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一味違う

しばらくぶりの登校です。

 「さぁーて、約束の明日までまだまだ時間がある。部活も終わった。答えもOK!どうするかなぁ・・・う~ん。土手にでも行くか」

私は思いつき、家から15分ほどの川の土手に来た。

 「風が気持ちいいな。」

暇なときや悩み事があるとき私は必ずここに来る。川が細く流れ、土手が私の知らない土地まで続いていて、桜の木が植えてある。桜もきれいだが私が好きなのは、風と一緒に木の葉が揺れて夕日に染まったオレンジの桜が大好きだった

 「きれいだなぁ~色々あったな。コノ半年?かな。」

思えば、月日はたち、もう、前期が終わろうとしていた。早いものだ

 「・・・」

今さっきのことを思い出し、紙をみた。雨はすっかり上がっているが、私の制服と紙は雨のあとを残して風に吹かれている

 「・・・マフィアか。」

静かに目を閉じてみて、紙を両手でしっかり持ち、土手の青草のじゅうたんにねっころがった

風に吹かれて紙がぺらぺらとめくれては戻り、めくれては、戻り、めくれては・・・え?

よくみると、風に吹かれながら、一番したのはじっこがはがれている。おかいしいな?

 「・・・あ!」

気になったんで、手にとって見ると、やぶれてしまった。

 「しまったな・・・雨でぬれてたからはがれて・・・あれ?菊間まさか!わざと雨にぬらして・・・んなわけないか。あいつがな?ひとまず水につけるか」

思い立ったのだが、なかなか体が動かない・・・っというか、明日だし。ッていうき持ちが強くて、のんびりしたいと体がいっている。しょうがない

 「モウしばらくのんびりするか」

ボーっとしていたのだが、しばらくすると、後ろに気配を感じたので振り向くと、そこにはハスキー犬を連れたおそらく30代後半・・・くらいの男性が、あごひげをオレンジ色に染めながらたっていた。

 「本当に、きれいな夕日だな。」

普通の台詞・・・のはずだがどうやら私は神様に嫌われているらしい。しゃべっているのは、

リードにつながれたハードボイルドなハスキー犬だった。


なんだかすごい方向に行っていますがきにせずに(汗)

またよんでくれるとうれしいです。

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