表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

モンスター討伐

鹿討伐をするためにモンスターの出る森に向かう2人。


ギルドで防具を戦闘使用に変える。

「その背中に背負っているのは弓?」

「そう。基本は弓が得意だからいつも弓を使って討伐しているの」

そうか、色々な武器があるのか・・・

孝雄はどの武器を使おうか考えながら着替えるのだった。


森に向かう道中でキャルルが話しかけてくる。

「武器を何も持ってないわよね?とりあえずこの剣をあげるわね」

歴史の教科書で見たような西洋の剣を渡される。

「この剣は獣、今回戦う鹿とか狼と戦うときに使いやすいように軽くなってるのよ」


孝雄はキャルルから【軽い剣】をもらった。

ここらへんはゲーム世界っぽいななどと考えながら歩いていると、

奥の木の後ろに鹿が居るのが見えた。


「気を付けてね。鹿は人を見つけると襲ってくるの」

「この世界のモンスターは気性が荒いからであったら注意が必要よ」

キャルルが丁寧に鹿の特徴を教えてくれる。初心者にはありがたい。


「それじゃあまずは1人で戦ってみて。危なかったら援護するから」

前言撤回。初心者に1人で戦えとは全くありがたくない提案だ。

「キャルルは戦わないのか?」

「私が戦ったらトレーニングにならないでしょ?」

「ああ、そうかもな・・・」

苦笑いで対応する。


そんなことを考えていた時、鹿はこちらの存在に気付いて孝雄のほうへ駆けてきた!

孝雄の想像以上に鹿の動きは早く、こちらの動きが間に合わない。

「危ない!避けて!」


キャルルの叫び声が響いたが体を上手く動かすことができず鹿の角が肩に少しかすってしまう。

「痛っ!」

鈍痛が肩を襲う。キャルルがこちらに駆け寄ってくる。

「ちょっと大丈夫?」

「少しかすっただけだよ」

痛みは感じたが、鹿が方向転換をしてまたこちらに向かってきているのが見えた。

「また来るぞ、後ろに下がって!」

とっさに体が反応し、剣を振りかざすと鹿が倒れていた。

「お疲れ様、まあ最初はダメージを受けてもしょうがないわね」

あっさりといってくれる。どうやらキャルルはサバサバした性格のようだ・・・


その後、鹿を数体倒して一端クエストの結果報告をしにギルドに帰ってきた。

アメイアさんに今回のクエストの結果を報告し報酬を受け取る。

「それじゃあ行きましょうか?」

ギルドの出口に着いたところで後ろから大きな声が聞こえてくる。


「アメイアさん!魔族の情報はまだ無いのか?」

「そうですね。ここの所めっきり情報が入ってきませんね」

「そうか・・・。あいつらどこに潜んでやがるんだ?」

槍を背負った男性がアメイアさんに話しかけていた。

「まあまあ。そう焦ってもしょうがない、他のクエストを受けよう」

他の男性が提案する。どうやらチームのようだ。

そんな光景を見ながらギルドを後にする。


宿泊はこの村の宿泊施設で休むことにした。


次の日、他のクエストを受けようと提案してきたキャルルに聞いてみる。

「なあ、他の武器は無いのか?ちょっと色々と試してみたいんだけど」

キャルルが少し考え込む。

「そう。まあ色々見てみるのもいいかもね」

よし、とキャルルが頷いて地図を開く。


キャルルと武器を見て回ったが大まかに種類は【剣】【弓】【槍】【杖】があるようだ。

剣以外も試しに使用してみたが、剣よりもうまく使えるものが無いので

使用武器は変わらず剣のままに決まった。

杖はどうやら魔法が使えるようなのでとりあえず買っておいた。いずれ魔法も練習しよう。

防具も見たがこの村には機動性がなくなる大型の服が主流のようだ。

キャルルのアドバイスもありとりあえずここでの購入は軽い部分当てを買うことにした。


一度ギルドに寄って次のクエストを受注しておく。

「次のクエストは鷹を討伐します。上空の相手なので魔法を練習してね」

「よし、行こうか」

鷹を討伐しに森に入っていく。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ