第一問!チャラン♪
今回から問題を出していきます。一緒に考えてみてください!
私の前に突き出された封筒からおぞましいほどのプレッシャーが感じられる
(あぁあ!なんか怖くなってきた・・・)
余裕ぶった表情をかましてみたが、菊間にはばれているらしくにやりと笑っていた
(うわぁ~悪魔だ)
恐る恐る封筒を受け取った
かさをい支えながら封筒を開けるのは至難の業だ、ご丁寧にふちからふちまできれーいにのりが張ってある。
(几帳面すぎる・・・)
やっとのことであけたときには、傘をさしている意味がないほどぬれてしまった
(びっしょびしょだ)
必死に制服で封筒を拭いていると
「どんくさいな」
「ええ?」
かさを吹っ飛ばされてしまった
「なにすんのさ!?」
「いいだろ、ぬれてんだから」
「だけどさ」
結局ぐっチョリぬれて紙を呼んだ
『チャラン!はじめまして。現時点ボスのはてなっちです。名前寒かったかな?あははは・・・ ひとまず君に問題を出そう!間違えはなしだよ~ドカン!!なんてね。んじゃいくよ
(1700頃できた車の原型といわれるものは次のうちどれ? 1 蒸気自動車 2 足こぎ式 3 ぜんまい式 4 スクーター式 )
次のうちどれ?
「はぁ?」
間の抜けた声が出てしまった
こんなのただの雑学だし、調べれば出てくるだろ。
「本当にコレが問題?」
「ああ、はてなっち様は冗談というかジョークが好きだからな。ちゃんと答えろよ、答えは明日の放課後まで。じゃ!」
「じゃ!って」
いつの間にか雨は上がっていた
「簡単すぎる。・・・ま、でもいっかかんたんのはさっさと片付けちゃおう!もしかしたらずっとこれかも!?よっしゃ!」
私はルンルンで走っていったがその後に帰ったはずの菊間と、千羽がいた
「大丈夫ですか?アンナ感じで」
千羽は雨の降った跡なのにアイスクリームを食べながら
「う~ん・・・トリックに気づけばいいんだけどな?まずまずの3点!ってとこかな」
「せっかく俺がヒントでぬらしたのに」
はぁ~と二人はため息をついた
ルンルン気分の私の手紙は問題の雑学の下に重なった紙の一部が敗れ落ちていた
簡単な雑学でした。でも本題はこれからです。温かい目で見てください