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死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
22/43

前夜祭

ヒカリノは横になるルティーナの隣に座る,


「フィリア,ここに座れ,」


ヒカリノが手を置くのは,自分の膝上だった,フィリアはヒカリノの膝上に座る,


なんか恥ずかしい,


「最初は行かせないつもりだったが,気が変わった,お前らを行かせる条件は,バリアの習得だ,極まってないバリアなんて,できても役には立たないが,未來を見るなら価値は大きい,」


世代交代か,この二人のことは,託せばいい,何にせよ,天使だけは,この代で始末をする,


「ヒカリノ?なんで膝上に?」


「全身揉みほぐしだ,ルティーナも後でやってやる,」


「え……いや,私はいいから,先ルティーナがやってもらってよ,ほら,」


その晩,二人の悲鳴が国まで轟く,そこで夜を過ごし翌日になると,七人で先に進む,


「よしフィリア,先に見える木まで瞬間移動だ!」


「任せて!今日は身体が軽いから行けるよ!」


フィリアは大きく踏み込んだ,そして走るが,瞬間移動ではなかった,


「ヒカリノは何をやらせてるのさ?瞬間移動なんて無理って分からないのかな?僕ですら完璧には使えないのに,」


「ヒカリノさまは遊んでるのですよ,」


「だろうな,昔から,あんな軽い感じの女だ,」


私は必ず習得する,バリアを,


ルティーナは常に守る意識をしていた,


私の手に勝敗は掛かっている,終焉まで行き,サカツキを復活させる,それと同時に引けるのがベスト,それまでの援護をエングランの連れに任せ,初月はエングランに任せる,


そして海が見えてきた,するとヒカリノは立ち止まる,


「二日間だけ与える,ここでバリアを習得しろ,もし叶わないなら帰宅してもらう,」


「分かった!やるよ!」


「私も頑張る,」


天使の建物,会議室──,初月は一人,空いているその天井を見上げていた,


神々の尊顔はどうか,神々の力はどれほどか,我に想像はつかないが,一つ分かるのは性悪な奴ら,デルタは死にシータは終わらせた,残りは二人,ベータを今すぐにでも育て上げ,大天使の座へと置きたい,さて,どうなるか,


二日が流れた,


「フィリア,ルティーナ,さっそくバリアを見せてもらう,」


「任せて!」


フィリアがその意識を集中する,ルティーナも同様にすると,ヒカリノはバリアも何もないように二人の額を触った,


「え!バリアない?」


「いや,バリアはある,合格だ,」


「よし!」


「よかったね!フィリア!」


「ほんと嬉しい!」


あるっても,ほんと薄い膜だ,しかし成長だし,約束か,


「作戦を再び伝える,二人は地下から入りメラアの死体を探し出せ,その間にエングランの連れどもが暴れ,大天使はエングランがやる,私は終焉へ行きサカツキを探す,」


「分かってる!メラアは必ず探し出すし,早く終わったら援護に行くから,」


ヒカリノはいつもより硬い雰囲気だった,


「援護は不要だ,それより,逃げることを意識してくれ,エングランたちも私が戻ったらすぐに退く,そして私が戻らなかったら……エングランの判断で撤退してくれ,」


「任せろ,予定では,すぐに終わるはずだ,多く見積もり十五分で戻らなかったら,そのときだ,」


「それで頼む,」


ヒカリノを置いてく?でもそんなこと……,私は一人で助けに行く気がする,身体が動く気がする,どうしよう,ダメなのに,

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