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 003 陽菜サイド お兄ちゃんと


「ただいま」

と言っても家には誰もいない

お父さんとお母さんが離婚してからお母さんはほぼ毎日パートを゙頑張っている

私も゙少しでもお母さんの力になれるようにと洗濯もするし苦手な料理も゙作るようになった


今日の夕ご飯は筑前煮とブロッコリーとミニトマトのミモザサラダとお吸い物

と言っても筑前煮は鶏肉と冷凍和風野菜とお母さん頑張っている作ってくれている万能だしを゙電気圧力鍋に入れるだけだしサラダはブロッコリーを゙茹でゆで卵を白身と黄身に分け潰すだけだしお吸い物も゙お母さんの万能だしだ


料理を゙作り終え洗濯物をたたみお風呂の準備を゙する

やがてお母さんが帰ってくる

「ただいま」

「お帰り あっ今日学校でお兄ちゃんに夏休みの内に一緒に暮すようになるよと言ったよ」

「そう 翔ちゃん喜んでた?」

「お兄ちゃん素直じゃないからはっきり言わないけど嬉しそうだったよ」

「それなら良かった でも一番喜んでるのは陽菜でしょうけどね」

「別に私は お母さんが少しでも楽になったら嬉しいけど」

「そんなこと言いながら陽菜が料理始めたのは私のためじゃなく翔ちゃんのためでしょ?」

「そんなことないもん お母さんのためだよ」

「そう? 私があのことを言ったら急に料理始めた気がするけど」

「その話は良いから ご飯もお風呂も゙準備出来てるよ」

「じゃあ先にご飯いただこうかしら 陽菜も゙まだでしょ?」

「うん まだまだ話すこと有るし一緒に食べよう」


「お母さんってお父さんと再婚してもお仕事するの?」

「そうね 翔ちゃんも陽菜も大きくなったから働かせてもらいたいけどな」

「そっか まぁ家事はわたしに任せて」

「はいはい 万能だし作っておくね」

「さすがお母さん 分かってる」

「洗濯は翔ちゃんもやってるみたいよ 自炊は本当に時々みたい 中学の時に会ったら言ってた」

「そうなんだ でもお兄ちゃんに下着洗ってもらうの恥ずかしいかも」

「小学校の頃は体も洗ってもらってたじゃないの」

「そんな昔の話しされても」

「陽菜には昔でも私には最近よ そう言えば翔ちゃんはずいぶん早くから私とお風呂に入ってくれなくなったな」

「そうだっけ? でも気付けば私はお兄ちゃんとふたりでお風呂に入ってた気がするなぁ」 

「再婚したらもう翔ちゃんとお風呂はダメよ」

「それはさすがに分かってます ってかムリだな」

「私は入ってあげても良いけどな」

「ちょっとお母さん何言ってるの?」

「冗談よ 冗談」

「全くもう」

「そう言えばあのことは翔ちゃんに言ったの?」

「まだ ってかまだ私も信じれないからなぁ そうそう お母さんもお弁当箱出しててね」

「いつもありがとね どんどん上手になってるよ」

「ってお兄ちゃんも言ってくれたら良いのに」

「男は中々口に出して言ってくれないものなのよ てか翔ちゃんは陽菜がお弁当作ってるの知ってるの?」

「気づいてないかもね それに口に出さないのはお父さんとかその典型だもんね あっお風呂も準備出来てるよ」

「ありがとね 先にいただくは」


私は夕ご飯とお弁当箱を洗っている

お兄ちゃんは食べ終わると水でゆすいで私に渡してくれるから助かる

明日のお弁当何にしよう?

お兄ちゃんの好きなのは唐揚げ?豚カツ?ハンバーグ?

あれ?お兄ちゃんってお子様口なのかな?

たまには和風でこの筑前煮と焼き鮭とお浸しに卵焼きかな

鮭に塩して冷凍しとこ

でも きっとお兄ちゃんは私がお弁当作ってるとか思ってないだろな

また一緒に暮らし出して私が台所に立ったら驚くかな?

それまで黙ってよ

そう言えば お兄ちゃんの作ってくれたフレンチトーストまた食べたいな

って素直にお願い出来ないからお母さんにお願いしてもらおっと

またお兄ちゃんと一緒とか嬉し過ぎる

お兄ちゃんには絶対言わないけどね

評価ブクマありがとうございます。

誤字脱字報告助かってます。

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