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学校に行くのか。
ガタンゴトン
8年間もか。
ガタンゴトン
友達できるかな?
ガタンゴトン
……
ガタンゴトン
なんだよ!これ尻が痛い!異世界にいったらやってみたいこと上位、馬車に乗ってみたいがこんなに尻が痛いなんて!
「ロラン?大丈夫?」
やべ!
「大丈夫ですよお嬢様」
「そう?なんかあったらいってね?」
「わかりました」
今俺は王都にある学園にむかっています。ああ、尻が痛い。
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WOW!
ヒャッハー!尻なんて痛くないぜ!感覚がなくなってきた!ヒャッハー!
ん?
「お嬢様報告します!オークがきました!でも大丈夫です!我々が倒しますので安心してください!」
護衛の一人、護衛Aさんだ。
でも待てオーク?オーク!来たー!ストレス溜まっているんだ一発やるか!
「僕も加勢します!」
「ロラン君きみはまだ若い!」
「大丈夫です!一回実戦してみたいですし」
「…わかった来い」
「はい!お嬢様大丈夫ですから、安心してください!」
「…はい、頑張ってねロラン?」
「はい!」
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えっとオークが123456…10匹!?多いな!
ん?護衛Aと護衛Bだ何話してんだ?
「多いな、どうする?」
「守るしかないだろ」
「そうだな…俺これが終わったら結婚するんだ…」
「おい!お前そんなこと言うな不吉じゃねーか!」
おいおい!死フラグ立てるなよ!
やべえ来やがった!今剣がないから、『魔闘術』で行くしかね!てか、男なら拳だろ!
「ブヒーーーーーー!」
オークの鳴き声って豚の鳴き声かい!見た目どうりやん!
ん?3匹が俺の方にきた!
くらえ! ハイジャンプ!
「父さん直伝!『正拳』!」
はい!オーク1の顔面直撃!そして、
「フンッッ!」
ここから拳に魔力をさらに入れてそのまま
(オークの頭が吹っ飛ぶイメージ)
オラアア!
これぞ俺のオリジナル、『魔殺拳』!
ん?これどこで手に入れたって?ほら、前に父さんたちがどっかにいった時に『魔闘術』だけじゃ魔物に倒せれないと思った俺は魔物用に開発して得たやつ!実験台は定番のゴブリンでしたわ。まあ、おかげでレベルアップしたし、結果オーライだろ。あと『魔闘術』は父さんの修行で手に入れたやつ。
「オラオラオラオラ!」
オーク2とオーク3は反撃しようとしたが、その前にロランの拳が先に届き、頭や肩、腹などが吹っ飛ばした。
「ふう。この調子に残りのオークども倒すか!」
でこのままオークを殲滅しながらロランはこう思った。
(ヒャッハー!豚ども殺してやるぜ!……あれ俺こんなキャラだっけ?)っと
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「護衛Aさん護衛Bさんお疲れ様です」
「いやいや、お前こそお疲れだよ!オークの頭を吹っ飛ぶとかすごいと思うけどな」
「護衛Aの言うとうりお前がお疲れや」
「ハハハ、ではお嬢様に報告しにいきます」
「ああ、ありがとうな」
「お嬢様、オーク退治終わりました」
「ロラン!大丈夫だった?」
俺をそんな目で見ないでくれ!惚れてしまうやろ!なんてねw
「はい、このとうり大丈夫です」
「そう、よかった」
「では、行きましょうか。」
「うん!行こうか!」
こうして俺は興奮を抑えながら、学園に行った。