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チューリップ
108、チューリップ
枯れた街路樹の枝先に ひっかかったビニール袋
風に揺れる音が切なく心に響くんだ
街を通り去る北風が 追い打ちをしてくるように
頬を叩くような強さ 僕には無いんだ
君がどこで暮らしているのか
君がどんな食べ物が好きなのか
君はいつも何を考えているのか
知らないことばかり・・・だよ・・・
相手のことを知りすぎるのは 良くないっていうけれど
君全てを知る勢いで 君を好きで遺体
一人歩く帰り路に咲く いつものチューリップの花
「もう春か」立ち止まり呟く 僕には来るのかな・・・
君がどこを通りかえっているか
君がどんな趣味を混んでいるのか
君はいつも僕を想っているのか
知らないことばかり・・・だよ・・・
「一緒に帰ろうよ」一言で 君は微笑んでくれるから
前よりも もっと好きになれるよ
相手のことを知りすぎるのは 良くないっていうけれど
君の全てを知りたいよ 少しずつでいいから・・・
前よりも もっと好きになれるから・・・
一人で歩く帰り路は寂しくて、切なくて・・・
「一緒に帰ろうよ」 その一言が癒えずに
僕は北風の中、冷たい身体を前に・・・前に・・・
君のことを知りたい。
隣でいろんなことを話したい。
前よりも、今よりももっと好きになれるから・・・。




