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眠剤

作者: 杵築 章

今日も21時00秒に睡眠薬を飲む。

18年間連れ添った沙也加に

「飲んだの薬」と確認するためにテレビを観ながら話しかけてくる。その沙也加との夜の夫婦の会話はこれだけである。それから、俺は、独りで寝室に向かう。

俺は、二階の寝室のベットに寝そべり、天井を眺めていると、睡眠薬が効き始め、いつの間にか寝てしまう。

睡眠薬を使うようになり眠る事はできるようになったが、毎晩、悪夢を見る。

そんなとき、人間に生まれてきたことに後悔する。

そして朝は、俺の生活のなかで最悪時間。

今、家庭からおはようが消えた。これはいつか一般化された。

その家庭の本当の制作者は、今の平和を作った高齢者だ。

「俺らが、今の矛盾的平和を作った長生き世代」

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