第1話
すいません、書いててごちゃごちゃしてるなぁとは思います。
説明が多くて申し訳ないです。
「君の瞳、本当はそんな色じゃないだろう?私には分かる。そして、君が私の妻に相応しいことも。私と共に隣国エルフルトにお招きしよう。私の妻として、ね。」
突然、目の前に白馬に乗った美男子が現れてそんなことを言った。
「ええと、どなたですか?」
私の問いかけに、目の前の美男子は眉をひそめた。
「はっ。エルフルト第2王子のこの私を知らないなんて。とんだ田舎町だな。まぁいい。君は生まれ変わりだろう?何かしらの方法で瞳は茶色に見えるが、金色なんじゃないか?」
突然そんなことを問いかけられるが、もう慣れたものだ。
「いいえ、私は生まれて13年間金色の瞳になんてなったことはありません。金色の瞳の方を見たこともありませんわ。」
息を吐くようにそう、伝えた。
町が豊かになって、外国から人が来ることが増えた。
今まではお世辞にも豊かとは言えない町がたった5年でかなり豊かになったため、噂を聞きつけた貴族がわが町の住人に同じような質問を投げかけるのだ。
だが、確固たる証拠がないため皆すごすごと踵を返していく。美男子もまた、捨て台詞を吐いて去っていった。
証拠を掴まれないよう、
ハンナが町の周囲に目くらましの魔法をかけている。
結界のようになっていて、そこを通ると至って普通の町に見える。
怪しまれないのは、この町のもの以外、目くらましの魔法というか、魔法自体を知らないからだろう。
何故こんなにも外国から注目をあびているかというと、輸出が盛んになったからだ。
フルーツや農作物もちろん、薬という珍しい品物まで輸出している。
これは、苦しんでる人を助けたいと熱心に言うハンナの意向でのことだった。
町の病気に薬を出して治したことをきっかけに、この国には同じ病気で苦しんでいる人が多いのはないか、と考えて町の特産品として輸出することにしたのだ。
町はさほど大きくはなく、町人はみな顔見知りで、信頼の置ける間柄だ。そのため、町人にはハンナのことを話し、ハンナをまもりながら、ハンナの思う通りにやらせようということになったのだ。
もちろん、ハンナを利用しようとする者は誰もいなかった。
ハンナの知りうる知識を総動員し、たった5年でかなり生活が変わった。
まず取り組んだことは、この世界の医学は進んでおらず、持病を抱え働けない人々が増えているためそれを、止めることだ。
ハンナによる診察と、薬の提供でみるみるうちに床に伏せるものは減った。
そして、病気の予防も進めた。
幸いこの国にも科学はあって、実験道具などを揃えることができ、細菌やウイルスについて前世の知識をフル活用して予防接種を作ることができた。
それだけでも随分と人手が増え、農作物の生産が栄えた。薬草の栽培にも着手するようにもなった。
また、町の防御力を上げるため騎士だったときの記憶を使って、街の男たちに剣技や弓の指導もした。
そして、農作業を楽にするための機械づくり。
町人は協力的で、鉄の採取や石油の採掘などは町の男たちがかってでてくれた。
農作物が今まで以上に取れるようになったため、近隣の町に売り出して町の財源を確保することもてきた。
このあたりで、周囲の街や国から突然の豊かさに調査がくるようになった。ハンナが前世を思い出して2年のころだった。
その頃から、めくらましの魔法をかけはじめた。
その後、町外の誰にも知られないのをいいことに町中の移動に便利と評判の魔法を使ったテレポーターも作った。
大きくはないといっても、はじからはじまでは結構な距離なのだ。
それから、電気はもともと普及していたためそれを利用して様々な家電を作った。電子レンジや掃除機、冷蔵庫、洗濯機。
幸い人手はあったためすぐに制作にとりかかれたし、器用な人が多くて完成にじかんはかからなかった。
溶接などの技術は鍛冶職人の知恵を借りた。
トイレはもともと水栓であったからそこはたすかった。下水はあるのだ。
ここまででお気づきかと思うが、この物語はチート少女の話だ。