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一億分の一億

作者: 志賀飛介

僕は不器用だから伝えたいことも上手く伝えられなくて

感謝の言葉も挨拶もどことなく熱が籠もっていなかった

知らないうちに誰かを傷つけているんじゃないか

誰かに嫌われているんじゃないか

怖がってばかりだった


そんなんだからもうずっとこんなことばかりやっている

伝えたいのかも分からないものばかりを書いている

もしかしたらどこかで誰かの生きる意味になりはしなかって

想像する


くだらないよなぁ ほんと

馬鹿みたいでさ 笑えてくる


何も特別じゃない

ただの一般人でしかない

一億分の一なんかじゃない

言うなれば一億分の一億だから

届かないことはわかりきっている

脇役じゃない

主人公なんてもっとない

背景になれたら万々歳


そんなんなのにもうずっとこんなことばかりやっている

伝えたいのかも分からないものばかり吐いている

もしかしたら今の僕の何かを変えてくれるんじゃないかって

考えてみる


くだらない くだらないこと

馬鹿みたい 馬鹿みたいなこと


どうしようもないほど 溢れ出すこと


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