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・・・転校生?

やっとこさ、部活の話しです。今回は転校生がキーポイントです、温かい目でお願いしますっ!多少長いかもしれませんがご了承ください

 前回にお話しした、中間テストの結果は・・・まぁまぁよかったという、微妙な結果だった・・・ま、そんなことはおいといて、今日は、夏休みの少し前の演劇部での出来事です。

 今回もまた演劇部に行くために、長ったらしい階段を上り、長い長い、廊下を進んでいったことであった

  「演劇部ー集合っ!あつまって!」

  「はーい」

 まばらにあつまってきて、みんな自然と円になっていた

  「それじゃぁ、座って」

 みんな仲がいいこと隣で少し崩れた円になりながら座った

  「今回は、話し合いをします・・・なんの、話し合いかというと・・・」

 部長が切り出した瞬間だった

  「部長!発声と柔軟はやらないんですか?」

 手をまっすぐに上げて桂が部長に聞いた

  「桂、落ち着けって」

 大町は言ったが、桂は不思議そうに

  「落ち着いてるけど?」

  「そうだね、桂君。今日は時間もないことだし、話し合いで終わりそうだから今日は発声と柔軟は省くよ、いいかな?」

  「あ、はい」

 桂は納得したように手を下ろした

  「それじゃぁ・・・」

  「はいはいーい!何を話し合うんですか?!」

 山上先輩はにこやかな笑顔で質問した

  「それを今言おうとしたんだよ?山上」

  「そ、そうなんですか」

  「そうだぞ、山上。永遠に黙るか、永遠に眠るか、どっちがいい?」

 これまた香川先輩もにこやかな笑顔で毒を吐いていた

  「すいませんしたっ!」

  (こういう風景が一番平和で好きだな)

 私はほんのりと思ってしまった

  「どうしたの?寿美代?顔がにやけてるよ?」

  「え?!嘘マジで!」

  「それでは、改めて、今日は老人ホームの劇決めをしたいと思います」

 わーーわー 先輩方は知ってる、やるんだー! ッ人いうかたがたが多いのも関わらず、1年生は全員ハテナマークの顔をあいていた

  「1年生はわからないと思うので簡単に説明を・・・演劇部は夏休みごろに老人ホームを訪問して老人の方と、触れ合う機会があるのですが、そのときに1年生の劇のなれも含めて毎年『おとぎ話』をやっています・・・それでなんのおとぎ話をやるかを今日決めたいと思います

  「おお・・・」

 みんなから納得の声が漏れた

  「では、案を出して・・・」

 そのときだった

  ガラッ!

  「また、さえぎられたな、沼南」

  「今度は誰なんだ?・・・高橋先生ナンのようですか?」

  「いや、俺からは特に用はないんだけどね、紹介したい子がいるんだよ」

  「紹介したい子?ですか?」

  「そうだよ」

  「それって、『転校生』とかなんかっていうことですか?高橋先生」

  「そうだよ、よくわかったな」

 ざわざわし始めた中に一つの人影が出てきた

  「あっ!俺知ってるかも、こいつ」

  「本当か?誰だ?甲賀?」

  「私も知ってる!」

  「え、誰?実加!教えてよ!」

  「こいつは確か・・・1-2に転校してきた・・・」

  『菊間 勇』っといいます。富山から転校してきました、演劇部には興味があったので、高橋先生にお願いしてみると、案外軽く返事をもらえたので入部させていただきました!これからよろしくお願いします!」

 転校生の菊間と名乗る男子は軽くお辞儀をした

  「菊間・・・菊間先輩の兄弟?!」

  「違うよ!兄弟いいるけど、違うよ!い、勇君?とは!」

  「名前あやふやなら無理して言わなくて言いですよ」

 高橋先生は時計を見ると

  「ま、盛り上がっているところ悪いんだけどね、もう最終下校時刻になるよ?」

  「え!」

 みんなが一斉に時計を見た

  「で、では!話し合いは、また次回にやります!・・・きょうつけ礼!」

  「お願いしまーす!」

 反省会が始まった


 反省会が終わった

 

  「寿美代ー!先いってるよー」

  「うん!正門で!」

 私は準備が遅く大体最後らへんに出てしまう・・・っといっても電気を消したいがためというのもあるのだが

  「うわ!紐が絡まった!」

 バックにかかった紐と格闘していると転校してきた菊間が来て耳元でこういった。

  『マフィアは情報をつかむのが早いんだぜ?お前の父親のこと、親子のこと・・・そして秘密を数人にばらしたこと・・・どういうことかわかってるよな?』

  「え・・・」

 それだけ言い残すと転校してきた菊間は

  「すいません!部長さん!やっぱり、ペンバックの中にありました!」

  「そうか!じゃ、閉めるぞー赤坂も早くでろー」

 あまりのことに一瞬頭がフリーズしてしまった

  「・・・は、はい!」

 

 その帰り道、もう一度考え直してみた

  (秘密を知ってる・・・私達のことも、マフィアも、しかもばらしたみんなまで・・・)

 ふいにみんなをみた、楽しそうにしゃべっている

  (みんなを巻き込むわけにはいかない・・・やっぱり覚悟が中途半端だったんだ・・・秘密を知っているっていうことは、マフィア関係のもの・・・それかスパイ。やばいな、これは父親先生に・・・)

 頭の中に楽しそうに生徒と授業をしている父親先生が浮かんだ

  (・・・だめだ、いっちゃいけない・・・だったら、私が直接確かめるか)

 私は決心した



 学校の窓から誰かが見ていることも知らずに・・・




 

長ったらしくてすいません・・・新キャラでましたので、今後の活躍にご期待&ご注目ください!急激に話は進んでいきますっ!これからも改めてお願いします!!

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