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自己陶酔とのこと

*エレン・ローロ・ジンリンの項目を追加。

*ネタばれあり。

特に需要があるとは思っていませんが、作者が忘れてしまっている可能性も考えてメモ代わりに投稿です。スリーサイズとか身長とか。イメージの足しになればよろしいかと。

作品開始時期からおおむね半年が過ぎたので(星天を始めたのが4月上旬)、女性キャラのプロポーションステータスをいじりました。

変化したり、してなかったり。大体ダイスの神様の言うとおりである。

【18-01-31】

ビコウ、ナツカ、白水の誕生日を変更。どちらも実際に台湾で行われるモデルとなった道教神の祭礼日となっています。

 (参考資料)【[図説]中国の神々】(bookmeter.com/books/107793)



*[シャミセン]/[薺煌乃(なずなこうだい)

 身長・175センチ


 当作品の主人公。大学一年生で十八歳。中肉中背で筋肉質。十一月十五日生

 楽しめればいいやという理由で、特に戦闘スタイルは決まっていない。

 星天遊戯の初期設定(キャラメイク)のさいにダイスロールで振り分けるステータスを決めていたが、運がよければ強いモンスターを低レベルで倒せるんじゃないかという、運任せな考えが先行し、残りのポイントをすべて幸運値(LUK)に振り分けた。

 さらにレベルアップ時にもらえるステータスポイントをすべてLUKに振り分けているため、他の同レベルプレイヤーとは桁外れのステータスとなっている。

 そのような経緯であるため、LUK以外のステータスは一桁レベルのプレイヤーより弱いのだが、装備品の効果などで強化されているため、レベル30以下ではあるが、トッププレイヤーと相違ないほどのステータスと相成っている。

 その影響もあってか、NOD開始時にコンバート条件であるレベル30以上(レベル35)であったため、コンバートをしたのだが、装備品をはずしても、数値が240とカンスト寸前であったため、あまりにも強すぎるという運営からの制限で、現在のXbの五倍までの数値までしか計算されない。

 プレイスタイルはギャンブル性を含んでいるが、シャミセン自身は実際に博打打ちというわけではない。

 掲示板ではその奇行や状況から、数々の諱で伝えられている。

 現代の大学生と違って、休み以外での深夜活動は慎んだ規則正しい生活をしており、世話好きでもある。

 幼馴染であり、初恋の少女であった漣の件が影響してか、不謹慎に相手を貶すプレイヤーを、異常なまでに毛嫌いしており、限度を超すとお仕置きしないと気がすまない性格。

 また年上に対しては礼節を持っているが、相手によってはフランクな対応をしているが、逆にセイエイや双子、テンポウといった年下の少女を褒めるさい、よく頭を撫でる癖があるため、よく周りからはロリコンと誂われている。

 また怒った時は右手でのアイアンクローで相手の頭を掴み握ってお仕置きをするが、本気で怒った時は利き手である左手でやるのだが、相手のことを思ってと関係を悪化したくないという気持ちからあまりしようとはしない。

 プレイングネームの由来は、苗字である『なずな』の別名であるぺんぺん草(なずなの花びらが三味線に使われるバチに似ている)からきているが、西遊記がベースとなっている当作品からすれば、西遊記世界の中心にある須弥山(しゅみせん)から来ている。



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 【ワンシア】

 *人間時の身長

 一六四センチ スリーサイズ・八九(A六八のEカップ)・五九・八七


 シャミセンが星天遊戯のプレイ中に偶然テイムした(というよりはワンシアが一方的にテイムになった)合成獣キメラタイプのモンスター。

 狐狗狸(コックリ)さんがモチーフになっており、狐・狗・(やまねこ)(本来はタヌキだが、中国ではヤマネコを意味している)といった三匹の特徴が融合しており、モンスターの感知や探索に長けている。

 高い魔力と知力を持っており、獣状態でも人間の言葉を喋る事ができる。またモンスタースキルである変化の術で遭遇したことのあるモンスターに変身することができ、人間に化けることも可能。人間時はショルダーネックの花魁姿。

 NODでもコンバートの際に召喚可能となっているが、一部修正を加えられている。



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*[ビコウ]/[孫星藍(ソン・ショウラン)

 身長・148 B・92 W・54 H・84

 名前のモデルは、孫悟空が花果山にある水簾洞を探し当てたさい、猿たちの王として名乗った美猴王(びこうおう)から。


 ヒロインの一人で、レベルマックスのトッププレイヤー。十九歳の大学一年生。十月十二日生。

 もともと中国の大学に通っていたが、星天遊戯のテストや運営へのアイディア会議のために日本へとやってきていた。

 シャミセンとは一歳上だが、後途の件で単位が足りなかったため留年となってしまい、シャミセンや斑鳩とは同窓生となっている。

 背丈は中学一年生かそれよりも低いが、不相応なほどに大きく実った胸が特徴。

 第二次成長期のさい、成長過程が身長<バストとなっていたため、本人はもはや自虐している。

 自分の身丈の低さに関してはさほど気にはしていないが、それとは違って大きく育った胸を物珍しさで見られることを毛嫌いしており、さらに知り合いでもなんでもない人間から『チビッ子』と身長のことをからかわれると怒りを覚える。

(モデルである孫悟空の身丈は四尺(一二〇センチ)なので、それに比べると背は高いが、同年代からすればかなり低い)

 川で溺れていた犬を助けた際、その後遺症で植物人間となったが、現在は目を覚ましており、兄の家に居候している。

 プレイヤーであると同時に、前述にある通り運営スタッフでもあるため、イベントは参加を禁じられている。

 ただし本来のレベルは自身で成長させているので、チートはしていない。

 西遊記の孫悟空をイメージした戦闘スタイルや魔法を覚えている。

 前述での事件で植物人間状態であったが、脳は生きており、[ブレイン・マシン・インターフェース(B・M・I)]を利用したVRギアによる脳波によるゲームプレイをしていたことと、運営スタッフの権限であるログイン時間制限がかけられていないというのを利用して、レベル上げをしていた。

 姪のセイエイと同様、中国人と日本人のハーフであり、彼女も中国ではそれに関していじめを受けていたことがある。

 日本に関してはマンガやアニメ、ゲームを通してと、母親が日本人であることから好きであり、中国製よりは日本製のMMORPGをよくプレイしていた。

 その縁もあってか、日本に来る前からケンレンやナツカとはゲームを通して顔見知りであった。

 シャミセンとは幼いころ、旧正月の連休のさい、日本に訪れたときに一度出会っており、その時に助けてもらった影響からか多少意識をしている。(一般的に日本人はやさしく、心配りができるというイメージがあったが、誰も声をかけてくれず、唯一かさを貸してくれたのがシャミセンだけだったというのも理由のひとつ)



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*[テンポウ]/[川上里桜(かわがみりお)

 身長・154 B・83 W・56 H・82

 名前のモデルは、猪八戒が天界にいた時に名乗っていた天蓬元帥(てんぽうげんすい)から。


 高校一年生で十六歳。七月二六日生。

 ビコウ、ケンレンとは【魔獣演舞】を通しての知り合いであり、ビコウから星天遊戯に誘われてプレイしている。

 メインウェポンは七星剣(セブンス・スター)という短剣を使っているが、気分によっては猪八戒の武器である馬鍬をつかうこともあり、[悪食(イビル・イーター)]という周りのプレイヤーのHPをドレインする、無差別殺傷スキルを使った近~中距離タイプのプレイヤー。イベント時に[悪食]で周りのプレイヤーのHPを吸い込んでポイントを貪り取ったときの映像が流出してしまい、掲示板では『ピンクの悪魔』と揶揄されている。

 シャミセンが登録しているフレンドの中ではビコウに次いでLUKが高いのだが、基本的にあまり期待はしていない。

 シャミセンの従妹である花愛が通っている[彩梁女学院さいりょうにょがくいん]に通っており、偶然にもクラスメイトであったのだが、互いに星天遊戯をやっていたことを知らなかった。NODでセイエイがハウルにテンポウの本名を口走ってしまったことを、シャミセンが謝罪したことで、ハウルが花愛であることを知ってからは、ゲームのみならず私事(プライベート)でも一緒に遊ぶ関係となったため、実を言えばセイエイやシャミセンには感謝している。

 基本的にはVRMMORPGをやっていることを周りに知られたくないため、おくびにも出さないが、学校でのストレス発散に、ログインしていることが多い。現在は前途のことでハウルとゲームのことを話すことが多くなったため、多少のストレスは緩和されている。

 実家が喫茶店を経営しており、テンポウはそこで手伝いも兼ねたアルバイトをしている。



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*[ケンレン]/[谷川愛理沙(たにがわありさ)

 身長・169 B・93 W・56 H・89

 名前のモデルは沙悟浄が天界で名乗っていた捲簾(けんれん)大将から。


 大学二年生で二十歳。八月二日生。赤髪でモデル体質。

 [星天遊戯]での職業は死霊術師(ネクロマンサー)。レベル30以上のトッププレイヤー。魔法使い系の職業であるため、魔法スキルが多い。

 フレンドの中では控えめな性格で、一歩下がってものごとを俯瞰してみる冷静さをもっている。

 ビコウやナツカとは星天遊戯以前から知り合いであり、オフ会(おもに中国に住んでいるビコウが旧正月で日本に来たとき)で何度もあっているため、ビコウの実年齢よりも幼く見えることをからかってはいるが、実は撫で回したいとすら思っている。

 あまりシャミセンとパーティーを組む機会がなく、リアルで大学などで忙しいため、あまりログインできないでいる。

 ただし休みのときや、連休の際はログイン制限時間をマックスに使っているため、低レベルというわけではない。

 メインウェポンはローロが練成した宝杖(ほうじょう)なのだが、基本的には死霊を使って戦闘をしている。

 NODでは就職活動が忙しいため、アカウントを作製できないでいる。



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*[セイエイ]/[孫恋華(ソン・レンファ)

 身長・154 B・85 W・54 H・83

 名前のモデルは紅孩児の(ごう)である聖嬰(せいえい)大王から。

 牛魔王の息子であるため、孫悟空は義叔父に当たる。それに伴い、ビコウとは姪と叔母の関係になる。

 キャラのイメージは「恋姫夢想」の呂布ごと「(れん)」。

 余談だが、元々は紅孩児が観音菩薩に帰依したのちに戒名した[善財童子]を使用しようとしたが、そもそもそちらは[華厳教]の主人公から来ているのでボツとしている。


 中学一年生の十三歳。五月二二日生。叔母であるビコウと同様、中国人と日本人のハーフ。

 生まれが日本であるためか、周囲が日本語しか喋らないため、彼女自身も日本語しか喋れない。(唯一の中国人である父親ですら、基本的には日本語で話している)

 実年齢とは不釣合いなほどスタイルがいいのだが、それに対して無頓着な部分があり、ゲームの中でシャミセンに裸や下着姿を見られることはあっても、特に気にしないほどの図太い神経を持つ。(基本的には自分がそういう格好をしているときに偶然見られただけという考えのため)、学校ではあまり喋らない朴念仁と見られているが、実際は感情表現が乏しいだけで内心は感情豊か。

 家族や好きな人(友人含む)から頭を撫でられるのが好きであり、またその人が貶されると自分のこと以上に怒る場合がある。

 また周りに迷惑をかけたくないという気持ちから、いじめや、嫌がらせなどのストレスを内に秘めて、外に吐露しようとはしない。

 それが風船のように膨らみ、限界を超えて爆発すると、その原因となった人に対して刺々しい口調になる。

 叔母であるビコウより身長が高いため、一緒にいると姉と間違えられることがあったりする。

 戦闘スタイルは遊撃であり、高いステータスと多くの体現スキルを駆使する。

 レベル44とトッププレイヤーだが、初期の頃に回復忘れするほどの連続戦闘をしていたため蓄積されたもの。

 親がスタッフであるため甘やかされていると運営スタッフから懸念されているが、無課金で成長させている。(課金の場合、運営に管理されているためすぐにバレる)

 また装備品の効果が【戦闘開始時に体現スキルを使用してしまうと、武器の効果が発動されない】という制限が掛けられているが、本人は気にしていない。それどころか、初めて遭遇したモンスターに対してデスペナなどの危険性を考えずに攻撃を仕掛けてしまうため、よくビコウやシャミセンから突っ込まれたりあきれられたりしているが、本人はさほど気にしていない。

 周りからはドーベルマンのような娘と評されており、普段はおとなしいが、ゲームのこととなれば好奇心旺盛でとことん貪欲といった性格で、信頼している人以外には懐こうとは絶対しない。

 その性格が災いして、小学校ではイジメを受け、自傷してしまうほどに心に闇を抱えてしまい、さらにビコウが目の前で川で流されている子犬を助けた際に植物人間となってしまったことを、自分のせいだと自責していた。通っている中学校でも小学校のときのトラウマがあり、あまりクラスメイトと話すことがなかったが、偶然シャミセンのことを口にしたさいに、シャミセンの従妹である香憐がそれに反応したことで、学校でほとんど話すことができなかったゲームのことや、他愛もない会話ができるようになったため、学校生活はいくらか楽しめている。

 シャミセンに対しては、家族以外で自分をちゃんと見てくれているという信頼性を抱いており、それが親愛へと変化するかは神のみぞ知る。……



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*[サクラ]/[矢野咲夢(やのさくら)

 身長・164 B・88 W・61 H・89

 名前のモデルは特にいないが、メイドという意味では善財龍女(ぜんざいりゅうにょ)という、観世音菩薩に仕える龍女(りゅうじょ)がいる。


 [星天遊戯]・[魔獣演舞]・[ナイトメア・オフ・ダークネスウィッチーズ]の運営会社であり、VRギア製作販売会社である[セーフティーロング]の社長である孫五龍(ソン・ウーロン)のメイドとして働いていたが、現在は社長の息子である孫丑仁(ソン・チュウジン)の家で働いている。年齢は二〇代後半。二月十五日生。

 ゲーム内では主にセイエイとともに行動しており、格闘系優先のセイエイとバランスをとるため、自身は魔法職を優先としている。

 上級魔法である転移魔法を覚えており、料理スキルも長けている。孫家の中では常識人枠。



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*[ボース]/[孫丑仁(ソン・チュウジン)

 身長一九二センチ 十月二六日生

 名前のモデルは牛魔王。キャラの設定もそれに準じている。

 ボースはラテン語で[ウシ]を意味しており、名前にも[ウシ]が入っている。

 また星天遊戯のスタッフがプレイヤーとして参加している場合、わかりやすいよう、ビコウ、[四龍討伐]で登場したコウマと言った形で、孫悟空が義兄弟を結んだ妖怪たちの名前が使用されている。

 ただしボースの場合は、最初[ギュウマ]としていたが、ストレート過ぎるとビコウから訂正を喰らったという裏設定がある。


 [星天遊戯]の日本サーバーを運営・管理しているチームのリーダーであり、プレイヤー監視のために、フィールドを見まわっている。ビコウとは腹違いの姉弟であり、セイエイの父親。妹と娘と違い、彼は中国人である。

 ビコウは父親である孫五龍と後妻である日本人の女性の間にできた娘であり、ボースは前妻との間にできた息子という形となる。

 子煩悩であるが、リーダーとしてはしっかりしており、愛妻家。

 ルールを守らない(悪質なプレイヤーキラーなど)プレイヤーを取り締まっていたら、逆に経験値が加算され続け、ビコウと同様にトッププレイヤーとなっている。職業は戦士なのだが、(ビコウ)(セイエイ)と違って、さほどゲームがうまいというわけではない。

 星天遊戯での事件以降、色々と巻き込まれているシャミセンや、それを助けようとするビコウに苦笑しながらも、彼自身も惜しみなく助言をしている。



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*[ナツカ]/[林田陽花(はやしだはるか)

 身長・166 B・87 W・56 H・90

 名前のモデルはナタク(本来は[ナタ]である)をアナグラムしたもの。NATAKU=NATUKA


 社会人で二五歳。九月九日生。

 ビコウとは魔獣演舞以前からの知り合い。

 大学では中国語研究を専攻にしていたため、ビコウとはボイスチャットでよく話していたほど。そのさいほとんどが中国語であり、日本語も話せるビコウから色々とレクチャーされていた。

 レベル46のトッププレイヤーであり、ビコウの次に強いと云われている。

 社会人であり、実家暮らしであるため、仕事優先ではあるが、お金にかなりの余裕があるため課金戦士。

 それでも無課金のセイエイのほうが実力でも上であるが、大人の余裕であまり気にはしていない。

 ただしいらない武器などもギルドメンバーに渡してもいるため、誰も愚痴をこぼさない。というよりはこぼさせるほどに落ちぶれてはいない。

 メインウェポンは【斬妖剣(ざんようけん)】と【かん(石偏に欠ける)妖刀(ようとう)】というふたふりの刀剣だが、他に【縛妖索(ばくようさく)】・【降妖杵(こうようしょ)】・【綉毬(しゅうきゅう)】・【火輪(かりん)】と、状況によって使い分けている。

 シャミセンの周りにいるプレイヤーの中では数少ない大人のプレイヤーであるため、ゲーム内やプライペートでも相談されることが多い。

 兄がおり、同じく星天遊戯をプレイしているが、互いに社会人であるため、あまりパーティーを組めないでいる。



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*[白水(はくすい)]/[泉鏡花(いずみきょうか)

 身長・162 B・87 W・59 H・89

 名前のモデルは特にいないが、西遊記本編にて登場するアイテムのほとんどが太上老君が所有、作成したものであるため、キャラのモデルはこれになる。


 ナツカと同じ会社に勤めており、大学の後輩でもある。二三歳。二月十五日生。

 ナツカがリーダーを務めているギルドで副リーダーを務めている。レベル30台であり、職業は弓師の第二職業である狙撃手(スナイパー)

 プライペートではシルバーアクセサリー作成で小金を稼いでおり、その趣味やプレイヤースキルがこうじて、オリジナルの装飾品を作れるほど。



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*[メイゲツ]/[中西流凪(なかにしるな)

 身長・144 B・73 W・52 H・75

*[セイフウ]/[中西楓(なかにしかえで)

 身長・144 B・75 W・53 H・74

 名前のモデルは西遊記本編で、万寿山五荘観まんじゅさんごそうかんに登場した鎮元子(ちんげんし)の弟子である明月(めいげつ)清風(せいふう)。清風が弟子の中で一番若く、明月は二番目に若い。


 一卵性双生児のプレイヤー。メイゲツが姉で、セイフウが妹となる。小学六年生で見た目も同じであるが、スタイルは若干違う。十二歳。六月七日生。

 セイフウが先にゲームを開始しており、メイゲツは誘われた形で初めている。

 一緒に行動していることが多く、ナツカのギルドに所属しているため、描写はないが、実はギルドハウスでシャミセンを見かけていることが多い。

 メイゲツは法術士、セイフウは弓師を選択しており、双子特有の阿吽の呼吸を用いた戦術を得意とする。



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*[斑鳩(いかるが)]/[出間鉄門(いずまてつと)

 身長・182


 シャミセンとは高校からの付き合いで、同じ大学に通い(学部は違う)、バイト先も一緒。すこし太っている。十八歳。十二月二日生。

 ポケ○ンやモン○ターフ○ームなどの、いわゆる育てゲーを好んでおり、[魔獣演舞]のテイムモンスター育成にはまっていたため、[星天遊戯]におけるデータコンバート可能となる日まで我慢していたという経歴がある。(先にプレイを始めてしまうと、データコンバートできないという規約があったため)

 レベル40だがデータコンバート時のエラーで装備品は然程強いとはいえない。

 ただしコンバーター特典のテイムモンスターを所持しており、[ちびちび]という黒竜を引き連れているため戦闘力は極めて高い。



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*[ハウル]/[杏夲花愛(きょうもとけいと)

 身長・156 B・84 W・56 H・88


 名前のモデルは西遊記本編で東印度に登場した普賢菩薩扮する愛愛(あいあい)から。


 高校生で十五歳。三月五日生。

 シャミセンの、母方の従妹(いとこ)であり、綾姫の姉。

 テンポウが通っている高校のクラスメイトであることを知らなかったが、NODでセイエイがハウルとテンポウが同じ学校に通っているとハウルに教えたことがきっかけとなり、二人は学校でもゲームの会話をすることが多くなっている。

 名前は[本]ではなく[夲(本の俗字)]が正しいのだが、たまに本人すら間違えてしまう。

 魔獣演舞からのコンバーターであり、ユニーク職業である吟遊詩人(ミンストレル)

 高校受験のためにVRゲームを禁止している間に魔獣演舞がサービス終了していたため、再開したさいに星天遊戯へのコンバートしたが、装備していた武器のデータエラーで弱体化、レベル制限があることを知らず、レベル設定エラーによって出現したバンシレイに襲われたところを従兄であるシャミセンに助けられた。(その時はチルルがハウルに変身していたが)

 その時は半信半疑であったが、同じくゲームをはじめた綾姫との会話でシャミセン=薺煌乃だということを知った(それをいった時にこっ酷く叱られている)。それからも今までと変わらずに接している。

 自分よりもレベルが低いはずのシャミセンから逆に反撃を受けたり、余裕でよけられることから、その成長を恐ろしく感じている。

 テイムモンスターは[チルル]という魔狼。知能が高く変身能力を持っているが、ビコウやワンシアのような体現スキルと違い、こちらは魔法スキルであり、実際に変身しているわけではなく、幻惑を見せているに過ぎない。



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*[綾姫(あやめ)]/[杏夲香憐(きょうもとかれん)

 身長・152 B・82 W・55 H・79


 名前のモデルは、ハウルと同様に、西遊記本編で東印度に登場した文殊菩薩扮する憐憐(れんれん)から。


 シャミセンの従妹で、真鈴、花愛の妹。十三歳。八月二四日生。

 セイエイとはクラスメイトであり、シャミセンの影響でゲーム好きであるが、通っている中学校が進学校であったためクラスメイトのほとんどがゲームをするような空気ではなく、[星天遊戯]をはじめたとは公言できないでいた。

 ある日の昼休み、セイエイがシャミセンの高い幸運値(LUK)ならクエストクリアに必要なアイテムが手に入るかなと、独り言をつぶやいたところ、それに反応し、さらに本人シャミセンにセイエイのことを聞いてからは、二人で一緒にプレイするほどの仲になった。

 あまりゲームをする時間がないため、レベル自体は低いが、シャミセンや、実姉(じっし)であるハウル、セイエイたちの手助けもあってか、かなり強くなってきている。職業は法術士。

 NODを始めようかと思っているが、スケジュール管理が器用なほうではなく、学校や部活もあるため、片手落ちしてしまうという懸念がありプレイしていない。

 小学生のころは喘息などで体調がおもわしくなかったが、成長とともにその症状が緩和しており、激しい運動をしなければ同年齢の子と大差ない体力はある。また家にいることが多いことや、従兄であるシャミセンの家が近いこともあって、ゲームを一緒にしている。姉のハウルはスプラッター系は嫌いだが、綾姫自身はホラー系のゲームが好きである。



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*[メディウム]/[杏夲真鈴(きょうもとまりん)

 身長・168 B・91 W・57 H・89


 名前のモデルは、二人の妹と同様、西遊記本編で東印度に登場した観世音菩薩扮する真真(しんしん)から。


 シャミセンの従姉で、花愛と香憐の姉。一九歳。

 シャミセンのひとつ年上で社会人二年目。シスコンで学生時代のバイトや社会人での給料で妹達に色々と買っている。

 花愛が使用しているVRギアは、もともと彼女が購入したものだったが、仕事が忙しく、遊戯する暇がほとんど取れなかったため、お下げとして妹の花愛にあげていた。現在は再び購入したものを使用してNODにログインしている。



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 [エレン]/[宝生漣(ほうじょうれん)

 六月三〇日生(享年十六) 身長・162 B・84 W・58 H・84


 名前のモデルは幼獣セイレーンからと、スイートプリキュアのセイレーンが人間界で名乗っていた名前から。


 シャミセンの幼馴染であり、[サイレント・ノーツ]ではその名を知らないものがいないとされていたトッププレイヤー。

 シャミセンのみならず、ビコウやナツカもゲームをプレイした際に彼女とパーティを組んでいた経緯がある。その際も他を引き寄せないほどの実力を魅せつけていた。

 小学生の頃、シャミセンからイジられたりしていたが、それに対してはお互いに信頼関係を持っていてのことであったため、本人は気にしていなかった。いわゆる愛情を持ってのイジりである。

 ただし周囲もそれを逆手に取り、イジメの限度を超えたことを漣にしており、また父親が企業の失敗によって多額の負債を持ったことで蒸発したことが原因で漣の精神は崩壊し、引っ越しを最後に小学校の途中からシャミセンとは音信不通となっていた。

 シャミセンとは再び高校で再会し、エレン自ら[サイレント・ノーツ]に誘ったが、そこでもシャミセンの不躾な行動で漣はネットでのイジメを受け始める。それから数ヶ月後、シャミセンと斑鳩の目の前で投身自殺をした。

 VRギアのテストプレイヤーとして参加していたが、経緯は不明。

 またNODの中ではNGコード扱いとされている。



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 [ローロ]/[宝生朗(ほうじょうあきら)

 身長182センチ 九月十二日生


 宝生漣の兄であり、シャミセンとは幼馴染。二九歳。

 星天遊戯では武器専門の鍛冶職人をしており、彼が経営している武器屋は堅実でしっかりした対応、初心者プレイヤーにはリーズナブルな値段設定で信頼も厚い。

 妹の蓮が自殺した原因がネットゲームでのイジメと考えており、プレイヤーキラーを執拗に襲うPKKプレイヤーでもある。

 実生活ではインテリア関係の仕事をしており、忙しい毎日を過ごしているが、仕事を家に持ち込まないよう心かけている。



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 [ジンリン]/[???]

 身長・10.3(157) B・6.1(93) W・3.54(54) H・5.64(86)

 

 NODの運営スタッフであり、シャミセンのみに与えられているサポートフェアリー。

 宝生蓮とは中学での同級生であり、漣がイジメられていたのを傍観した罪悪感を持っていた。

 もともと星天遊戯のスタッフとしても参加しており、その時にシャミセンが、漣が大切に持っていた写真に写っている男の子だと知っていた。

 NODで起きている事件と連が自殺した事件が関連しているのではと考えており、調べてもらおうと考えている。


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