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架空創世記  作者: 佐村孫千(サムラ マゴセン)
第1章 創天国の誕生
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03.神職の任命

創天大神によって創天国が建国されてしばらくの時が経ちました。

生活を営む国民たちも増え「村」と呼ばれる集落が各地で形成され始めます。


そんなある日、創天大神が立天野村たてあまのむらを訪れました。


立天野村たてあまのむら

創天御所の北西部に位置する村。

創天大神によって生み出された一人の国民がこの地に住み着いた事が始まりとされている。

なお、後の戦国期においてはこの地を郷田家が守護大名家として治める事となります。


挿絵(By みてみん)

※ 青丸が立天野村


立天野村に到着した創天大神は、一人の男の元を訪ねます。

その男は、創天大神が一番最初に生み出した国民であったと言われています。

創天大神は、その男に対して神職に任命すると伝えました。

それによって男は壮仁神官そうにんのしんかんと名を改め、大神に同じく代々の子孫たちがその職を継承していく事を命ぜられました。


「壮仁」の命名についてですが、当初は創天大神が「創」の字を使用する事を男に勧めていました。

しかし、畏れ多いと答えた男が考えた末に同音である「壮」の字を用いたいと申し出た為に「壮仁」になったと言われています。

こうして以後、代々の神職の名には「壮」の字が受け継がれて行く事となります。


神官は、主に大神に代わって祭事などの様々な催し事に携わったとされています。

また、大神とほぼ同等の権限を持つという側面も持ち合わせていた事もあり、壮仁神官は創天国各地に出向いて村づくりに励み始めます。

これがいわゆるまつりごとの先駆けとなったというわけであります。


創天大神と壮仁神官の二人が力を合わせた事により、今後さらに国は栄えて行く事となります。

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