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死ななき駒は打ち砕く!  作者: 中西かえで
本編
14/43

神施設

地下は静かで配線や捨てられる予定のゴミがまとめてある,メラアは何があってもいいよう常にドラゴンを出している,


「全く,ほんとに何もないわね,ここ破壊したら停電させたりできないかしら?」


しばらく進むと,階段が見えてきた,上に続いており,その先からは明らかなる天使たちの気配があった,


「先頭はフィリアよ,未來余地で安全な道を探してちょうだい,」


「まかせて!」


フィリアは扉を開こうとする,


まだ,今は外にいる,


「今なら行ける,三つの分かれ道があるけど,どっちに進めばいい?」


「真っ直ぐ,三階の階段はそれがいちばんはやい,」


「おーけー!」


フィリアは走り出す,ベタ,メラア,ルティーナも背を追い走る,目の前に一人天使がいた,


まずい!欲張って走りすぎた!


その瞬間,天使が視界から消えた,景色が変わり,振り向くと天使がいた,天使は戸惑った様子だった,


「ベタの力!」


「ナイスベタ!」


再び走り,二階を抜け扉を開けた,その中に入ると,階段があった,


「ほんと助かったよベタ,」


「便利な能力を持っているのね,」


「ベタの見てる人や物の位置を替えれる,今はベタたちを前に飛ばした,ちなみに視界に入ってなくてもベタは飛べる,」


「えらいね!ベタ!」


フィリアは抱きついた,


「フィリア,アンリ怒るよ?」


「あいつは大丈夫,お姫様が好きなんでしょ?」


「そういえばそうだった,」


階段を上がると,三階,   


何これ……デルタと会ったときみたいに,動けない,身体が怯えてる,


大天使がいる,私が始末するわ!


デルタじゃない,けど,私はデルタで慣れてる,


そこには遊具などの遊び場,風呂場,トレーニング&スポーツルーム,カラオケルームなど,遊び場が充実としていた,そこには一人,女がいた,長い銀髪にサイドテールの女,眼鏡と黒い帽子をしており,背には巨大な翼があった,背は高く,二メートル弱はある,


「ニンゲン?ベータちゃん悪い子,アルファの妹じゃなかったら死刑になるぞ?」


「あいつガンマ,アルファの犬,」


この子,この歳で口厳しいわね,


「ほよほよ,私がアルファの犬ってのは,聞き捨てならないぞ,」


ま,意図的にアルファは避けてるんだけど,


「ガンマ!お前は私が倒す!」


「ほよほよ,無理じゃない?相手が悪いというか,そんな子供四人で向かわれても歯ごたえはないぞ?」


「おばさんが痛い口調使ってて大丈夫?」


ガンマの表情は変わり,フィリアを鋭い目で睨みつけた,


「ほよほよ,怒ったぞ,全員始末するぞ!」


「フィリアは大天使を怒らせる天才,」


「だって,ほんとなんだから,」


「全員,ガキ共を始末して!もうベータも殺せ!アルファのやつを地獄に落としてやるぞ!」


何体もの天使が現れた,灰色でないことから,中天使と分かる,


「こんなにいる?なんで?」


「ガンマの能力,視界の中なら自由に中天使を出せる,けど,アスアよりも,すごく弱い,」


「なら全員倒す!」


襲いくる中天使たち,フィリアは片手に黒炎を出し,顔を次々に焼いていく,


あれが黒炎,デルタの言ってた通りだぞ,


ルティーナも次々に首を切っていく,その間,ベタはメラアの近くで守られながら立っていた,


「ベタ戦えない,」


「私たちに任せておきなさい,」


ドラゴンは多くの天使を焼き尽くした,


「私は奴を消すわ,他は全員,次に行きなさい,」


「迷わないからね,行くよ!」


フィリアはベタを手に持ち,突っ走る,ルティーナが背を追う,


「ほよほよ,行かせないぞ,」


中天使が扉を塞ぐよう出てくる,


「アホね,」


メラアの声にそちらを向くと,巨大な炎が飛んできていた,ガンマが再び振り向くと,扉は開いており,既に行かれていた,


「クソガキが!」


天使の能力は視界に入るものが対象,つまり,挟み込めば片方からは中天使が消える,


「私よ,覚えてないかしら?」


「知るか!もう許さないぞ!」


私,あの戦い,ほんとに何もしてないから,仕方ないわよね,けど,今は違うわ,実力は伸びてなくても,恐怖の感情が薄いわ,


三人は先へと走る,その間に,目の前からルミアの姿が見えた,ゆっくりと歩いており,一定の距離になると互いに立ち止まる,


「ルミア!」  


「ここまで辿り着きましたか,しかし,行かせるわけにはいきません,私にも守りたいものがありますから,」


「となると,私たちは返してほしいものがある,今の私は前とは違うよ!ルティーナは先に行って,」


「行かせませんよ?」


「どけ!」


フィリアはルミアの方へ走る,そして近くなると,片手に黒炎を出す,その瞬間,フィリアの動きが止まった,まるで時が止まったように,


あの時と同じ──,


「これは私の能力です,半径五メートルの者に恐怖を与え,その恐怖に負ければ動けなくなる,恐怖だけで言うのなら,アルファにも匹敵します,」


頭が……怖くて回らない,

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