表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
21/43

第二次

ヒカリノ,エングラン,ネラー,ティア,そして巨漢は国を歩きながら会話をしていた,


「改んで,俺の仲間だ,左から,ネラー,ティア,オッド,ネラーの能力は触れた者の能力を少しの間使えなくする,ティアは猫になる,そしてオッドはコネクト,説明は少し長くなるから後だ,」


「そうか,とりあえず,ここで,」


ヒカリノはアパートの一室,自宅の鍵を開けた,エングランたちもヒカリノの後ろから,着いてきている,中にはルティーナとベタが寝ており,隣にフィリアが置いてあった,


目薬か,さて,試すか,そもそも神が真実のレシピを教えたかすら怪しいからな,


ヒカリノはフィリアの目に水滴を垂らそうとした,


「まで,やっぱり俺にさせてくれ,」


「好きにしろ,」


エングランにエキスを渡す,


「ルティーナ,お前も見てろ,」


起きてるのバレてた,


ルティーナは目を開け,その場に座る,フィリアは元に戻っていた,


「フィリア!」


「ルティーナ?」


「フィリア!」


「ルティーナ!」


「フィリア!」


ルティーナは泣きそうだった,


「ルティーナ……この下り飽きた!」


「分かった!」


フィリアは何か頭に力を入れてた,


「おかしい……やっぱり,先が見えない,」


エングランはルティーナへ近づく,


「ヒカリノから色々訊いたぞ,それは収縮というやつだ,一度覚醒をし元へ戻ると,使えていた前世の能力もまとめて消えてしまう,覚醒を使いこなせたとしても,上手く制御できる能力は俺でも三つくらいだ,特に攻撃系能力は制御が難しくて,俺は触れてないんだがな,そんな不安に思わなくてもいい,」


「エングラン……,エングラン!」


「どうした,」


フィリアはエングランを抱きしめた,


「王様だよね,貴方が,」


「俺が王……,まさか,フィリア……お前が姫なのか?俺をどう作った?」


「描いた,能力で描いたんだよ!」


本物だ,姫だ,一の世界で……,


少女は泣いていた,


『痛いよ!助けてよ!』


『なら,私の能力を使用します!これは──,』


「私からの呪いみたいなもんですよ,俺の回復能力を現世まで引き継いでいたのか,」


「貴方のだったんだ,やっぱり!」


「フュテュールの一つ目はフィリア姫だ,」


その後,ヒカリノの部屋を後にしようとした,


「待って!どこ行くの?エングラン,それに,ヒカリノまで,なんでいるの?」


エングランは立ち止まらず,扉を閉めた,


「久々の再会があれで良かったのか?」


「気にしないでくれ,長くいると離れなくなる,それより,初月が終焉にいない今が倒すチャンスになるだろ?」


「もちろんだ,この先,地上にいてくれる保証はないからな,もちろん初月を避け終焉に行けるなら,それがベストだけどな,」


ヒカリノたちは国を出る,その跡をフィリアとルティーナはつけていた,草の中に紛れている,


「ベタは置いてきたけど大丈夫かな?」


「大丈夫だと思う,ベタは強いから,」


しばらく進むと,ヒカリノが立ち止まった,


「フィリアとルティーナか,」


げ,なんでバレたの?


二人は草から出た,


「私でも分かったよ,ヒカリノは嘘が下手,表情にすごい出てたから!行くんでしょ?あの場所に,」


ヒカリノは木刀を構えた,


「二人で私に傷を一つつける,それが同行を許す最低条件だ,」


「邪険にしよって話じゃなくてな,考えてみれば,一つ目の任務を手伝うくらいはさせてやってもいいが──,」


「ダメだ,一つもやらせない,私は荷物を見てるほどに余裕があるとは思わない,」


ヒカリノは全く違う,怖く真面目な顔をしていた,


「いいよ,傷一つ,約束だよ,」


「フィリア……ほんとにやるの?たぶん無理だと思う,だって,あんな強かった……,」


「強い?私たちも強くなってるよ,今は分からない……だよね?ヒカリノ,」


フィリアは黒炎を身体に纏わせた,


「弱音言っちゃった,だよね,私たちも強くなってる,」


ルティーナは刀を取り出した,


「フィリアって子は分かんないけど,ルティーナは見込みがない,僕は一回近くでやったけど,実戦であんなに震えてたら勝てる試合も逃すだけ,」


「下がろう,ヒカリノは危険だ,そして,あいつらの話すよう,成長とやらを見よう,ネラーも少し楽しみにしてるんだろ?」


「もちろん,」


四人は距離を離す,広いその地にて,国を小さく背景に,夜中の戦いが始まった,


「焼き尽くす!」


フィリアは巨大な黒炎をヒカリノへ放つ,


「ルティーナ!」


「あれね!」


ルティーナは黒炎を追うように走る,


ルティーナを隠して不意を突く,貫通の二段構え!


黒炎が消えると同時,ルティーナは刀を持つ方,右手首が掴まれていた,


黒炎を回ってきたの?うそ……,


なんであんな場所に,ここで打ったらルティーナにも当たる,


ルティーナは掴まれる痛みで刀を地へ落とした,


「フィリア!」


「頼るな,すぐ無理と悟らず,新しい手を考えろ,それに身体も弱々しい,まー,短期間で変わるもんじゃないがな,」


フィリアは片手に黒炎を纏い,ヒカリノに殴り掛かる,


「お前らの弱点は,遅すぎる,ただ貫通してるだけの能力で勝てるほど甘くない,」


フィリアを思い切り投げ飛ばすと同時に,左手で刀に手を伸ばすルティーナを地へ叩きつけた,地には巨大な穴が作られた,


「エングランさま,よろしいのですか?仮に合格したとしても,ボロボロになった二人を連れていけばお荷物になるではないかと,」


ティアはそう訊く,


「問題ない,結局危険な仕事はやらせない,もしヒカリノが何か狂ってさせようとしたら,俺があいつを殴る,」


フィリアは立ち上がると,黒炎を何発も飛ばす,


こんなの当たるわけない,それにルティーナは大丈夫?どうしよう,何か一発逆転をしないと,


ヒカリノは既にフィリアの後ろにいた,


「目で追うのは難しい,気配で感じろ,」


「分かったよ!気配ね!」


ルティーナは起き上がる,


何か策を考えないと,傷の一つもつけれない,


「行くぞーーー!!!!」


普段物静かなルティーナが,そう叫ぶと,フィリアとヒカリノの視線を寄せた,ルティーナは思い切り地を踏み込んだ,


瞬間移動!!


大きく前へ転んだ,すると,痛そうに足を押さえ始めた,


ええ……ルティーナのやつ捻ったのか……,ったく,仕方ないな,


「フィリア,とりあえず,ここまでだ,」


「ルティーナ!大丈夫?」


フィリアとヒカリノはルティーナの元へ駆けつけた,


「ルティーナ!何が合ったの!?」


「瞬間移動……したかった,」


「ルティーナ……,」


「あの身体の脆さでは不可能だが,チャレンジする心は大切だ,偉いな,ルティーナ,」


ヒカリノはルティーナの足に触ると,靴を脱がせた,


「ルティーナ,ヒールを極めるぞ,ヒールってのはな,思い切り治るよう意識を──,」


「悪いなヒカリノ,ルティーナには俺の能力が付与されている,」


「おまえの能力が?そうか,なら仕方ないな,ルティーナは守る意識をし,バリアを習得しろ,」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ