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第17話 三日後

 ボクが養成所に来てから3日経っていた。

 巨人との戦いは6日後に迫っている。

 あと1週間足らずで、あの巨人に勝てるようになるのかと不安に思ってしまう。


 それに、今朝からライブ配信のコメントがない。


「なんか元気ないけど、どうしたの?」


 マリカにそう心配された。

 自分では普段通りのつもりだったけど、態度に出ていたらしい。


 ライブ配信は日本との最後の繋がりだし、ある意味生命線なくらいボクの助けになってるからだろうか?


 ライブ配信は本当にボクの助けになっている。

 例えば、お風呂で思いついた『ブラウン運動』についてもいろいろと教えてもらった。


 まず『ブラウン運動』という現象そのものについて教えてもらった。


 この現象は液体だけに起きる現象じゃなくて、気体にも個体にも起きているらしい。

 ボクはてっきり液体だけに起きている現象だと思っていた。


 気体のブラウン運動というのは、空間を気体の分子が飛び回って衝突を繰り返しているというあれだ。


 ボクが見てるチカチカの正体は、気体のブラウン運動じゃないかというのが、コメントの大多数の意見だった。


 液体のブラウン運動もお風呂で見えたし、固体の振動も試してみたら見えた。


 すなわち、ボクの能力は物質に起きてるブラウン運動が見えるというものかも知れない。


 地味すぎる上に周辺状況の把握以外の応用は思いついてないけど。


 あと、ルキヴィス先生の魔術検査での疑問も解消した。

 どんな疑問かと言うと、金属の棒に流れた電気の動きが遅く見えたという疑問だ。


 これは単純に、電子の速度がカタツムリの動きより遅いとの話だった。

 実際に遅いからボクにも遅く見えたというのが本当のところらしい。


 詳しく言うと、無数の電子が全体として動く速度がカタツムリより遅いとのことらしいか、これはいまいち想像がついていない。

 だから、とにかく金属の棒で見えたあの遅い流れが電子の動きだと理解することにした。


「電流は光の速度じゃないんですか?」


 ボクがそう聞くと、電流は光の速度だけど電子の動きは遅いとの答えが返ってきた。

 とりあえずは、この2つは別物と考えることを受け入れて欲しいとのことだ。


 電流と電子の違いとは何かということまで聞きたかったけど、それには前提となる知識が足りてないんだろう。


 物理を真面目に勉強してこなかったことが、ここで足を引っ張る原因になるとは。


 それでもボクにも分かるくらいの範囲で教えてくれるコメントは本当にありがたい。


 そんなライブ配信のコメントがないことで、気分が落ち込んでいた。

 でも、養成所の基礎訓練を行っている内にそれも一度頭から追い出されてしまう。


 基礎訓練は、ボクみたいな訓練生や、マリカのようなウェテラヌスの称号(ランク)の全員で行う。


 これが本当にきつくて、走り込みなどの基礎体力、筋肉トレーニング、剣や楯の反復練習を午前中の前半部をフルに使って行う。


 初日とかそれで体力を使い果たして、お昼ご飯とか食べる気にもなれなかった。


「どう、基礎訓練は慣れた?」


 今日もボクのお粥は少なくしてもらっている。


「一生慣れそうにないかも」


「あはは」


 冗談めかして言ったボクの言葉にマリカが笑った。

 コメントのない今、癒しはマリカだけだなと思う。


「ウェテラヌスのマリカ、居るか?」


 部屋の外から男の声がした。


「はい」


 マリカがボクに目を合わせてから返事を返した。


「話がある。出て来い」


「なんだろ?」


 出て行ったマリカはすぐに部屋に帰ってきて、ため息をついた。


「身請けの話が来てるみたいだから、午後はちょっと外すね」


「身請けって何?」


「剣奴を買い取って、自分の奴隷にする話」


「え――」


「大丈夫。元々、女剣闘士は貴重だし、私の場合はこれでも闘技場の人気者らしいから、法外な値段が付いてるはず。並の貴族には払えないし、割に合わないから諦めるって」


 ボクが絶句してると、マリカがすぐにフォローしてくれた。


「それより、アイリスの方が心配。昨日1人で私の試合見てたとき、声掛けられまくってたでしょ?」


 それは確かに。

 ボクが隙だらけだからなのか、次から次に剣闘士たちに声を掛けられて大変だった。


 それにしても昨日の試合でのマリカは強かった。

 ウェテラヌスの上位にも圧勝してたからな。

 その中には、ルキヴィス先生に瞬殺されたカエソーさんの仲間の大男の人もいた。


 ルキヴィス先生の練習の成果が出てきてるんだと思う。


「ボクの方は大丈夫。なんとかなると思うから行ってきて」


「分かった。なるべく早く帰ってくるから」


 ボクがそう言うと、マリカは出て行った。

 未だに2歳も年下の女の子に心配されるボクって。

 でも、それは本当にありがたいことだ。


 そのあとボクは、不安になりながらも、1人練習しようとグランドにやってきた。


 コメントもなければマリカもいない。

 ルキヴィス先生はいつくるか分からないと、よく考えたらこっちにて本当の意味で初めての1人だ。


 ボクは練習のために、養成所に来てからいつもマリカや先生と練習している場所に来ていた。


 集団によっていつも練習する場所が決まっているみたいなので、いつもの場所にした方がいいと思ってのことだった。


 練習内容は、特に回避の動きや、回避してからの攻撃について。


 電子で事前に動きが分かるからか、防御だけを考えるならマリカの全力の攻撃も全て防ぐことができるようにはなっていた。


 ただ、ルキヴィス先生がボクに求めてるのはその程度じゃない。

 ボクが攻撃を完璧に回避させるレベルを望んでいる。


 でもボクは完璧な回避どころか、その前の完璧な防御すら出来てない。


 ボクは片手で木剣(ぼっけん)を構え、巨人を想像してみることにした。


 あの地下牢の巨人はどのくらいだろうか。

 5メートルはなかったと思うので、3、4メートルくらいか。

 マリカに聞いておけばよかった。


 とにかく、仮に4メートルとすると今のボクの2倍半くらいある。

 そうなると、ボクの背の高さだと巨人の太股くらいかな。


 仮にボクが巨人だとすると幼児が戦う感じだ。

 その身長差だけで絶望的なことはよく分かった。


 その身長差から棍棒で襲ってくると想像する。

 斜め上から振り下ろしてくるだろう。

 その前腕の中心を見切って回避する。


 ルキヴィス先生の言う『中心を見切る』というのは、相手の前腕部分を自分の身体の中心に包み込むような感覚で捕捉することを指すらしい。


 前腕は当然、武器を持っている方の腕の前腕だ。

 前腕さえ捕捉できれば、武器すら見る必要がないと言っていた。


 巨人の攻撃を回避した想像上のボクは、無防備な指や腕に切りつけ、攻撃手段を奪う。


 いや、でも空振りしたくらいで無防備になるかな?


 もし、自分が幼児を思いっきり殴ろうとして、消えたように回避されたらどうなるだろう?

 一瞬、無防備になる気がする。

 うん、いけると信じよう。


 無防備なところへの攻撃を繰り返し、隙あらばボクの最大の攻撃力を持つ『突き』で止めを刺す。

 教えてもらった突きもルキヴィス先生ならではの独特な技だ。


 そんなことを考えながら動きの練習をしているときだった。


「今日は1人か?」


「え?」


 突然、声を掛けられて驚く。

 見ると、4人の男が居た。

 よ、よし。

 ちゃんと断るぞ。


「こ、こんにちは。何か用ですか?」


「いつも一緒にいるマリカはどうした? いないのか?」


「用事があるみたいです」


 なんとか平静を装って言った。

 後ろの3人はボクを見ながらヘラヘラしてるので、あまりいい気はしない。


「じゃあ、俺たちと一緒に練習しようぜ。いろいろ教えてやるから」


 きた。

 今だ!

 考えておいた断り文句を言おう。


「ありがとうございます。でも自分の練習がありますので、すみません」


「ウェテラヌス上位の俺たちが見てやるよ」


「え?」


 断り文句がまったく通用してない?


「ほら、来いよ」


 腕を掴まれる。


 養成所に来てから、腕まで掴まれるのは初めてだった。


 ボクは肘を固めて相手の横に並び、肘を相手の肘に並べてから手を切る。

 前に腕を掴まれたときにコメントで教えてもらった方法だ。


 相手の筋肉の電子を見てたけど、ずっと力は入ってるんだなと思った。


「なっ! こいつ」


 弱気になりそうなところをぐっと堪える。

 そうだ。

 コメントは見えなくなっているけど、実はライブ配信はされているという可能性も僅かに残っている。


 だったら、ライブ配信を意識できて勇気のあるボクになれるかも知れない。

 今もライブ配信してると考えよう。


「分かりました。今、防御の練習をしてるんですけど、ちょっと見て貰えますか。そっちの1人がボクに向かって攻撃する。ボクが防御するという風に」


 一気にそう言った。


「は?」


「ボクの練習を見てくれるんですよね?」


「ああ、俺たちの流儀の練習な」


「それはボクの防御の練習のあとでまた考えるということでどうですか?」


「あ? さっきから生意気だな。いいから来い」


 また腕を取られて引っ張られた。

 ダメか。


 なんとか、防御の練習付き合ってくれないかな?

 練習してればマリカか先生が戻ってくるかも知れないし。


「おい」


 横から知らない男の声がしたので、視線を向ける。

 ボクに絡んでいる4人とは別の人物だ。

 ――と思ったら、ルキヴィス先生に瞬殺されたあのカエソーさんだった。


 今日は1人のようだ。


「カ、カエソー」


 4人の内の1人が怖れを含ませて名前を呼ぶ。


「何をしてる?」


 カエソーさんの威圧するような声。

 もしかして助けてくれようとしてる?

 うーん。

 ありがたいような、変に借りを作りたくないような。


「えーと、練習を手伝ってくれるという話だったので、ボクの防御練習に付き合って貰おうとしてました」


 ボクはそう声を上げた。


「お前のこと誘ってなかったか?」


 カエソーさんは本気で理解できないという顔をする。

 3日前に同じようなことをした人間がよく言えますね、と思ったが黙っておく。


 カエソーさんはこの4人よりも上の称号(ランク)で、身体も大きい。

 強さに自信もあるのか強者の雰囲気がある。


 その彼が、威圧を掛けるように上から見ている。

 強い弱いのには興味がないボクでも、格の違いが見て取れた。

 ルキヴィス先生には瞬殺されたとはいえ、やっぱり強いんだな。


「いや、練習を手伝おうと」


「本当か?」


 カエソーさんは4人の顔をのぞき込む。

 内2人は萎縮して、2人は喧嘩を売りそうな雰囲気になっている。


「そっちの2人もやっぱりボクの練習を手伝ってくれるつもりでしたか?」


「んな訳ねーだろ!」


 吐き捨てるように言われた。


「やっぱりか」


 カエソーさんは、怖い笑みを見せて、4人を上から見下ろした。

 彼らより10cm高いかどうかというのに大きく見える。


「な、なんだ――グゴッ!」


 ガヅッ!


 い、いきなり殴った。

 カエソーさんは、「んな訳ねーだろ!」と言っていた剣闘士の顔面を直立のままフックしていた。

 殴られた彼は倒れないまでもよろける。


「――無茶しますね」


「話すだけ面倒だ」


 カエソーさんは斜め後ろにいたボクを振り向きもせずに言った。

 4人を警戒しているようだ。


「なにしやがる!」


 殴られた相手は楯と木剣を捨てて、カエソーさんに殴りかかってきた。

 カエソーさんも木剣を捨てて、笑って待ちかまえる。


 カエソーさんは素早い動きで、殴りかかってきた相手の腕をかち上げ、そのまま逆の手で殴り倒した。

 相手はボロ雑巾のように地面に叩きつけられて転がった。


「もう来ないのか?」


 カエソーさんは倒れた相手に注意しながらも、拳を見せつけて言った。

 見せられた彼らは目を逸らす。


「お、お前なんなんだよ。その女と関係ないだろ」


 倒れた男が言った。


「関係はある」


 カエソーさんは胸を張って断言するが、その関係とやらには全く覚えがない。


「こいつは俺のものにする」


「――はい?」


 思わず、素の声が出てしまった。

 勘弁して欲しいんですけど。

 ほら、殴られた彼も絶句してる。

 カエソーさんが不意にボクを見てきたので目が合ってしまった。


「いやいやいや、ないですから」


 思わず否定する。


「ふっ」


 カエソーさんはそれを鼻で笑った。


「そんなん理由になるかよ、ペッ」


 殴られた男は立ち上がり、地面に唾を吐く。

 カエソーさんはそれを興味なさそうに見ていた。


「くっそ痛ぇ。行こうぜ」


 殴られた男は他の3人にそう呼びかけて木剣を拾い、この場を去っていった。


「ありがとうございました」


 カエソーさんが振り返ったとき、ボクは頭を下げた。

 彼は特に何も言わずにボクの身体を無遠慮にじろじろ見てきた。


「今晩付き合え」


 ――は?

 いきなりとんでもないことを言われて思考が止まってしまった。


「え、えーと、どういう意味でしょう、か?」


「あ? どういう意味もなにも、俺と寝ろって意味だ」


 またか。

 この世界はどうなってるのかと頭を抱えたくなる。

 いや、でもミカエルと違ってこっちの意志を聞いてくるだけマシなのかもしれない。


 そういえば、ローマって性が乱れてるとか聞いたことがあるぞ?


「そういうの無理なんで断らせて貰います」


「なんでだ?」


 本当に分からないと思ってるような素振りに寒気がした。


「理由は『嫌』だからです。カエソーさんにもありませんか? とにかく嫌なこと」


「あるな。親父とか」


「親父? では、カエソーさんのお父さんから一緒に寝ようと言われたら嫌ですよね?」


「嫌だな」


「そういうことです。分かってもらえましたか?」


 カエソーさんは腕を組んで考え込んでいた。


「珍しいな。カエソーが言いくるめられるとか」


 気が付くと、少し離れたところに剣闘士が2人いた。

 カエソーさんといつも一緒にいる頬のこけた痩せた男と大男の2人だ。


 声を掛けてきたのは、頬のこけた男だった。

 笑っている。

 2人ともボクに敵意はなさそうだ。


「俺、言いくるまわされたのか?」


「『言いくるめられる』な」


 頬のこけた男がカエソーさんに突っ込んでいるところを見ると、思ったよりも対等の関係なのかも知れない。


「こんにちは。カエソーさんは普段言いくるめられることはないんですか?」


「ん? ああ、おっす。思い通りになるまで力ずくで突っ走る奴だからね」


 頬のこけた男は、目つきが鋭く雰囲気もある。

 強いのかも知れない。

 もう1人の大男は、固まったまま目を合わせてもくれなかった。

 もしかして嫌われてる?


「お近づきの印に自己紹介でもしようか。俺はゲオルギウス。カエソーとは、なんつーか腐れ縁だな。そっちのでかいのはフゴだ。あんたが美人だから緊張してるみたいだが勘弁してやってくれ」


「ええと、はじめまして、ボクはアイリスです。三日前にここに来ました。よろしくお願いします」


 頭を下げる。


「ほら、お前も自己紹介しとけ。どうせしてないんだろ」


 ゲオルギウスさんがカエソーさんに目で促しながら言った。


「意味あるのか?」


「ある。お前へのマイナス評価が少しだけマシになるとかな」


「――カエソーだ」


 ふんぞり返ったまま名前だけを告げられた。

 呆気にとられそうになるが、なんとか持ち直して向かい合う。


「ア、アイリスです。よろしくお願いします」


 頭を下げてゆっくり顔を上げると、何か見つめられていた。


「やっぱり今晩俺に付き合え」


 思わず後ずさった。


「お前いろいろとバカだろ。知ってたが」


「なに?」


 いきなり、カエソーさんとゲオルギウスさんが険悪なムードになっている。


「大体、俺ら剣奴は外出できないだろうがよ」


「おお!」


「おお、じゃねえよ」


 険悪だと思っていたら、途端に空気が緩む。

 なんか、見てる方が疲れるな。

 あれ?


「カエソーさんは剣奴じゃないんですか?」


「ああ、こいつはパロスだから解放奴隷だ。昇格した時点で剣奴からは解放される」


「そうなんですか。ありがとうございます」


 それにしても解放されても続けるなんて、カエソーさんは剣闘が好きなんだろうか?


「それで、お前はなんで養成所中で噂になってる女の子といるんだ?」


 ゲオルギウスさんがカエソーさんに聞く。


「なんでだ?」


 カエソーさんはボクに話を振った。

 思わず突っ込みを入れたくなるが、それは飲み込み平静を装う。

 ボクは4人組に絡まれたこととカエソーさんが助けてくれたことを話した。


「こいつが?」


「邪魔だったから殴った」


「どいつらだ?」


「分からんが見る顔だ」


「話に割って入りますがいいですか?」


 話が進みそうにないので割って入らせて貰った。


「ああ」


「ウェテラヌスの上位と言っていました。それにまだこっちを(うかが)っていますね。4人組です」


「どうして伺ってると分かる?」


 カエソーさんがボクを見ながら言った。

 

「――さっきから視線を感じるので」


 空間把握の説明をする訳にはいかないので、なんて答えたらいいか焦ってしまった。


 話を逸らすために、カエソーさんが来るまでは、練習相手になって貰おうと思っていたことを話す。


「本気なら、俺らが練習相手になるぜ? ちょうどそいつらと同じウェテラヌス上位だしな」


「え? いいんですか?」


「カエソーはともかく俺はスランプでさ。昨日の試合でお前んとこのマリカがフゴを圧倒してたし、あの訓練士がどう教えてるのか興味がある」


 ゲオルギウスさんは下心を感じないのでなんとなく大丈夫な気がする。


 でもこれって世間知らずな女の子が騙されるパターンと思えなくもない。

 思えなくもないけど、ここでは人目もあるし大丈夫か。


「では、お願いします」


 こうして何故かカエソーさんたち3人との練習が始まった。

次話は、明日の午後4時に投稿する予定です。

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