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君のいない船  作者: 羊毛
28/28

 黒猫議長に再会するまで随分時間がかかった。彼の「老衰」は進んでいた。私は彼の最期を見取った。

 それから船に乗った。空飛ぶ船ではなく、海を行く船だ。その時にはもう、風波という国は無くなっていた。リバウンドも終わっていた。私は津軽海峡を渡って北海道へ上陸した。今の所、私の話はこれでお終いだ。



(了)








同シリーズ一覧


①『消える流れるすり替わる』

②『メロンの楽園』

③『辿れない糸口』

④『氷の目隠し』

⑤『ロッカーの隣人』

⑥『砂に降る影は滑る』

⑦『君のいない船』本作品

⑧『水際ランナウェイズ』


時系列は④(過去篇)→①→②→③→⑤⑦同時進行→⑧→⑥(後日譚)


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