邪魔者!
さてさて、これからマフィアが深く絡んできます。わからなくなってしまうかもしれませんが・・・努力します!
昨日の出来事を頭の中で簡単に再生した
「演劇部をつぶしにきたの。お前の双子の姉・・・千羽だ。砂時計は爆弾だから。あなたをボスにするため。ボスになればお父さんはみつかる。マフィアから出される問題を全て答えれば。」
フリーズしっぱなしだ。
まったく平和が恋しい
(ひとまずみんなから砂時計を回収できるかな?・・・とはいうものの)
みんなはあまり私のことを信じていないようで、しゃべるがどこか警戒バリアみたいなのを感じる・・・元から信じてくれていたかは不明だが。
(信頼回復って言っても、このことをしゃべるのだけは口が裂けてもいえないな。)
マフィアの若頭という、転校生&演劇部員の『菊間勇』なぞめいた言葉でみんなを誘惑してる奴。
(はぁああ・・・それに問題の父親先生も)
いまではすっかりここの人気者先生になっている。くたくたなジャージがトレードマークだ
(どうもこうもって、マフィアからの問題を待つか・・・う~ん)
私が浮かない顔をして台本を見ていると
「ばばぁみっけ~。」
「うるせっ!」
きづけば菊間がそばにきて笑っていた
(心配事の種みっけ~だよ。こっちは)
さらに浮かない顔をすると
「おいおい、ふけ顔がさらにふけてるぜ。それとお前知りたいことがあるだろ」
「しりたいこと?ふけ顔は余計だ!」
「そうだよ、鈍感だな。(小声で)俺はマフィアの若頭だぞ?」
「それが」
いまさら言われたってどうでもいいことだった。それも一つの悩み事だが、それより今は爆弾・・・
「砂時計とか。」
そうそう、砂時計のばくだn・・・はい!?
「菊間!何で砂時計!」
「こういうときは、屋上へGO!」
そういって走って男子の群れに言ってしまった
(やっぱり屋上。また雨が降んないかなーなんて」
「放課後は案の定あいてるし・・・いこうかな」
少しだけ荷が下りて、別のものが背中に乗っかった気分だった
放課後
本当に雨が降った
(ええー。傘差してはなすのか・・・ふぅ~)
傘を差して、待っていた。かさにはじかれる雨の音がリズムをかなえているようだった
「遅かったな。」
「色々と心の準備があるんでね」
かさの中から顔をのぞかした
菊間はこういうときには性格が変わる気がする・・・二重人格ってか
「それじゃ、何から話そうか。まずは・・・」
菊間はどこから持ってきたのか封筒から手紙を出すと
「コレが最初の問題だ。失敗したら・・・ドカーン!だぞ?」
嵐が訪れた
こんな話しです。次回は問題が出されます。しょーもないのからはぁ?ておもうのまで皆さんも考えてみてください。