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第1話 闘技場と少女と怪物

 ボクは、雑居ビルのエレベーターに居たはずだ。

 それがもう、何もかも違う場所にいた。

 風景が違う、明るさが違う、時間が違う、空気もなんだか違う。

 それに空間全てがキラキラしていた。


 ≫どこ!?≫

 ≫仕込み?≫

 ≫やべえよやべえよ≫

 ≫伝説のビキニアーマーがいっちゃう!≫

 ≫女の声?≫


 コメント数すら、いつもと違って10倍以上ある気がする。

 でも、そのノリが変わってないのが救いだった。

 自分がライブ配信をしているのだと思い出させてくれる。


「——追ってみます」


 そう『実況』して、女性らしき影を追う。

 他人が怖がるであろうところに足を踏み入れるのが、ボクの売りなのだ。

 先に進まないわけにはいかない。


 ≫女?≫

 ≫女だったのか≫


 なんのことだ?

 そう考えたのも一瞬のことで、すぐ周りの様子に圧倒された。


「なんだ、ここ」


 広さは学校の校庭くらいだが、球場のような段々畑状の観客席が見渡す限りある。


 更にその観客席は人で埋まっていて、ガヤガヤと騒いでいる。

 そしてその半分が夕日に染まっている。


 ≫闘技場?≫


 コメントが見えた。

 そうだ、実況しないと。

 呆気にとられていた気持ちを切り替える。

 まずは、一つ一つ確認だ。

 ボクは後ろを見た。


「なん、だと?」


 ボクが出てきた場所はエレベーターではなく、大型トラックが一台入りそうな四角い横穴だった。

 全く覚えのない場所にいる感覚に、これは夢じゃないか? と思い始める。

 そんなとき、観客席が騒がしくなってきた。


「何か騒がしくなってきたので、その原因を探ります」


 夢と思いながら、実況している自分に内心笑う。

 騒がしくなった原因を確かめるべく、周りを見渡した。


「中央にさっきのビキニアーマーの女の子がいま——あ?」


 その女の子の前に、ライオンのような生物がいる。

 いや、たぶんライオンよりかなり大きい。

 軽トラックくらいの大きさはあると思った。


 いやいやいや。

 待て待て待て。


 一瞬で全身が鳥肌になった。

 あり得ないだろ。

 熊どころの騒ぎじゃない。


 明らかに肉食獣に見える猛獣が、柵もない、いつ襲われてもおかしくない場所にいる。


 ボクとあれの間には女の子が1人だけ。


 恐怖で足がすくんだ。


 逃げる場所を探す。

 探す。

 猛獣確認。

 探す。

 確認確認確認。


 猛獣は怖すぎて目を離すことができない。

 逃げる場所はなかった。

 さっきボクたちが出てきた四角い横穴に隠れるのが精一杯だ。


 考える前に横穴に駆け込んでいた。


 そうして、横穴に逃げ込んでから、ライブ配信へのリアクションを全くしてないことに気が付いた。


「やべえよ……やべえよ……」


 ≫ラキピ余裕あんなw≫

 ≫なにあれライオン?≫


 チラチラと猛獣を確認しながら出口を探す。

 どこか現実味がなく、もっとちゃんと探せよと思ってる冷静な自分もいる。

 そこで足下を見たときに初めて気づいた。


 視野を阻んでいる大きな物体の存在を。


 ≫でかい≫


 は?


 思わずそこに手が伸びる。

 横から手の平触ると、ふにっとした抵抗の少ない柔らかな感触があった。

 同時に鎖骨辺りの皮膚が引っ張られるような、未知の感覚がある。


 なんだこれ。

 それが何かは分かるが、頭が空回りして理解できない。


 プォーという管楽器の音が鳴り響く。


 もう何が起きているか全く分からずパニックになりかける。

 それでも、猛獣への恐怖がボクにやるべきことを思い出させた。


 とにかく、この場所からどうやって逃げるか?

 そう思って中央をよく見ると、あの猛獣と戦いだした女の子の姿があった。


 猛獣の横へ横へと周り込んで剣を振るっている。

 すぐに思い浮かんだのは、古代ローマの円形闘技場(コロッセオ)だった。

 猛獣と人間の戦いを見せ物にしていたと、どこかで読んだ覚えがある。


 それにしても、あんな女の子が戦うなんて。


 女の子は全然大柄じゃない。

 体型は普通の女の子といった感じだ。

 一方のライオンみたいな猛獣はやっぱり軽トラック並、動物でいうと象くらいの大きさがあると思う。


 それが女の子の命を狙って攻撃している。

 彼女が剣と盾だけで対峙していることが信じられない。


 やはりこれは夢なんだなと確信する。

 夢にしては受けている現実感がリアルすぎると思うけど、あまりにもあり得ない。

 そう考えると、恐怖心こそあれ、少し余裕が出てくる。


「少し近づきます」


 余裕が出てきたから気付いた。

 声もいつものボクの声じゃない。

 これ、完全に女の声だ。

 だからコメントで女だと言われてたのか。


 まさかとは思うが、性転換——TS願望でもあるのか?


 女の子と猛獣の戦いを見ながら、中央に歩み寄っていく。

 すると、近くの観客席の人たちがボクに気づいたようで騒がしくなった。


 猛獣と戦っている女の子は、激しく戦っているのにペースが全く落ちてない。

 猛獣に少しずつ傷をつけてさえいるようだった。


 観客はかなりの盛り上がりを見せていた。

 歓声で最初の頃に聞こえていた笛の音がかき消されている。

 猛獣が、一旦女の子から離れた。


 ≫CG?≫


 たまに流れてくるコメントも、この光景を非現実的と思っているようなものが多い。

 まあ夢だし。

 ——夢、だよね?


 そんなことを考えていると、得体のしれない圧力が、自分の周りを突き抜ける。


 一気に全身、鳥肌が立った。

 考える前に全力でそこから飛び退く。

 次の瞬間、さっきまで居たそこを、熱を持つ光の束が通り抜けていった。


「な、なに? 今の」


 あのままじっとしていたら死んでたと思う。

 心臓がバクバクと鳴っている。


 あ、あの光の束は猛獣の攻撃(ブレス)か。

 その考えがしっくりきた。


 見ると女の子も地面を転がっている。

 たぶん、あの光を避けたんだろう。


 一瞬だけ、彼女と目が合う。

 転がったまま、ボクに向かって「逃げろ」というように手を振った。

 その隙を見逃さず、猛獣は彼女に飛びかかる。

 彼女は転がりながら器用に攻撃を避けていた。


 更に避けながらも、猛獣の着地の瞬間に剣を振る。

 その剣が猛獣の足を傷つける。

 怒りのためか、猛獣が吠えた。

 殺意の籠もった声に恐怖する。

 女の子は怖がることなく剣を振るう。


 ≫すげえ≫


 ボクはパニックでどこでもいいから逃げたくてたまらなかったけど、戦う女の子の姿を見て、なんとか留まった。


 それにしてもこの臨場感、本当に夢なのか?

 ここまでリアルだと恐怖感は現実世界と変わらない。

 恐怖の主である猛獣の姿をしっかり見てみる。


「顔はライオンっぽいのに、胴体は……? 牛?」


 ≫ヤギとか≫

 ≫尻尾が蛇ならキマイラ確定≫


「ヤギ?」


 ヤギは子供の頃に見たことくらいはあるはずだけど、はっきりとは覚えてない。


 ≫山羊はウシ科≫


「あ、なるほど。似てても不思議じゃないってことか。ありが——」


 猛獣——いや怪物にまっすぐ見られていた。

 動き回る中、明らかにボクに向けて殺意を含んだ目を向けている。


 10メートルは離れているのに、その目でボクは足がすくんで動けなくなった。

 怪物が女の子を後ろ足で飛ばしたように見えた。

 彼女を飛ばしたあと、最初はのっそりと、次第に速くなってボクに向かってくる。


 目の前が怪物だけになる。


「あ」


 ボクはただ口を開けた。

 何も考えられなくなり、終わったとだけ思った。

 次の瞬間、横から強い衝撃があって、ボク自身が地面を転がっているのがわかった。


「痛った」


 痛む肩を押さえながら立ち上がる。

 すると、横に女の子も倒れていた。


「だ、大丈夫?」


「逃げて!」


 女の子は前を向いたままボクに言った。

 そして、何かを探すように周りを見渡してから、短剣を腰から抜いた。


 さっきまで持っていた剣を持っていない。

 抜いた短剣はその代わりか。

 そう思い当たったとき——。


 ゾクッ。


 鳥肌が全身を巡った。

 得体の知れない圧力と、その直後の光の束を思いだし、咄嗟に女の子にタックルして転がる。

 顔を上げると、すぐ隣をバチバチと鳴る禍々しい光が現れて消えた。


「くっ、助けてもらって助かるけど、安心するの早い!」


 ボクの真下に居た女の子に押しのけられる。


「とにかく逃げて」


 彼女が言い残して怪物の傍まで駆け抜け、落ちていた剣を拾う。

 短剣はいつの間にかボクの目の前に落ちていた。


 ボクは落ちていた短剣を拾ってから後ろに下がった。

 大量のコメントが流れていることに気づく。


「ありがとうございます。ボクは大丈夫です」


 心配のコメントが多かったので、それに答えた。

 怪物に注意しながらコメントにも目を走らせる。


 すると、ギリシア神話では溶けた鉛でキマイラを窒息させたというコメントがあった。

 それが分かったところでどうしようもないけど、頭の隅には置いておくことにする。


 それにしても、さっきからあの怪物がボクに怒りの目を向けてくるのが気になった。


「さて、ここからどうやって逃げよう」


 後ずさりながらつぶやく。


 ≫ビキニアーマーの子はどうするの?≫


「どうするもなにも、ボクは足手まとい以外の何者でもないので」


 逃げられるものならすぐに逃げたい。

 逃げられたら、だけど。

 あの怪物に殺されると現実でも死ぬのだろうか?

 それとも目が覚めるだけなのか。


 一瞬だけ自分の手を見る。


 見知らぬ小さい手だった。

 自身の身体を含め、何一つとして見知ったものはない。

 ボクがボク自身だと認識しているのと、ライブ配信のコメントだけが今の拠り所かも知れない。


 やっぱり、夢だと考えるのが自然な気がする。

 夢なら、逃げまどう夢なんて何度も見ている。

 だとすると、逃げてる内にうやむやになって目が覚める感じかな。


 ボクはそう考えると気が楽になった。

 脱出する場所を探すために最初にボクたちが出てきた横穴に戻る。


 怪物はこっちを見ている。

 ボクだけに向けられた執拗な視線も、夢だと思えば不思議じゃない。

 夢ではボクが主人公だ。


「この横穴から逃げられないか調べてみます」


 夢だと思いながら実況している自分が可笑しい。


 ≫出てきたのここ?≫


「はい。——あっ!」


 女の子が足を滑らせた。

 怪物が女の子を後ろ足で踏みつけたように見えた。


 ≫おい!≫

 ≫マジか≫


 あんな怪物に踏みつけられて無事な訳がない。

 心配をする暇もなく、怪物がこっちにくる。


 ≫やばい≫

 ≫にげて≫


 どうしていいか分からなくなって横穴の一番隅に逃げ込む。

 逃げても怪物は入ってこられるだろうし、意味があるとは思えない。

 それでも逃げ込まずには居られなかった。


 使い方すらよく分からない短剣を構える。

 すでに目の前には怪物がいる。


 ゾワッ。


 また、あの嫌な感覚がくる。

 え? ちょっと待った。

 横穴の中であんなの吐かれたら逃げる場所ないんですけど。


 この後の展開が脳裏をかすめる。

 怪物の口が開いて光の束が放たれることになる。

 そして、死ぬか死ぬに限りなく近いことになる。


 焦って見渡す。

 ふと、手にある短剣が目に入った。

 鉛じゃないけど、これが口に入ったら——。

 ボクは飛び出して、ちょうど開いた怪物の口に短剣を投げ込んだ。


 怪物の口の中に短剣が吸い込まれていく。

 入った瞬間、ボクに向かっていた嫌な感覚が消えた。

 そして、怪物はグガッともゴグッとも言えない声と共に、身体をよじり頭を振り始める。


「やったか!?」


 ≫やったか禁止w≫


 横穴から脱出する。

 するととちょうど女の子がこちらに向かって来ていた。


「ちょっと、大丈夫? どうなってるの?」


「短剣を口に投げ入れたら暴れ始めた」


「やるね!」


 女の子は低い体勢で暴れる怪物の死角に入り込む。

 そこから勢いをつけて剣を突き刺す——が弾かれるように剣を落としてしまった。


「やば——」


 怪物は馬のように上体を反らし、前足2本を宙に掲げる。

 女の子を踏みつぶすつもりだ。

 ボクは何もできずに傍観するしかない。

 ドシンッという地響きと共に土煙が舞った。


 目の前で女の子が踏みつぶされて頭が真っ白になる。


 怪物と目が合った。

 逃げようとしたけど足がもつれてお尻から転んだ。

 ボクが投げ入れた短剣のせいで口を閉められないからか、涎を垂れ流しながら近づいてくる。

 何度目かの死を意識した。


「——っての!」


 あの女の子の声がしたと思ったら、目の前に何かが落ちてくる。


「うわっ」


 落ちてきたそれを見ると蛇だった。

 激しくくねくねと動き、切れたところから血が巻き散らされる。


「ひっ」


 恐怖に恐怖が重なって訳が分からなくなって、とにかく遠ざかろうとした。

 まさかこんなことが現実に起きるなんて……。


 現実?


 夢だと思ってたのに、いつから現実と勘違いしていた?

 怪物の方を向く。


 ボクに怒りを向けていたはずの怪物は、すでに眼中にないように女の子と戦っていた。

 夢のくせに主人公のボクを無視している怪物に怒りが沸く。


「すみません。恥ずかしいところをお見せました。これから、あの怪物に蹴りを入れてやります」


 ≫おいやめろ≫

 ≫おっとこまえだな≫

 ≫どこまでほんとなん?≫


 ボクは姿勢を低くしたまま、怪物の背後を取ろうと壁沿いに走る。


 動く度に、胸の辺りにひっぱられるような痛みがあった。

 すぐに今の自分が女の身体だと思い出す。

 たゆんたゆんの感覚が妙にリアルだ。


 怪物の身体は大きいのによく動く。

 背後が取りにくい。

 それでも2メートルくらいまで近づき背後をとる。


「——行きます」


 スピードを上げて1、2の3でタイミングを取り、ジャンプする。

 怪物の切られた尻尾の部分に狙いをつける。

 両足を揃えて足裏で蹴り飛ばそうと膝を曲げる。

 憎しみを込めて、蹴る。


「う!?」


 その蹴りは避けられ、怪物の背にズサーする。

 滑る中、無我夢中でなんでもいいから止まろうと全力でしがみつく。


「なっ! なんであなたが!」


 背中側から声が聞こえた。

 声はあの女の子のものだろう。


 ≫何が起きてる?≫


 客観的に見てみよう。


 どうやら、ボクは怪物のたてがみの根本を握って、その顔に多い被さっている状況らしい。

 口からなんとも言えない臭い匂いがした。

 怪物はボクを振り落とそうと頭を激しく動かしている。


 うん、ピンチだな。


「な、なんでもいいから、キマイラリベリの目を蹴って」


 そんなこと言われてもと思った。

 でも、怪物は激しく上下に首を振っている。

 ボクは怪物の顔でバウンドしている。

 しがみつくのに必死で余裕がない。


 でも、そのバウンドのタイミングに合わせれば目を蹴ることくらいは出来るような気もした。


 首が振られ、上から下にボクの身体が落ちる。

 一瞬、身体が浮いたような空白がある。

 そこで、体勢をコントロールして、怪物の左目をめがけて踏みつけた。


「ていっ!」


 見事に目を踏みつけて怪物が「ガァー」なんだかよく分からない声を上げる。

 口の中に短剣投げ込んだから、声が出しにくいのかも知れない。


 ボクの攻撃は口、目と当たった。

 じゃ、次は耳?


 怪物に激しく揺さぶられる中、耳を攻撃ってどうやるんだろと考える。

 なんとかしがみついているけど、あまり長くは持ちそうにない。


 揺さぶられる中、無理をして、たてがみを横に移動していった。

 そして、耳元にたどり着く。

 更に耳の穴に近づいて「わっ!」と叫んだ。

 怪物がビクッとしたのが分かった。


 怪物は、地面に伏せるようにして動きを止めるが、すぐに暴れはじめてボクは振り落とされる。


 落ちる瞬間がすごくスローモーションに感じた。


 ボクは、地面に両手をついたものの、支えきれずに身体をぶつけた。

 地面は意外と弾力があったけど、ぶつかったときの衝撃でボクは動けなくなっていた。


 視界に影が出来た。

 上に怪物がいた。

 あ、ボク死んだな。


 覚悟したとき、ものすごい轟音が響く。


 身体中に重低音のドシンとした音が落ちる。

 バリバリという音もしている。

 皮膚はビリビリと震えている。


 いつの間にか閉じていた目を開けると、動かなくなった怪物が足元に倒れていた。


 ≫今度はなんだ?≫


 死んでるのか?

 確信が持てなくて、そこからゴロゴロ転がり続けて離れた。


「これ、貴女がやったの?」


 剣と盾を構えたまま、女の子が怪物を遠巻きに回り込んで歩いてくる。


「あ、えっと」


「その雷を貴女が使ったかって聞いて——って、その様子じゃ違うか」


 ≫雷?≫


「な、なんの——」


 ——ことを言っているのか、と続けようとすると空中に違和感が広がった。

 それは急速に膨れ上がり、圧倒される。


「今度はなんだ?」


 どうでもよくなって、実況もせずそう吐き捨てるだけになってしまう。


 違和感を確かめようと空を見上げる。

 でも、夕空のグラデーションがあるだけで、他にはなにもない。


 それでも違和感は膨れ上がり続ける。

 そして、おぼろげながらに大きな人影が姿を現した。

 ボクはただその人影を見上げていた。

次話は明日の午後8時頃に投稿する予定です。

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