仮入部 パート2
パート2を更新します、また温かい目で見てください。ややこしいですがお願いします
仮入部期間中にいくところがなかったので友達に誘われた演劇部に行くことにした。そこで、自己紹介が行われようとしていた
「では、右の子から!」
心臓がまたバクバクと聞こえるくらいなっていた、一番最初の子が自己紹介をし始めた
「はい!僕は!桂 空也 といいます!久那架小学校出身で、なんで、演劇部に入ろうと思ったかというと、僕は劇団四季とかが好きで、興味があったので入ろうと思いました」
(なんだか、落語とかそういうのが好きそうで、一番練習とか一生懸命にしそうだな・・・ット思ってしまった)
「ありがとうございまーす」
現演劇部員から挨拶がかえってきた
『次の子に移った』
「・・・大町 栄太 といいます。下中小学校出身で、この部活に入ろうと思ったのは・・・親も進めていたし、少し興味もあったので入ろうと思いました・・・よろしくお願いします」
(この子はなんだか癒し系で座敷童子っぽい子だなと思ってしまった)
『次の子』
「俺は、渡邊 海斗 といいます。出身は・・・西高野小学校です、理由は、あ、演劇部に入ろうと思った理由は・・・なんか面白そうだったからです。・・・これからよろしくおねがしまーす」
(元気そうな子でたぶんムードメーカーみたいな存在なんだろうと思ってしまった)
『次の子』
「はい、・・・俺は・・・甲賀 樹 ですっ・・・えーと・・・出身の学校は、西高野小です!・・・よろしくお願いします」
(小柄でなんだか不思議な子だなぁ・・・この二人は、おんなじ小学校だったんだ。)
『次の子』
「えっと・・・寺屋 実加 です・・・西高野小出身です。演劇部に入ろうと思った理由は、興味があるのがこの部活だけしかなかったからです。よろしくお願いします」
『次の子』
「名前は、原林 舞南 です。西高野小学校出身です。演劇部に入ろうと思った理由は・・・前から興味があったので入ろうと思いました。これからよろしくお願いします」
『次の子』
ついに私の番が来てしまった、緊張してあまり、声はうまく出ないが、自己紹介をした
「・・・赤坂 寿美代 っといいます。西高野小学校出身で、演劇部に入ろうと思った理由は、運動部とかは苦手だったので、興味があった演劇部にしようと思いました・・・よろしくお願いいたします!」
なんとか言い切れた・・・ここまで緊張の連続だとは思わなかった
「・・・はい!コレで全員かな?・・・じゃあ、次は顧問の先生を・・・あれ?」
すると先輩達がざわついて、「あれ?」「またいないね」「あごがいない」「レアポケモンだモンな」
(いや、ポケモン?あご?先生がぼろくそにいわれてる・・・)
しばらくすると部室のドアから、急ぎ足のまま背が高く、おじさんで、めがねをかけていて・・・あだ名らしきものからもして、あごが出ている・・・
「いや・・・すまん、遅れた」
「では、顧問の先生の紹介です」
すると顧問の先生は、みんなのほうを見て
、
「はい、私が、演劇部の顧問をやっている、高橋 勝雄 です、まぁ1年生も顔を覚えてくれると嬉しいんだけど、それからこの部活はとても陽気な部活なので、楽しんでいただけると思うんだけど、じっくり考えた上で選んでくださいね、この部活のほかに・・・サッカー部。バトミントン。卓球。とかね、だから演劇部だけじゃなくていいからね、よく考えてね」
「先生、それじゃあ、演劇部に入らなくなっちゃうじゃないですか!」
部員が先生にいった
するとみんなが笑った、少しだけ緊張が解けた
部長がしっかりとまじめな顔で
「では、これで自己紹介は終わりました、僕たち2,3年生の自己紹介は本入部のときにいいます・・・それで・・・」
「ちょっと待て、私のほかにもう一人、顧問がつくはずなんだが、・・・きてないな?」
「もう一人?」
「顧問に?」
「先生が?」
「来る??」
一人の部員が万遍の笑みでガッツポーズをしていた
(そんなにいやな先生なのか?・・・冗談か?)
そんなことを考えてくると、いやな創造が頭に浮かんできた・・・
(まさか・・・あの先生ではないよな・・・まさかねぇ・・・そこまで神様は私を見捨ててはいな・・・)
「すいません!遅れました!」
(見捨ててたぁ!!)
勢いよく駆け込んできた、ジャージ姿の先生はあわてていたようで、上のジャージのチャックが閉まりきっていない
「いや・・・慣れていない背広から着替えようと思ったら、意外に時間がかかってしまいまして・・・すいません」
「ああ!赤坂親子がそろってる!」
渡邊がそういったとたんに、みんなが笑い出した
(こりゃまた、あだ名が増えそうだ・・・)
「違うって!」
そう、笑顔で否定しながら少しだけ父親先生のほうを見ると、すまん とジェスチャーしている父親先生が見えた
(そう思うなら、なぜ来た!)心の中で叫んでしまった
「はい、ということで赤坂先生がもう一人の演劇部の顧問です。じゃあ、自己紹介を」
「はい・・・遅れてしまってすいませんでした!・・・演劇部の顧問になりました 赤坂 友秀です!まだはいりたてで右も左もわかりませんが、よろしくお願いします」
ぱちぱちと拍手があがった
「・・・今度こそ大丈夫ですね?」
高橋先生がうなずいた
「・・・では!コレで終わります!・・・時間が来てしまった。今日の仮入部はこれで終わります、1年生は仮入部カードを書いて!終わりにします・・・」
先輩方がきょうつけをしたので私もそうした
「反省会はいいね・・・きょうつけ!礼!」
「ありがとうございましたぁー!」
みんなが一斉に言って、そしていっせいに帰りだした
色々としゃべりながら後ろで高橋先生と父親先生が
「はい!窓を確認にしていってね!気をつけて帰りなさい!」
といっていた。
演劇部の部室は、第2音楽室というところで、4階建ての校舎のなかで3階の一番はじっこにある、すぐ隣にトイレかあり、壁ぞいに曲がるまで窓がある、しばらくいくと家庭部が使っている、家庭科室と調理室がある・・・それから曲がり角を曲がると階段がありそこから降りるようになっている
という感じのところである、
(これからどうなっていくんだろう?なんでよりにもよって父親先生が・・・最悪だ・・・)
そんなブルーな気持ちになって帰っていく私だった、仮入部1日目。
やはり長くなってしまいました。これからも仮入部のことを書いていくつもりなので、パート3,4、となってしまうかもしれませんがまた読んでください!