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 043 じいちゃんの家に着くと


「こんにちは 来たよ じいちゃん」

「お久しぶりです おじいさん」

「おー 翔太 陽菜は久しぶりだな 大きくなって」

「いらっしゃい 翔太君 と貴女が陽菜ちゃん? 初めまして」

「やっと来た 翔にー 遅いんだから」

「こら菜々子 陽菜ちゃんにもご挨拶しなさい」

「はーい こんにちは 陽菜さん」

「おばさんも菜々子ちゃんもこんにちは」

「初めまして 陽菜です」

「この家で女の人が多いのは久しぶりだな まあ 上がれ お疲れさんだったな」

「電車はまだしもバス減ったね じいちゃん」

「人が減るばかりだからな 海水浴客も減ってる まあ海の家が減ってるから売上は変わらんがな」

「菜々子の中学も学年一クラスしかないんだよ」

「菜々ちゃん それは昔からじゃ」

「えっ? なんでおじいちゃん知ってるの?」

「それは義行の前の子供達が・・・ まあここは人は多くない」

「海の家減ったら花火も減るの? じいちゃん」

「ワシの目の黒いうちは花火は減らさん 意地でもな」

「と言ってますが各海の家への割当増えて 経費削減のために色々探してパック料金の花火会社さんのプランを組み合わせたみたいですよ」

「海の家の跡取り息子のひとりが花火会社に就職して資格を取りに行ってるから近々自前で花火を上げれるようになるぞ」

「そんなことまでしてるんだ」

「お客さんが減ったから花火を減らしますじゃどんどんお客さんが減るばかりじゃしの」

「まあまあ 先ずは上がって 翔太君に陽菜ちゃん」

「そうだよ 翔にー 私達今からご飯だったから一緒に食べよ 早く早く」

と言うと菜々子ちゃんは僕の腕を掴んで廊下を走っていく

「こら さあ 陽菜ちゃんもご飯まだでしょ? ちらし寿司作ってるから」

「あっ ありがとうございます おばさん って呼んで良いてすか?」

「うん よろしくね」


じいちゃんとおばさんの後から陽菜が食堂に来た

「ここはかわってないんだね」

「そっか 私と陽菜ちゃんは初対面だけど陽菜ちゃんはここに何度も来てたんだよね」

「ここ3年は来てなかったんですがね」

「えっ? 陽菜さんってここに来てたの? なんで来なくなってたの?」

「うちのオヤジと母さんが離婚して でもよりを戻したから陽菜も今年は来れてんだ 仲良くしてやってくれな 菜々子ちゃん」

「えー 仕方ないなぁ よろしく 陽菜ちゃん」

「こちらこそよろしく 菜々子ちゃん あっ 翔太 荷物片付けようよ」

「食べてからで良いでしょ? 翔太君 陽菜ちゃん」

「そうじゃそうじゃ ワシも腹減ったから先に食おう」

「それじゃあ 食べたら片付けるよ 翔太」

「ところで翔太に陽菜 翔太は客間で陽菜は菜々子と一緒で良いかな?」

「えー それなら私も翔にーと陽菜さんと3人で客間が良い 良いでしょ? おじいちゃん お母さん」

「ワシは構わんが翔太と陽菜は?」

「私も構いませんが翔太はどうする?」

「ねーえー 良いでしょ 翔にー」

「はいはい 分かったよ菜々子ちゃん」

って陽菜と同じ部屋で寝るっていつ以来だ?

てか菜々子ちゃんも一緒なんだろ

眠れるのか?俺


と考えているとスマホが鳴った

覗いたら陽菜から個人のメッセージが来た

「後でゆっくり話があるんだけど!!!」

確認するとそう書いてあった

!が多い時の陽菜は怒ってるんだよなぁ

これは絶対に勘違いしてるやつだ

せっかくの海鮮バラちらしなのに味がしないかも

評価ブクマありがとうございます。

誤字脱字報告助かってます。

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