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対異能力犯特殊執行部隊0  作者: あまぐも
序章 対異能力犯特殊執行部隊
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第2話 人とヒト


目を開けるとそこはいつもの司令室だ。

「執行完了。只今帰還しました」

「うむ、ご苦労だった。これにて作戦は、終了だ、各自休養を取って万全の状態にしてくれ」

そう言って司令官は立ち去ろうとした時だった。

「何でだよ!!」

後ろから突然叫び声が聞こえ振り返るとそこには怒りを顔に浮かべたNo.3の姿があった。

「どういう事だNo.3?」

司令官はあのやり取りを知らないから当然だろう。

「何で、俺達は守れる命を守れねーんだよ!!それに、何でお前ら平然としてやがんだよ!!」

その話を聞き司令官はどういう事か納得したようだ。

「それは、警察の仕事だ!!我々は軍だ。あくまでも極刑に処される罪を犯した奴を殺し、それ以降殺される人間を減らすためにうごいているのであって、あの人々を救いたいなら警察にでも行け!」

司令官の言葉にNo.3は怒りを強くした。

「何だと!そんな身勝手な!救える命を救わないなんて、人として最低の奴等と同じじゃないか!それに、何でてめぇらもこれで平然としてやがる!!」

その言葉に司令官は驚くべき言葉を出した。

「此処に人居ない。お前以外はな」

確かに、俺は記憶を失い、感情というものも欠如しているなら人では無いのかも知れない。

「分かった、なら辞めて警察にでもなってやるよ犯罪者ども!!」

「犯罪者はお前だ。お前は今、国家機密漏洩未遂及び国家特殊機密漏洩未遂の罪で身柄を拘束する」

そう、No.3は今、「なら辞めて警察にでもなる」と言ったことにより、この部隊の情報及び異能力を漏洩する可能性がある為、拘束されるのだ。

「何で…俺はこんな事に…。」

絶望の表情を浮かべ、元No.3の男が連れてかれた。

「君らには済まない、奴は前の事件で保護された一般人だが、部隊を知ったことと能力が多少優れていたから入隊させたが失態だった」

「変わりの隊員はどうなりますか?」

「今のところはアイツを使おうと思っているがどうかな?」

「なるほど、あの事件の…。いいと思いますよ」

「ありがとう、君は面白そうだな?」

「?どういう事ですか?」

分からないな思いとは嬉しい時もしくはこれからの出来事に期待している時ではないのか?

「だって君は今、『笑って』いるじゃないか。」


最近暇通学途中が暇なので連日投稿ですが、もうすぐテストがあるので投稿が遅くなるとなると思いますが、どうぞよろしくお願いします!

あと、友人に見せた所、「表情などの描写が無いのでノベルゲームの様」だと言われましたがどうなんだろ?

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