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喋ったら、死ぬかも知れない。だから俺は、喋りまくる。  作者: 中田翔子
政治と保護

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バスガス爆発ブスバスガイド

地理がわからん。

世界史ならできるんだがという話ではない。


乞食と別れてから、早速イヴがいるであろう病院を探して回る。


知らない町を歩くということは、古事記を紐解くようなもので、勘を頼りに推測する他ない。


人に聴けば済む話だ。確かにアケビは初対面の人間と話すことが不得手ではなかった。


しかし、初めての隠密行動。十中八九憶えてはいないだろうが、役場で何人かに顔を見られたことは確かだ。


アケビは人の流れを読むことにした。


より多くの人が向かう先に、駅や繁華街があるだろう。しかし素直に流れに乗ってしまうと、大勢の人に顔を晒すことになる。

インパクトのある顔立ちでないとはいえ、浴衣に下駄では、憶えられても仕方がない。


極力人気のない路を通る必要がある。

高層ビルの密集地にも近寄りがたい。


しかし大きな病院というものは、案外アクセスの悪いところにあるというのがアケビの経験則だった。


大きな病院というと、膨大な敷地が必要になる。町の一等地にはまず建たない。

そして、駅からバスで一本で行けるという条件も踏まえたい。


ともすれば、凡その駅の場所に当たりをつけて、その半径3km程をぐるりと歩けばよいのだ。


アケビが歩みを始めた途端、病院行きのバスが通りかかった。


これやん。


バスに乗る金はない。アケビはバスの後を追った。

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