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死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
26/43

二年前

フィリア,ルティーナはエングランから一枚,その地図を受け取っていた,強くなったらここに來いと言い残され,


「二人になったね,どうする?ルティーナ,」


「天使は消えたらしいし,一回帰りたい,あの国に,」


「いいね!アンリもいるだろうし!てか,アンリを探そ!ついでに,」


「ついでなのね……,」


二人は來た道を戻っていく,そしてメラアと出会った国,ヒカリノの部屋の前にいた,


「ベタ大丈夫かな?」


「たぶんね……,」


天使消えたんだよね……ベタはいない気がする,フィリアには伝えない方がいいよね,


「ベタ!帰ったよ!!開けるね!」


フィリアは扉を開く,しかし中にあったのは,その白い砂だけだった,


「ベタ……?どこ?」


「やっぱり……ダメだった,」


「ルティーナ?」


「天使は全員消えてるから……ルティーナもいないと思ってた,」


フィリアはその砂を手に取る,


「ベタ……,」


「みんないなくなっちゃうね……もういや,」


「ルティーナ……,」


国を出た,


「ねえルティーナ,私たち,山の方から行ったから,一つ国飛ばしてるじゃん,そこに行かない?」


「いいよ,」


二人は国へと入る,空は曇っていた,天使社会であったこの国は,天使が消失したからか,祭りが開かれていた,


「すごい祭りだね!」


「そうだよね,フィリア,遊ぼ!」


「お金ないけどね,」


「あっ……,」


二人は雰囲気だけでもと歩いていた,屋台も多く,人々は笑顔だった,


「みんな楽しそうだね!」


「うん,そうだね,」


その瞬間,フィリアは肩がぶつかった,


「ごめん,」


「気にするな,子猫ちゃん,」


まさか……,


「「アンリ!!」なんでここに?」


「それはこっちのセリフだ,」


「私たちは……色々あって,とりあえず戻ろってことになった,」


「そうか,色々ってのも聞きたいが,とりあえず屋台を巡るか,」


「アンリ!奢って!お金ない!」


「好きに遊べ,結構持ってきたからな,」


「やった!」

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