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閏部刑事たち二人は-----。
紋味課長を乗せた自動車は
都内の某マンションへ。
紋味はマンションの玄関へ。
住人の許可がないと
中へ入れないタイプのマンションだ。
紋味はインターフォンを。
しばらくすると
男が二人-----降りて来た。
「アイツは」閏部。
二人は手分けして
紋味の自動車にあったパソコンを。
「紋味さん。
これで全部ですか」
「そうだ」
「コピーも全て」
「そのはずだ」
三人はマンションの中へと
消えて行った。
閏部たちは。
「どうして-----課長。
皆山の奴になど
あのパソコンを」
「係長にすぐ報告だ」
携帯を-----。
「データーを消してから
元の持ち主に返すつもりか-----」
「ですがどうして
課長がそこまで。
文科省のために」
閏部たちは-----。




