」


神は笑って答えた


「はいはい、正解。硬い筋肉だったから、少し顎が痛かったけど、あれはあれで癖になる。また食べたくなった」


「私も神を取り込むのが癖になってな」


サカツキが触れようとすると、その間に壁が現れた。しかしすぐに壁を取り込む


見ない能力。ゼウスのやつかな?こう人間に強い能力を渡して。サカツキちゃん美味しそうだから、今度は食べてあげよ


「じゃーさ、教えてあげる。私はアルテミス。感情の創造を主にやってるから、よろしく」


サカツキは瞬間移動をし、真正面から手を伸ばした


お話は好きじゃないみたい


サカツキは触れ、取り込んだ


「こんな簡単なわけ──」


サカツキは既に両手で身体を掴まれ、身動きが取れなかった。後ろへ首を向けると、そこにはハートの形をした顔の、巨大な化け物がいた。巨大な長い手をしており、顔はニコニコと笑っていた


「「はーい、私を怒らせたバツ!」」


能力が使えない……何が起こってる?


「お姉ちゃん?!」


溶かす力で既に腕が溶け、身体から離れていた。肌も溶けてきており、体内が見え始める


「「美しい臓器!!誰が作ったの?ええ、君を作ったのは……あいつだ!感謝しないと、そう、弱肉強食!弱いと食べられるだけ」」


身体は骨まで溶けた。首より上のみが、その手の上に残った。アルテミスはその頭を、口の中へ入れ丸呑み──しようとする瞬間、ミハネがその首を奪い取る


「お姉ちゃんに何してくれてるの!」


ミハネが距離を離すと、ミハネが壁に設置したブラックホールが横向きに伸び、アルテミスを飲み込んだ。アルテミスの姿は消えた


「余裕よ!それよりお姉ちゃん!」


ミハネはその生首へ抱きついた


「「ちょっと、無視しないでよ」」


「え?」


声と同時に、ミハネの首は切られ跳ね跳んだ


ブラックホールに吸い込まれて生きてる?そんなことって……ありえるの?


「どいつもこいつも能力を制限する。だから人間なんかに負けるんだよね。クロノスも、アヌビスも……いや、アヌビスの死因は……不意打ちとしか考えられない?あいつは私側だからね」


アルテミスは元の赤い化け物へと戻る。その目に入ったのは、ラインスだった


「え……」


さっきから洗脳してるけど無理。けど、それを想定して体術も弱いわけじゃない


既に背中から刺されていた


「緊張してるじゃん。そんな攻撃に気がつけないとかさ?それとも弱すぎるの?」


これを生かしたらまずい


アルテミスはミハネの身体にサカツキの顔を接着させた。そして、その身体に乗り移る


「更に背が低いサカツキも悪くない」


サカツキが負けた……全てが終わる

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