表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Death is salvationー混沌のヴィシュヌ  作者: 雲類鷲 蜃霧
【序章】◆【大罪の誕生編】
14/21

【第13話】◆【新世界創造】

 大罪堕神龍たいざいだしんりゅう・混沌の意志を受け継いで、宇宙救済者と吸血鬼神龍ヴァンパイアから呼ばれたオーレリア様が新世界を創造されてから、六正年ろくせいねんの月日が流れました。


 紫色のアメーバ状の物体で覆われた意思を有する十字架が光と同等の速度で新しく創造された宇宙空間を散策していた。


「なるほど、これが愚かな銀破石羅族ぎんはせきらぞくの少女がつくった宇宙…なのですね」


 オーレリア様を利用した計画は成功と言えるでしょう。其れに必要な ”設定の秘宝” をも手に入れる事が出来ました。


 わたくしの為に働いてくれたオーレリア様には感謝しなければいけませんね。


 しかし……一つだけ問題があるとすれば、この宇宙空間に生体反応がないこと位でしょうか?


 辺りを見渡すと惑星だけは腐るほど存在しているようです。


 では、適当な惑星に憑依して完全復活の機会を窺うとしましょうか。

 


 暗黒の空間に無数の惑星が存在した。


 しかし、その空間に異物が侵入した。


 紫色のアメーバ状のもので覆われた意思を持つ十字架。


 その十字架は一つの惑星の中枢を乗っ取り、惑星の形を変えて完全に支配してしまった。


 その瞬間、乗っ取られた惑星は発色した。


 紫色の変に明るい光。


 この世界からすれば異物でしかない光。


 惑星は急激な変化を遂げる。


 上腕と上腿にはブラックホールとそれで出来た触手、肘と足首にはワームホール、前腕と下腿にはホワイトホールを有し二十本の指はビッグバンという爆発で形成されていった。


 その中枢には数え切れない数の銀河で出来た脳や心臓がありあらゆる臓器も無数の銀河で形成されその臓器には太陽液が常時流れていた。


 惑星は乗っ取った者の記憶を見て、自らをヴィシュヌの使徒と名乗った。


 そして、自分の片割れを犠牲にして創り出した宇宙空間つくりあげ、その空間をブラックホールの触手で吸収し、脳や心臓、太陽液、ワームホールで概念、物質、属性を創造し、ホワイトホールで出しそれを破壊する。


 という行動を繰り返した。


 ある程度、宇宙空間を吸収した段階でヴィシュヌの使徒は自分の中指を引きちぎってビッグバンを起こした。


 その影響か、中規模の宇宙空間が創造され、ヴィシュヌの使徒はその空間に光となり侵入する。



 古の宇宙大規模構造において、銀河がほとんど存在しない領域(超空洞)に白(平和)と黒(混沌)が混じった一筋の光がその領域に侵入する。


 限りなく無に近い空間を乱した一筋の光は領域に衝突して突き破る際に袂を分かちそれぞれの思惑で動き出した。


 白き光は宇宙空間に魅入られ、類似した絶対的な力を有し全ての生命体を守護し、導き、裁き、愛し宇宙空間の規模を拡張するだけの生命体(平和)として。


 黒き光も又、宇宙空間に魅入られ、相違的な力を有し無限を捨て自身に枷を課す行動を取り永久に満たされぬ事の無い情熱を持ち続ける生命体(混沌)として。


 始まりの光と呼ばれる二つ生命体はそれぞれの生き方を追求し、宇宙空間の長の座に君臨した。


 秩序的に宇宙空間内の規模を保とうとする秩序型生命体(白き光)と無秩序的に宇宙空間を破壊し、乱そうとする無秩序型生命体(黒き光)。


 愚行を繰り返す二つの光(生命体)を見下し、見兼ねた知能を有する惑星ブラッド星が貴方がたのどちらかに宇宙創造主と云う古くから伝承された最高級の爵位を授与すると進言した。


 ブラッド星の進言には白き光(平和)と黒き光(混沌)を潰し合わせ疲弊させた所を一気に叩きのめし、自身が宇宙空間の長となる漁夫の利を得ようとする意図があったのだ。


 しかし、この計画は白き光(平和)の方に疲弊という概念が存在しない為、失敗に終わった。


 白き光(平和)は自分と同じように無限の可能性を有していながら態々自身に無駄な枷を課した黒き光(混沌)を救いようが無い愚かな光(生命体)と言い、圧倒的な力で討滅した。


 ブラッド星はその光景をまじまじと見せつけられ、宇宙創造主と云う最高級の爵位と共に白き光(平和)に降伏する意を示した。


 漁夫の利を得ようとしたブラッド星の行動を予め見抜いていた白き光(平和)は宇宙創造主の爵位を得るとブラッド星及び近郊惑星の討伐を決行、ブラッド星や近郊惑星は圧倒的な力の前に抵抗する事も許されず死滅した。


 その後、銀河がほとんど存在しない領域(超空洞)を完全に平定した白き光(平和)はそこから超銀河団へと進出し政治的・軍事的策略を駆使し、瞬く間に超銀河団を平定。


 この宇宙空間の覇者となった。


 その後は善政を敷き続けた。


 その後惑星達が寿命を迎え機能停止した後、惑星の願い、望みを叶える為に全ての惑星及び銀河を吸収し自身に名を付けた。完璧な宇宙空間を創り出し、自身が統治する為の準備である。


 完璧な宇宙空間を創り出し統治する下準備として最初に白き光(平和)は書を記した惑星がつけて欲しいと願った宇宙空間創造主という名前を自身につけた。


 宇宙創造主は自身の血液を固め宝石を創り出し宇宙空間の創造石として使う事にした。


 その宝石(創造石)を通常攻撃打撃銀河系創造と打撃太陽系創造により複数の太陽系宇宙空間と銀河系宇宙空間を創り出した。


 そして宇宙創造主は自身のオーラを具現化して全宇宙空間を創造した。その後、先に創って置いた銀河系宇宙空間と太陽系宇宙空間を全宇宙空間内に収納した。


 宇宙創造主は自身が創り出した宇宙空間について入念に調べ上げた。

 

 その結果、宇宙空間は定期的に爆発し消滅しては強く生まれ変わる。


 という独特な特徴を有している事を見つけ出したのだ。


 知識としてこの特徴を知った宇宙創造主は自身が創り出した銀河系宇宙空間と太陽系宇宙空間を強く維持する為に自身の詠唱魔法ビッグバン及びブラックホールで破壊しつつ何度も創造する。


 この作業工程を後の世に誕生する人間族が持つ数の概念では表す事が出来ない程の時間を消費し行っていた。


 しかし、宇宙創造主の強大で誰にも越えられない力に耐える事が出来なくなった全宇宙空間は最後に放ったビッグバンの大爆発をくらい消滅した。


 自身の力の強大さを全宇宙空間消滅により改めて知った宇宙創造主は肉体の内部に存在する核水晶を除く七つの大罪に自我を与え、全宇宙空間が完全体の威力を抑え込み自然に又は他者の意図で破壊出来ない規模に成長するまで分割統治する様に命令を出した。


 その後、二つの宝石を使用し七つの超巨大宇宙空間を創り出し、残った六つの宝石に全宇宙空間規模拡張命令を出し、自身の肉体について調べ始めた。


 自身の肉体について入念に調べた結果、頭に生えている髪は彗星で出来ており一本一本に銀河系が埋まる程の魔力を貯蓄しており自分以外が触れると放出された魔力に耐えられず一瞬で塵となり吸収される仕組みになっていて氷属性の攻撃も出来るらしい。


 そして腕や脚の内部には創造惑星が無数に組み込まれており其の創造惑星の働きで全宇宙空間、銀河系宇宙空間、太陽系宇宙空間、ビッグバン、ブラックホール等の攻撃や概念が創り出されている。


 また手足の指には準惑星が組み込まれており、これもまた自身の血液により永久に創り出されている戦闘時この準惑星を弾丸の様に指から永久に出す事で相手に即死級のダメージを与えつつ周囲の宇宙空間及び生命体の活動を停止させる事が可能。


 心臓部には此の世界の情報が全て流れており自身の能力や不死不老を司る核。此の核を有し制御しているのは宇宙創造主であり心臓の動きを一秒止めると自身は除く全て宇宙空間及び生命体が一瞬で滅ぶ。心臓は不完全状態の現段階で二京存在する。


 脳にはあらゆる概念、その他生命体や自身の創り出した物の行動を確認する事が出来て、心臓部から送られる情報を光速をこえるスピードで適切に処理している。


 また自身の血液に流れる惑星や概念の量の指示を出しており、脳は数え切れない数肉体に存在する。現段階で三京。


 なお、私の肉体に触れた者は有無を言わさず太陽系宇宙空間になるので、私はプロテクターという防御魔法を他者が触れた時の為に常時肉体に纏っておく必要がある。


 自身を殺す道具(子供)を創る時は自身の肉体に生で触れても平気な者を利用しないといけないね。


 まだ、完全復活していないので分からないが、完全復活途中には大規模なビッグバンが起きる事が予想されるので、それまでに新たに生み出される民の生活を向上させ宇宙空間の規模を拡張し平和を維持する為の宇宙空間創りをしていこう。


 私が必要と無くなり淘汰される其の時まで


 そして此れから創り出す生命体の為に創造の歴史を記しておこうと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ