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第58話 サイン

「おい、朝だぞ」


 朝、カウダ隊長が呼びにきたところでボクの「早く寝ないと」という焦りは終わった。


「おはようございます。もう朝ですか」


「どうした? 眠れなかったか?」


「はい。せっかくベッドまで借してもらったのにすみません」


 ベッドから起きあがってから返事をした。

 ここはカウダ隊長の部屋で、隊長の好意で使わせてもらっている。


「意外とかわいげがあるな」


「『意外と』ってなんですか……」


「そのまんまの意味だよ。首席副官にケンカ売るわ、鉄壁のヘルディウスにケンカ売るわ」


「あの? ボクからケンカは売ってませんからね?」


「なんでもいいさ。隊に迷惑を掛けなければな」


「気持ちの上ではボクも迷惑掛けるつもりはないんですけど……」


「いい心がけだ。行動もそうあって欲しいものだな」


「善処します」


 そう頭を下げた。

 顔を上げるとカウダ隊長がボクの顔を見ていた。


「性根は悪くないか。これは聞こうかどうか迷っていたんだが」


 隊長は少し前のめりになる。


「真面目な話だ。アイリス。お前何者だ?」


 そう言って、ボクの目をまっすぐに見てきた。

 すぐに、『ただの包帯兵です』とスルーしようと思ったけど、それはマズそうだなと直感する。 


「答えにくそうだな? その時点で何かあるのはバレてるようなもんだぞ?」


「そうなんですけど、話していいものかどうか迷ってます」


 ボクもカウダ隊長を見た。


「そうだな。じゃあ他言はしないってことはどうだ? それとフィリップス首席副官から止められてることは言わなくいい」


 あ、首席副官ってフィリップスって名前なんだ。


「――どうして首席副官に話を止められてると思ったんですか?」


「あの坊ちゃんが俺にアイリスのことをいろいろ聞いてきたからな。馬鹿でも気付く」


 ――あの首席副官!

 人に話すなと言っておいて自分から漏れてるとか。


「分かりました。えと、ボクはそもそも剣闘士をしていて――」


 ボクはカウダ隊長に皇妃に嫌われて娼館に売られそうになったことから、素人だったのに剣闘士として戦ったこと、包帯兵になったことまでを話した。


「そうか。噂の女剣闘士はアイリスのことだったか。しかし、よく無事で生きていられたな」


「本当に運が良かったと思っています」


「運ってお前――。はっは、まあいいか。ウチの隊に幸運の女神様が遣わされたわけだ」


 ボクは苦笑いを浮かべた。


「なんだ? 幸運の女神呼ばわりはイヤか?」


「ええと」


「俺も運だけとは思ってねえよ。でも、案外そういう話があった方が隊の奴らは喜ぶもんだ」


 彼はニッと焼けた肌に白い歯を見せる。

 多少誤解があるみたいだけど、それはいいか。

 幸運の女神というより女神がイヤなんだけど、名前が虹の女神アイリスじゃ笑い話にもなってないし。


「で、運だけじゃないというならアイリスは何ができるんだ? でかいドラゴンひっくり返したって聞いたが」


「できることって魔術の話ですか?」


「ああ。俺は使えるもんは何でも使う主義でな」


 どこまで話していいんだろうか?

 配信のコメントは特にないな。


「言いたくなきゃ言わなくてもいいが」


「分かりました。円形闘技場(コロッセウム)では見せてるので問題はないです」


 ボクはドラゴンをひっくり返したのが風の魔術であること、楯があれば宙を飛べること、治療の際に痛みをなくしたり止血できること。

 あと、空間把握が使えることを具体的に伝えた。


「――そんなの聞いたことなねえぞ。頭が追いつかねえ」


「ボクも自分が生き残るためならある程度手段を選ぶつもりはありません。何か活用できそうならお願いします」


「そうだな。風は魔術兵隊がいるからそっちに任せりゃ大丈夫だろ。使えるのはその空間把握ってやつだろうな。把握できる範囲はどれくらいなんだ?」


円形闘技場(コロッセウム)のアリーナくらいですね」


 半径50mくらいだろうか?

 もうちょっといけそうな気もしたけど、あまり期待されても困るので確実なところを言っておこう。


「ふーむ。隊の周りを警戒する分には十分すぎるな。よし、周辺を警戒して攻撃や伏兵がいるなら何か俺に合図をよこせ」


「合図ですか?」


「ああ。角笛(つのぶえ)は吹けるか?」


「角笛ですか? 吹いたことありません」


 吹いたことどころか見たこともない。


「かー、そうか。困ったな。何かそういう合図に使える魔術はないのか?」


「大声じゃダメなんですか?」


「声だと聞こえないことがある」


 宙の圧縮空気を開放して音を出そうかと考えた。

 でも、風の魔術を使ったときに勘違いされそうだ。

 あとは、風をカウダ隊長にぶつけるとかも考えたけど、普通の風と見分けがつかない可能性がある。


「カウダ隊長! いらっしゃいますか? 会議のお時間を過ぎています」


 部屋の外から声がした。


「まずいな。もうそんな時間か。どんな合図がいいかはアイリスに任せる。出撃までに考えておいてくれよ」


 え? 丸投げ?

 でも、仕方ないか。


「分かりました、考えておきます。いってらっしゃい」


 隊長は慌てて出て行った。

 ボク1人になる。


 ≫どういう状況? おはようでいいのか?≫

 ≫時差あると変な感じだな≫

 ≫こっちは昼だからなw≫

 ≫8時間差なんだっけ?≫

 ≫さっきのオッサンが隊長?≫


 空気を読んでたのか、一気にコメントがついた。


「日本の皆さん、おはようございます」


 ≫しゃべったあ!≫

 ≫会話が成り立つ、だと?≫


「今は部屋にボク1人なので話せますよ。コメントはいつも見てて助けて貰ってます。ありがとうございます」


 ≫いやいや、こっちこそ見てて楽しいわ≫

 ≫救われた……≫

 ≫てぇてぇ≫

 ≫なんまんだぶなんまんだぶ≫


「まだ生きてるので念仏はちょっと」


 笑いながら突っ込む。

 なお、『てぇてぇ』というのはネットスラングの『尊い』を更に崩した言葉だ。


 ≫やり取り出来るとやっぱいいな≫


「ローマを出発してからこういう機会はなかったですからね。ボクもほっとします」


 ≫質問とか今言ってくれれば伝えとくぜ?≫

 ≫時間ないんだろ?≫

 ≫それいいな!≫


「そうですね。ちょっと待ってください」


 ボクは質問がないか考えてみる。


「出発前、コメントで(あぶみ)がチート武具って話がありました。それがある場合とない場合では、何が違うのか分かる人に教えてもらいたいです」


 行軍中にローマの馬には鐙を使っていると副隊長に教わった。

 彼が言うには、日常生活でも軍でも馬に鐙は必ず使われていたそうだ。

 そのとき、コメントでは大した反応がなかった。


「あと、ローマ軍の一個軍団には、槍の騎兵隊、複合弓の騎兵隊、ロングボウの弓兵隊、魔術兵隊、歩兵隊がいるようです」


 ≫魔術兵までいるのか≫

 ≫さっきの隊長との話しで出てきてたな≫


「そうですね。風の魔術を使うみたいです。副隊長の話では、それで相手の矢を届きにくく、こちらの矢を届きやすくするみたいですね」


 ≫なるほどな≫

 ≫フクゴウキュウって複合弓だよな?≫

 ≫ロングボウと2種類使ってるのか≫

 ≫どっかにまとめとくわ≫


「お願いします」


 ≫他には質問ないか?≫

 ≫つーか、サイン決めておいた方がよくね≫


「サインですか?」


 ≫さっきの合図で気付いたんだけどさ≫

 ≫ハンドシグナルっつーかハンドサイン?≫

 ≫俺たちへの簡単な合図を決めておく≫

 ≫なる。それいいな≫


 あー、なるほど。

 その発想はなかった。


「それは良いアイデアですね。助かります」


 ≫いや趣味でサバゲーやってるからな≫


 サバイバルゲームか。

 特殊部隊みたいなハンドサインだろうか?

 それにしてもいろいろな人が見てくれてるな。


「分かりました」


 コメントとやり取りが出来る貴重な時間は、サインを決めることに使わせてもらった。

 決めたのは、OK、NG、質問、ヘルプの4つ。


 OKは親指と人差し指で輪っかを作る。

 NGは親指を隠して拳を握る。

 これは親指側を横から見るとGっぽいから。

 質問は指先を上にして手のひらを向ける。

 ヘルプはどこかを指先でタップする。


 そんな感じに決まった。

 これくらいならボクでも覚えておける。


「あ、それともう1つ追加お願いします」


 ≫言ってみ?≫


「これですね。サムズアップでしたっけ? いいねとかGoodのアイコンとかの親指を立てるサインです。意味は『ありがとう』ですね」


 実際に親指を立てて見せる。


 ≫へぇ、それを追加するか。分かった≫


「お願いします」


 ラッパか何かの音が鳴り響く。

 一般の兵のための起床の合図だ。

 あ、まずい。

 準備なにもしてないや。

 ボクは急いで準備を始めた。


 隊長との合図は準備をしながら相談して決めた。

 時間がないので、微妙なものになってしまったけど。


 それから、なんとか準備を終えたボクは、他の兵士たちと野営地から外に出て整列した。

 横13人が6列。

 これが、歩兵の一般的な隊列らしい。


 先頭列にはカウダ隊長。

 決めた『合図』は伝えてある。

 伝えるというか、すでに隊長の身体に試してある。


「本気でこれを合図にするのか?」


 と、ものすごくイヤそうな顔をしていた。


 最後尾の6列目には副隊長が並ぶ。

 ボクも副隊長の隣だ。

 ボクたちの隊のような百人隊が2隊並んで中隊となり、この中隊で一緒に作戦行動を取る。


「緊張してますか?」


 副隊長が声を掛けてくれた。

 バタバタ準備してるときはよかったけど、装備している集団の中に並ぶと平静ではいられない。

 戦争するんだという事の大きさに膝の力が抜けそうになる。


「――はい」


「今日は塔の建築の護衛だからね。せいぜい遠くから矢が飛んでくるくらいだと思うから、緊張しないでも大丈夫だよ」


 いやいやいや。

 殺意の籠もった矢が飛んでくる時点で一大事なんですけど?


 ≫矢が降ってくるのにリラックスできねえわw≫

 ≫なんつーか感覚が違うな≫

 ≫戦場で塔を作るのか……≫


 空間把握できる範囲のどこかに矢が飛んできたらそれを察知する、なんてことが出来たらな。

 矢の場所さえ分かれば風で吹き飛ばせるしリラックスできるんだけど。


 楽士が前進の合図を鳴らした。


 5分くらい歩いたところで、今度はプーップーップーッという細かく途切れる音が鳴る。

 停止の合図だ。

 隊のみんなは一糸乱れずに停止する。


 空間把握で状況を確認してみた。

 ボクたちの隊の後ろには、かなりの数の人が集まってきている。

 ここに塔を作るんだろうか?


 それにしても攻める街の壁から塔の位置までは微妙な距離だ。


 校庭の横幅が100mくらいとするとその倍の200mくらいの距離に思える。

 矢とか届くのかな?

 こっちは兵器とやらを使って攻撃するのかも知れないけど。


 塔を作る場所を空間把握で見てみた。

 数える気にもならない人たちが板やら何か道具を持っている。

 この人数で一斉に作るのか。


 ボクたち護衛の方が数は少ない。

 百人隊の歩兵が6隊横並びで護衛している。

 その外には騎兵隊がいるくらいだった。

 

 あと、ボクたちの後ろに魔術兵隊が数百人いる。

 隊列は長方形じゃなくて扇形だ。

 指揮者のように1人が中心になっていて何か棒を掲げている。


 数百人が一斉に魔術使ったらどうなるんだろう?

 想像がつかない。


 それから数時間が経ち、日も高くなってきた頃、驚いたことに3つ塔がもう出来かけていた。

 聞こえてくる音は建築の作業音だけ。


 そんな状況の中、突然、声が響き渡った。


「敵襲! 矢が飛んでくる!」


 歩兵は全員、楯を上空に向けて構える。


「嬢! しゃがめ!」


 ボクの持っている楯は小さいので、隊の最後尾のみんなの楯に隠れる形になった。

 すぐにその上空に大きな魔術が展開されていた。

 魔術が歪な形なのを不思議に思ったけど、数百人の魔術が重なっているのだと思いついて納得した。


 強い風が起こる。

 飛んできた無数の矢は、その風に煽られて届くことなく落下した。


 空気を閉じこめて圧力で風を起こすのではなく、いきなり空気の流れを変えたように見えた。

 一番最初にマリカが見せてくれた風の魔術だ。

 あのときは、そよ風程度だったけど、多人数で使うと強い風になるんだな。


「第二波!」


 そのときには既に上空で空気の圧縮がされていた。 かなり大きい上に圧力も強い。


「顔出すなよ!」


 誰かが叫んだ。


 ボッ。


 上空で音とともに圧縮された空気の片側だけが開放される。

 強い風が起こり、矢は弾かれるように飛び散って落ちていったように見えた。


 威力すごいな。

 真正面から矢を届かせるのは難しそうだ。

 それでも楯を構えるのは、風で飛ばしきれない矢があるかも知れないからだろうか。


 その後も何度か矢が降り注ぐが、すべて風の魔術で防がれここまで届くことはなかった。

 でも、そもそも壁まで200mくらい離れているのに矢が届くものなんだろうか?


「外した! 来るぞ!」


 え?

 魔術兵隊の方から声が聞こえた。

 風の魔術は放たれたはず。

 矢は見えない。


 どこだ?

 素早く空間を探していく。

 こういう場合は、『真上』か?

 漫画やアニメでありがちな展開から推測して上空を探す。


 すると、上から矢が振ってくるのが見えた。


「真上です! 楯を上に構えて手や足を出さないようにしてください。特に靴を出さないように!」


 思わず声を張り上げる。

 周りはボクの声に従って身体を小さくしていた。


 ダダダダダダダダ。

 ドスドスドスドス。


 矢が楯や地面に降り注ぐ。

 人を殺すための矢が降り注いでいることに、鳥肌が立った。

 ウチの隊は大丈夫そうだけど、隣の隊からはうめき声が聞こえる。


「また外した!」


 すぐにさっきと同じように上空に意識を向ける。


「また真上です!」


 そう声を張った直後に気付いた。

 ボクが魔術を使えばいいんじゃないか?


 とっさに落下してくる大量の矢の真横から風を叩きつける。

 矢はその風に乗ってかなり離れた場所に落ちた。


「来ねえぞ?」


 誰かが呟いた。

 後ろの魔術兵隊からはざわめきが聞こえる。


 ≫状況が全く分からんな!≫

 ≫せっかく決めた隊長への合図はしたのか?≫


 すっかり忘れてた!

 左目に向けてNGのハンドサインを見せてから親指を立てる。


「正面から騎兵隊!」


 そんなざわめきも許されずにすぐに次の展開になった。


「槍を斜めに! 楯を鳴らせ! 前列はクロスボウを構えろ!」


 隊長の声が響く。

 隣の隊からも同じ号令が響く。


 2列目から槍が斜めに立てかけられた。

 槍衾(やりぶすま)ってやつだろうか?


 先頭列は何かごそごそとしているからクロスボウを用意してるんだろう。

 そして、隊全体が楯の真ん中の金属部分を剣の柄の部分で叩き始めた。


 ≫なんだこれ≫

 ≫うるせえw≫

 ≫何も聞こえん≫


 確かに。

 ボクの空間把握できる場所にも相手の騎兵隊が入ってきた。

 弓を持ってるのか?

 それに1頭の馬に2人乗ってる?


 数は数十頭?

 いや、後続がいるのでもっとか?


 その状況で真上から降ってくる矢が見えた。

 ボクの風の魔術で吹き飛ばしておく。


 正面からくる騎兵隊は50m先くらいで左右に別れる。

 数は思ったより多い。

 数百騎はいるだろうか?

 馬上では最大限に矢が引き絞られている。


「来ます!」


 ボクは叫んでみたけど、声はかき消された。


 引き絞られた矢が、一斉にボクたちに放たれる。

 隊のみんなは密集して正面に楯を構えている。

 前列はクロスボウを撃つ暇もない。


 馬上の敵が更に矢を放った。

 次はボクたちの頭上を越え、後ろの魔術兵隊を狙った矢だ。

 彼らも楯を構えて守っている。


 また次の矢が放たれた。

 その矢は、更に後ろの建物を狙う。

 そこには楯もない建築中の兵士たちがいるはずだ。


 まずい。


 ボクは建築中の兵士に向けられた全ての矢を止めるつもりで、風を起こし続けた。

 正面からではなく矢の真横から暴風を当てる。


 それが数回続いて矢が放たれなくなった。

 防ぎ切った?

 ふと、隙間から黒い煙が見えた。


 警戒のために空間把握で上空と敵の騎兵隊をスキャンする。

 上空にはおびただしい矢がこちらに向かってきていて、騎兵隊は矢を引き絞っていた。


 ――な!

 血の気が引く。


 ボクの風の魔術じゃ全部は無理だ。

 ボクの声も喧噪(けんそう)で届きそうにない。

 真っ白になりそうな頭で思いついたのがカウダ隊長への合図だった。


 隊長の頭の羽飾りを確認して、首筋と両手首に電流を流す。

 流した瞬間、隊長はビクッとした。


「テストゥドでしゃがめぇ!」


 そして、良く通る声でそう叫んだ。

 隊のみんなは驚くほどの早さで密集して楯を前後左右に構えて座る。

 ボクも副隊長に無理矢理しゃがまされた。


 矢が降り注いだのはその直後だった。

次話は来週のどこかで投稿する予定です。

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