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 041 プリクラ攻防戦


俺と陽菜は家に帰り着いた

歩いてる間に陽菜も落ち着いてきたのかプリクラを見てはニコニコしていた

陽菜は着替えるために陽菜の部屋に行き俺は風呂と洗濯の準備をしていた

するとグループメッセージの通知音がなった

俺がグループメッセージを開くと陽菜が俺と撮ったプリクラを上げていた


改めてグループメッセージを見ると倉持さんも吹石さんもグループメッセージに花火大会前に撮ったプリクラを上げていたが陽菜が俺の頬にキスをしているプリクラが上がると吹石さんが陽菜を指定して

電話するからちゃんと出てね

とメッセージを送っていた


その間も

陽菜と翔太君がキスするなら私たちもしちゃえば良かったね 守屋君 

と言う倉持さんや

プリクラもこの画像も永久保存しますと言う古屋のメッセージが流れていた

俺はなんだか陽菜の上げた頬にキスされているプリクラが照れ臭くてメッセージを眺めていた


しばらくは古屋と倉持さんのメッセージのやり取りがあったがそのうちふたりのメッセージも流れなくなった

陽菜達みたく古屋達も電話をしているのかも知れない

そう思いながら俺は洗濯の準備をしていた


しばらくして陽菜が部屋から出て来た

「翔太は来週末はおじいちゃんの家に行くんだよね?」

「ああ 俺は毎年行ってるからな 今年は陽菜も行くんだろ?」

「行く 行く おじいちゃんと会うの久しぶり そう言えばおじさんは元気?」

「元気だぞ ってか陽菜はおじさんが再婚したの知らないよな?」

「おじさん再婚したの? おばさんとやり直すしたの?」

「いや あそこは色々あるみたい だから再婚同士とか言ってたな」

「そっか で 翔太はおじいちゃんの家に行くならこっちの花火大会は行かないよね」

「こっちと言っても4駅先でバスにも乗るんだろ? あっちの花火見るよ」

「やった」

「どうした? 陽菜」

「私も澪や愛美にこっちの花火大会誘われたけど翔太とおじいちゃんの家に行くからって行ったから ウソにならないで良かった」

「倉持さんと吹石さん? 別に無理してこっちに来なくても良いんだぞ」

「おじいちゃんの顔見たいしおじさんの再婚相手も気になるし無理してないから 楽しみだね また浴衣着ようかな」

「てか まだ浴衣のままかよ 着替えないと難しくないか?」

「翔太にサービス出て来た浴衣のままなのに」

「もう目に焼き付けてるから大丈夫って言えば良いのか? ってまた着るんならクリーニング出さないとだろ?」

「目に焼き付けたとかどんだけ妹好かなんだよ」

と言うと陽菜は足取り軽く階段をのぼり自分の部屋に戻って行った


そう言えばじいちゃんの家に行くつもりだけど連絡してなかったなと思い出した俺はじいちゃんのラインに俺と陽菜で花火大会前後にじいちゃんの家に帰るとメッセージを゙送った

直ぐに待ってるとじいちゃんから返事が来た


「翔太 これも洗って」

浴衣からパジャマに着替えた陽菜はまだ髪型は浴衣の時と同じアップにしていた

浴衣の時は気にならなかったけど普段着に戻った姿といつもと違う髪型の陽菜に思わず見とれそうになった

そんな俺の表情に気づいたのか陽菜は

「どうした?」

と小首をかしげながら聞いてきた

評価ブクマありがとうございます。

誤字脱字報告助かってます。

前回書きかけで投稿してました

追加再編集しています

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