表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/176

第73話 VSケライノ[前編]

前回までのライブ配信。


アイリスは第六席のカクギス、第五席の『切断』シャザードと連戦する。

カクギスには敗れたが彼の寸止めで戦いは終わり、シャザードには切断が低温脆性(ていおんぜいせい)で行われていると看破して辛勝する。

その後、カクギスは残りシャザードは去ったが、アイリスを狙うハルピュイアの『黒雲(こくうん)』ケライノが近づいてきていた。

 最初は向かってきてるのが大きな魔術の塊かと思っていた。

 ただ、それは間違いだった。

 魔術は、空から地上まで目に見える全ての空間に広がっている。


 近づいてくると、そのとんでもなさに何かの間違いじゃないと思ってしまう。

 そして、中心には強烈な魔術が存在していた。


 広がり続ける雲もこの魔術の影響だろう。

 温い風がずっと吹いている。

 嵐の直前のようだ。

 これを全て『黒雲(こくうん)』ケライノというハーピーが魔術で起こしているということか。


「名前はカクギスさんでいいんですよね?」


 ボクは第六席のカクギスさんに話しかけた。

 彼はまだレンさんの肩に剣を突き刺した体勢のままだ。

 レンさんは痛いはずなのに無表情だった。


「それでよい」


「分かりました、カクギスさん。これからどうするつもりですか?」


「加勢するぞ。お主が望むならだが。化け物を迎え撃つつもりなんだろう?」


「――理由を聞いてもいいですか?」


 加勢してもらえるのはありがたい。

 でも、どういうメリットがあるんだろう?


「お主に願いを聞いて貰いたくてな。あの馬上(ばじょう)の娘についての話だ。無理なら断っても良い」


 ――娘?

 男の子だと思ってた。


「分かりました。ボクに出来そうなことなら」


 考えてる余裕はない。

 それだけ応えてカクギスさんを信じることにした。


 いつの間にか上空にまで黒い雲が覆い被さっている。

 強い雨も降ってきていた。

 魔術の範囲は想像を絶するほど広い。

 ここから野営地まで全て飲み込むほどだ。


「どうした?」


「本当にあれと戦うのかと怖じ気付いているところです」


 今、魔術の中心は野営地付近だ。

 ケライノはすぐにここにやって来る。


「素直だな。ところでこの男どうする?」


「止血だけします。合図をしたら剣をゆっくり抜いてください」


 ボクは素早くレンさんの傍に寄る。

 彼に「大丈夫ですか?」と聞いてみたけど、「問題ない」と言われただけだった。

 神経の伝達を止めてから剣を抜くときに電気を起こし止血する。


「ほう。――来るぞ」


 カクギスさんはレンさんの肩から抜いた剣を地面に突き刺した。

 大きな突風が迫る。

 強い雨のせいで波が水しぶきを上げているように見えた。


 ボクは可能な限りの範囲で、正面の空気の分子を左右に分ける。

 ボンとバンの中間くらいの激しい音が響き渡り木霊する。

 大きな突風はそのボクの魔術で阻まれた。


 そこに猛スピードで迫る影。

 見たこともないような魔術の濃度。


 ――あ。


 迫るそれに反応が遅れた。

 筋肉を動かす神経の電子を見て動くのに慣れすぎていた。


 風景がスローモーションになる。


 目の前にいるのは確かにパーピーだった。

 老婆のような顔に上半身は裸の女性。

 腕は翼になっていて下半身は猛禽類(もうきんるい)のような怪物だ。


 咄嗟に自分自身に風をぶつけて転がった。

 地面を転がる痛みと同時に、時間の流れが元に戻る。


 魔術の塊は通り過ぎていた。

 ボクの元居た場所には剣を振り切ったカクギスさんが居る。


「あやつ、あれを避けるか。気を付けろ、反応が速い」


 ≫つーか何があった?≫

 ≫今、どうなってるんだ?≫


 ボクはケライノを目でも追った。

 羽ばたきながら空に上っていく。

 雨のしぶきの中、こっちを向いたのがギリギリ見えた。


 ギィイヤァァァ!


 頭が割れそうな不快な音が響き渡る。

 思わず顔をしかめてしまう。

 ただ、左目だけは配信のために開け続けた。


 ≫うるせぇw≫

 ≫【音量注意】≫

 ≫イヤホン民逃げてー≫

 ≫この音、ケライノって奴が出してんの?≫


 少し離れた場所の騎兵隊の馬が暴れ回っている。

 カクギスさんは顔をしかめながら宙を見上げていた。


 不快な音はずっと響き続けている。


 空間全てに電気が走ったようにビリビリとした不快感がある。

 魔術の力は感じるけど、拡声の魔術は使ってなさそうなことだけは分かった

 素でこの声を出せるのか。


 ――あれ? 拡声?


 音って空気を伝わるんだっけ?

 じゃあ空気を戻してあげるとどうなるだろう。


「あー!」


 ボクは大声を出した。

 そのままだと不快すぎて集中できないと思ったからだ。

 可能な限り大きな範囲に逆メガホン――円錐(えんすい)をイメージして風の魔術を使った。


 ≫ど、どうした?≫

 ≫これアイリスの声?≫


 ボンという鈍い音と共に強い風が吹いてくる。


 ただ、こっちに来る風は円錐の底の方だ。

 飛ばされるほどの風じゃない。


 一方のケライノに向かった風は――。

 強烈に圧縮された風がケライノに向かうと、彼女は羽ばたくのを止めてそれを避けた。


 え? どうやって気づいた?

 ――あ、そうか、空気が見えているのか。


 風の魔術を使えるということは、たぶん空気の動きも見えてる。

 反応も速いのなら、遠くから風の魔術を放っても当たらないかも知れない。


 ただ、不快な音は消えた。


 急降下してきたケライノは地面スレスレで方向を変え、ボクに突っ込んでくる。

 ボクは円錐の風の魔術を彼女に向けて放った。


 それに気づいたのか、彼女は翼を折り畳み、身体を回転させながら突っ込んでくる。

 風は当たったけど、少し勢いを削いだだけで突破された。


 そのボクの前にカクギスさんが立ちはだかる。

 気配なく剣を振り上げている。


 そして、ケライノが来るタイミングに合わせてその剣を振り下ろした。

 しかし、ケライノは片方だけ羽を広げて振り下ろされる剣を避ける。


 ボクはそのケライノの真上から風の魔術を当てた。

 彼女は風に気づいたみたいだけど、為すすべもなく地面に衝突する。


 時速100kmは出ていた。

 その速度で地面を転がったんだから、ダメージはあるはずだ。


 でも、彼女は転がりながら体勢を整え、空高く舞い上がっていった。

 すぐに高すぎてほとんど点な状態で止まる。


 なにをするつもりだろう?

 ボクは風の魔術をいつでも発動できるように準備した。


 ふと、地面の空気が一気に上空に吸い寄せられているのに気づいた。

 範囲はかなり広い。


 空気を上空に集めている?

 ボクも風の魔術を使って対抗しようと思うけど、どこから手をつけていいか分からない。

 ケライノ本体を攻撃しようにも高すぎて届かない。


 カクギスさんの方に視線を向けると、彼もボクの方を見ていた。


「――これから何が起きると思います?」


「風を使って何かするつもりだろうが見当もつかんな。お主の方が分かるのではないか?」


「かなり広範囲で空気が上空に向かっていっています。考えられるのは竜巻です」


 さすがに雲にまで届いているかどうかは分からないけど、その辺りまで魔術は感じる。

 雲までの上昇気流なら考えられるのは竜巻だ。


「お主の使うアレか」


「いえ、もっと威力があります」


 空の雲が渦状になり、あっと言う間にその渦が地上に延びてくる。

 明らかにまずい。

 騎兵隊や鉱山奴隷の人たちもいるのに。


「何とかする(すべ)はあるか?」


「い、いえ、思いつきません。魔術無効(アンチマジック)はどうですか?」


「試した範囲では無駄に終わったな。――俺をあの怪鳥まで飛ばしてみるというのはどうだ?」


「え? さすがに高すぎるんですけど」


「お主も飛べばいいだろう」


「そもそも楯がないとちゃんとは飛べないので」


「そういえば乗っていたな」


 そんなことを話している間に竜巻は激しくうごめきながら地上に延びてくる。

 騎兵隊や鉱山奴隷の人たちを見ると逃げまどっていた。


 仕方ない。

 カクギスさんなら大丈夫だろう。


「ボクが楯代わりになりますので、お腹辺りに乗ってください」


「待て。今、お主の(はら)に乗れと聞こえたが」


「言いました。時間がありません。ボクの鎧の部分に片足を掛けてください。これ、返します」


 話しながら鞘を外して剣ごとカクギスさんに渡す。

 そしてボクは斜めになり、肩甲骨と腰の三箇所に風を当てて身体を支えた。

 両足はまだ地面に着いてるけど、風が巻き起こってホバリングしてるみたいだ。


 兜をかぶっているとはいえ、風で頬にまとわりつく髪が邪魔だった。


「年頃の娘の腹を踏むというのは気を遣うな」


 そう言いながらも迷いなくボクのお腹辺りに足を掛けてくる。

 話が早くてやりやすい。


「ふっ――ぐほっ」


 ≫大丈夫か?w≫

 ≫おい、今女の子から出ちゃいけない声が!≫


 完全に油断していた。

 男の頃の意識で大丈夫だと思っていたけど、今の身体だと弱音を吐きそうになるくらいキツい。

 考えてみれば腰はかなり細いし筋肉もなかった。


「無事か?」


「す、すみません。お腹は止めて腰側に乗って貰えますか?」


 腰の鎧は骨盤で支えている。

 骨盤はシートベルトに掛けるくらいだから大丈夫だろう。

 男の頃より少し広くなってる気がするし。


「立たないでくださいね!」


 周りの風を背中に集めて慎重に浮いていく。

 風圧の量は十分なので、浮くの自体はうまくいった。

 でも、やっぱり重たい。


 あと、首や足を筋肉だけで保っているので辛かった。

 考えてみればV字腹筋しているようなものなので辛いのは当たり前だ。


 ボクはそれを風を当てることで対処した。

 頭や足を風で支える。

 何というか死海みたいな浮力の高いところでビート板の上から人に乗られている気分だった。


 首を傾げるカクギスさんにボクは大きく頷いて、上昇する。

 最初は負担のないようにゆっくりと、徐々にスピードを上げていく。

 まずは竜巻圏内からの脱出だ。


 目標のケライノは魔力の中心なので見なくても分かる。

 剣が届く間合いに入れば、あとはカクギスさんが何とかしてくれるだろう。


 ボクはケライノをホーミングすることだけ心がけた。


 彼女に近づいていくと、ボクたちに気づいたのか耳障りなあの声を出してくる。

 飛んでる風の音で少しは聞こえにくい。

 でも、そもそもの音量自体が大きいし、耳障りなことに変わりはない。


 ボクの魔術はまだ届かない気がする。

 それならいっそのこと。


 カクギスさんの左足首を強く握った。

 そして思いっきり速度を上げる。

 すぐに雨の中のケライノの姿が見えてきた。


 カクギスさんを見ると、一瞬だけ目が合う。

 そのタイミングで口角を上げられた。

 ――斬る気だ。

 彼は腰を僅かに落とし、剣を構えた。

 それを見てケライノは上空に舞い上がる。


 え? 逃げた?

 彼女を追いかける。


 彼女はそのまま上昇し雲の中に入っていく。

 ボクたちもその雲に飛び込んだ。


 辺りは一面灰色で視界がかなり悪い。

 カクギスさんを見ると彼は目を閉じて気配を探っているみたいだった。

 彼も空間把握することが出来るのだろうか?


 そんなことを考えていると、ふと思い出した。

 忘れてしまっていたボクがカクギスさんと戦う前に彼に教えて欲しいと言った内容のことだ。


 彼はボクより先にメテルス副官率いる騎兵隊の存在を知ることができた。

 それはどうやったのか教えて欲しいという話だったはずだ。


 空間把握はカクギスさんの方が上か。

 なら、見通しの悪い雲の中でもケライノの場所は分かるだろう。

 斬るのは彼に任せて大丈夫なはずだ。


 ボクはとにかくケライノに追いつかないと。

 彼女の飛ぶスピードはかなり速い。

 追いつくどころか、少しずつ距離が離れてる気がする。


 ボクの方は安定させることに必死でスピードは二の次になってしまっていた。

 ボクだけじゃなくて、カクギスさんの身体も風の魔術で支えてるし。


 もう風をいくつ制御してるか分からないけど、使えるだけ使って安定させている。


 しばらくして雲を突き抜けた。

 閉塞感や籠もった音の響きから解放される。


 ケライノは高度を上げずに雲に沿って旋回しはじめていた。

 スピードがあるからか、(えが)いた()は大きい。

 ボクの後ろにでも回り込むつもりだろうか?


 顔をケライノの移動方向に向けた。

 空、雲、その向こうには大地が広がっている。

 その空と大地の境目を、身体を傾けたケライノが進んでいた。

 傾いてるのは効率的に曲がるためだろう。


 ≫旋回中の敵を追いかけるなら方法があるぞ≫

 ≫一旦高度を上げてから落ちるのがいい≫

 ≫上昇を曲がるためのブレーキ代わりに使う≫

 ≫下降は落ちるエネルギーを加速に使う≫


 え?

 どういうことだ?


 ≫いきなり何の話だよw≫

 ≫航空機の戦闘技術の話じゃ?≫

 ≫すまん。コメントするの初めてでな≫

 ≫とにかく旋回中に追うなら急上昇して降下≫

 ≫ハイGヨーヨーの話?≫

 ≫そうそう≫

 ≫ドッグファイトの基本中の基本だな≫

 ≫位置エネルギーと速度をうまく使っていく≫


 ドッグファイト?

 位置エネルギー?

 2つとも単語だけは知ってるけど何を言ってるか分からない。


 とにかく、複数人が言うくらいだからやってみる価値はあるのかな?


 上昇をブレーキ代わりに使えばいいんだっけ?

 ボクは風の魔術の強さを変えないで上昇した。

 当たり前だけど上昇の分、スピードは遅くなる。


 この遅くなったことを利用して曲がる。

 左に曲がるので身体も少し傾ける。

 Gが掛かり乗っているカクギスさんが重くなる。

 でも、このくらいは耐えてみせる。


 ところで、いつ降下始めればいいんだろう?

 スピードを落とす必要がなくなったら降下し始めればいいんだろうか?


 ボクは自分の考えを信じて、ケライノまで直線で行ける状態になってから降下を始めた。

 一旦降下を始めると、ドンドン加速していく。

 あの速かったケライノに近づいていった。


 こうやって位置エネルギーを速度に変えていく訳か。


 ただ、向かい風は強いのでカクギスさんの後ろからも強い風を送って調整した。

 前後からの強風に挟まれてるわけだけど、これ息出来てるかな?

 呼吸を見てみても一応は問題ないみたいだけど。


 そして、ケライノに迫る。

 カクギスさんも低い体勢のまま剣を構えた。


 どこを斬るのが一番効果的だろう?

 やっぱり翼かな。


 急降下しながら位置を調整する。

 ケライノがぐんぐん迫る。


 そして、追い着いたそのときにカクギスさんが剣を振るった。

 しかも2回。

 1回は持っていた剣で、2回目はボクが返した鞘に収まっていた剣。

 それでも、彼の体勢が崩れないのがすごい。


 通り過ぎてからすぐにケライノを見ると彼女の背中が見えた。

 あれ?

 下から見てるんだから見えるのはお腹側なんじゃ?


 ボクはスピードを殺さないようにゆるやかに反転上昇してケライノに向かった。

 カクギスさんが上に剣を突く。


 しかし、その剣は反転したケライノの足で弾かれた。

 彼女の足は鳥のように爪が3つに開いている。


 続けてカクギスさんは爪で横凪ぎに攻撃を受けた。

 それをクロスした2本の剣で受ける。

 ただ、威力が強く、カクギスさんは弾き飛ばされる。


 あっと思うと、カクギスさんは空中に投げ出されていた。


 ボクもケライノもスピードが速かったので、カクギスさんはすぐに遠くに行ってしまう。

 慌てて追いかけようとするが、ケライノがボクに向けて爪で攻撃してきた。

 老婆のような顔がボクに迫る。


 慌ててケライノとボクの間に風を起こし引き離す。


 そこで、カクギスさんの落ちた辺りから魔術の反応があった。

 反応はかなり大きい。


 再びケライノがボクに迫ってくる。

 魔術の反応が上空からあった。

 位置的には真上に近い。

 そして、剣が太陽を反射させて光るのが見えた。


 ――そういうことか。


 それなら、彼の落下速度が速い方がいいよね?

 位置エネルギーをうまく使ってもらおう。

 ボクはそのまま地上に向けて落下していった。

 ケライノが追いかけてくる。


 また雲の中に突入する。

 ケライノは目視で見える距離に迫っている。

 彼女も速度を上げるが、ボクも速度を上げた。


 雲を抜ける。

 近づく地上が見えた。

 ボクは全力で逆メガホンで集中させた突風をケライノの中心に放ち続けた。

 強烈な風をお腹に受けた彼女は、何か液体を吐きながら再び雲の近くまで吹き飛んでいく。


 まだだ。


 ボクも下から突風を当てて、落下を止めて上昇を始める。

 Gがキツくて意識が飛びかけた。

 急速に視界が狭くなって色がなくなったのに驚く。

 それに耐えて上昇していく。


 来る!


 ボクはカクギスさんが雲から現れるその瞬間に、ケライノの顔だけに集中させた突風を当てた。

 顔だけなら身体の重心は動かない。

 でも、完全に無防備な状態となる。

 鉱山奴隷との戦いで経験済みだ。


 反応が人のそれではないケライノでも、無防備な状態で達人の攻撃を受ければ――。


 雲間からカクギスさんが現れる。

 (ひらめ)いた剣筋が稲妻のようにケライノを通り過ぎた。

 遅れてケライノの片翼(かたよく)が切り離されているのが見えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ