交渉決裂!
長らく空けてしまいました。今回も前回の話の続きです
頭がフリーズしてわけがわからなくなった
「え・・・演劇部をつ、つぶしに来た!?んですか」
敬語もままにならない
「ええ、まず交渉だけど」
出されたお茶を礼儀正しくのみながら答えた
(何いってんの!?なにがどうなってるの・・・って言うかコノ人誰!)
涙が出てきそうなくらいわけがわからなかった
(どういうことなんだよ~あ!そうだ!父親先生なら!)
私は希望のまなざしで父親先生を見上げた
「ん?」
父親先生はただたんにせんべいを食べていた
(だめだったぁあぁ!)
頭を抱えてみたがわからなかった
(落ち着け、ひとまず質問で片付けていこう)
息を深く吸い込み、吐いた
「あ、あの・・・ひとまず質問を。」
謎の女性は顔を挙げた
「あなたは誰ですか」
にらみながら言ってしまった
「え?」
想像以上のびっくりした顔をして父親先生のことを見た
「私のこといってないの?・・・お父さん」
「!!!!!!」
またフリーズ
「お、おとう・・・父親先生!」
父親先生はテレながら
「いやぁ~忘れてたよ、紹介する!お前の双子の姉の 赤坂 千羽 だ」
(きょ、兄弟がいたなんて・・・)
数分で頭が壊れかけている
「そ、そんな兄弟のことなんて聞いたことが」
「私は親戚の家に生まれてすぐいってしまったから、あったことがなかったのよね」
「えええええ!?」
なんだか私だけがあわてて馬鹿みたいだ・・・でもそこは我慢して
「あの、それでなんで演劇部を?」
私の姉はゆっくりと立ち
「あなたを時期ボス候補にするためよ」
時が崩壊した
「まさか、俺がいないから俺の実子である寿美代を・・・」
「ええ、それで交渉で」
座った跡に紙を出し
「あなたがボスの候補になるか、演劇部をつぶすか」
「ええ!?」
にやりと笑い
「ちなみに、ボス候補になるならお父さんは・・・見つかるわ」
「え・・・そんなの、だったらどうすれば!」
父親先生は悲しい顔をした
「もうひとつ」
「まだあるの?」
「あなたのお仲間に渡した砂時計、あれは爆弾だから」
部屋の空気が涼しくなった
「ば、ば、ば、ば、ば、爆弾!?」
部屋が震えた
「砂時計爆弾よ、ま、交渉も決裂しちゃったみたいだしかえるわ」
姉はたった
「まってみんなは!」
すがる思いだった
「数日後から組から指示が来る、それに一度も失敗せずに最後までたどり着けば・・・」
「ありがと・・・」
姉はさっていった
砂時計爆弾解除作戦の始まりだ!
少々長くなってしまいました。また温かい目で見ていただけると嬉しいです