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 021 陽菜のヤキモチ?


陽菜と倉持さんと吹石さんとショップに入る

始めて入る女の子の向けのショップってカラフルなんだなぁと感動する


倉持さんも吹石さんも自分で服をチョイスしてくるが陽菜がダメ出ししたりワンポイントになるアイテムを追加したりするとふたりとも納得して陽菜の意見に従っている

でもそれぞれの好みがあるから最初から陽菜任せでってわけにはいかないらしい

因みにセンスのない俺には違いが分からなかった


買い物が終わっても3人は色々なお店を覗いていた

こういう情報収集がセンスを磨くのかも知れない

学校内のカーストと同じで何事も努力なんだろうと思った


ふたりは陽菜へのお礼と言ってファミレスで食事をおごってくれた

何故か俺の分も

とは言え食事中にまた俺を挟んで倉持さんと吹石さんが座ったので陽菜の機嫌は悪かった


うちに帰り洗濯と風呂の準備をする

陽菜はファミレスに行く前にオヤジと母さんに夕ご飯は食べて来てってメッセージしてたのでゆっくりしていた

俺がお風呂の準備を終わりリビングに戻ると陽菜が

「クラスの美少女ふたりに囲まれてさぞかし楽しかったでしょうね 翔太」

と言ってきた

確かにふたりとも美人だし可愛いとは思うが

可愛い子と一緒と言うなら陽菜とでも同じだしと思いながら返事に困っていた


「もう 思い出して楽しんでるでしょ? で 澪と愛美 どっちがタイプなの?」

「特にタイプとかは それにあんな経験ないから緊張してたよ 陽キャの人達の距離感も掴めなかったし」

「あー 確かにあのふたりは嫌いじゃなければ結構普通に腕組んだり隣に座るなぁ でもあのふたりが特別で私とかはそんなに距離感近くないけどな」

「えっ? でも陽菜も俺と腕組んだりしてたじゃん」

「・・・それは兄妹だから・・・」

「なんか微妙な間が有るな まあ陽菜が他の人とどうしてるか知らないから分からないけどな」

「私は誰とても腕組んだりしないもん だいたい今日はずっとデレデレして 翔太のバカ」

と言うと陽菜は俺にべーッと舌を出してリビングを出ていった

陽菜が階段を上る足音が聞こえた

いったい何をあんなに怒ってるんだ?

取り敢えず風呂の準備も終わったし陽菜に風呂に入れると言いに行くかと俺も階段を上った

「風呂入れるぞ」

と陽菜の部屋の前で陽菜に言うが返事はなかった

俺はドアをノックして再び

「風呂入れるぞ」

と言った

ドンッ

ドアに何かがぶつかる音がした後に

「うるさい バカ翔太」

と陽菜の怒った声がした

「なんかごめん」

取り敢えずそう言うと俺は自分の部屋に逃げるように入った


自分の部屋でベッドに仰向けになった

スマホのメッセージグループの通知がきた

開いて見ると今日俺と陽菜と倉持さんと吹石さんで作ったグループだった

倉持さんと吹石さんは

せっかくのお兄ちゃんとのデートを邪魔してごめんとメッセージを入れていた

陽菜は怒りマークで両側を挟んでデートじゃないしと返信していた

これって俺はなんてうてば良いんだろうと思ってるとグループ通話が始まった

俺はどうして良いか分からず通話は気づかないふりしてスルーしていた


通話が終わったのか陽菜が俺の部屋をノックした

「翔太 寝てるの? なんで通話に出ないの?」

と声がした

俺は寝ぼけたフリをしてドアを開けると陽菜が

「寝てたの? 来週カラオケに行くことになったから翔太の友達の古屋君誘ってね 詳細はグループメッセージに それとそのグループに古屋君も誘って」

と言うと陽菜は

「お風呂入って来る 覗くなよ」

と言って階段を下りていった

なぜ機嫌が治っているのか俺には理解不能だった

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