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ある中学校教師の殺人事件簿  作者: 維己起邦
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06

    6


 それからは

○○

だった。

 ○○の中に何を入れようか。

 ただ単に“大変”という文字を入れるには

あまりにも“大変すぎた”。

 学校へ校長とともに帰ってみると

校内にはパトカーはじめ警察車両の群。

 マスコミもチラホラと-----。

 まだそのくらい。

 これからドッと押し寄せてくるだろう。

 二年前同様-----。

 今回はもっと-----か。

 何とか中へ校内へ入る。

 「校長先生」顔を見るなり教頭が。

 校長が帰ったことを知り

思わず外へ駆け出してきたのだ。

 教員たちの動揺も隠せない。

 「取り合えず中へ。

 しかし殺人というのは本当かね」校長。

 「はい。

 くわしいことは司法解剖を待たなければ

わからないとの事ですが。

 状況から見て

まず間違いないと」教頭。

 「いったい誰が」別の教師もいる。

 「まさか二年前の-----。

 イヤ-----忘れてくれ。

 軽はずみな事は」

 校長は当庭の方を。

 「二年前の関係者が続けてですか」教頭。

 「証拠となるよううなものがあれば別だが-----

いまの段階では」校長。

 「だったら他の生徒たちは大丈夫でしょうか」

 季末もいる。

 当庭の方を。

 あいつら今日は欠席している。

 「さっそく調べて-----

親御さんに確認を。

 いや-----家にはいないか。

 心当たりを捜してみます」

 「ですがまだ峰月の方は-----。

 事故かも」季末。

 「とにかく安否確認を。

 念のためです」校長。

 職員室へ入った。


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