22,ナガレと実習訓練1
「ハカ様何を言っていますか、すみませんハカ様が突然変なことを。ハカ様、先生の話がまだ終わっていませんので、行きましょう」
「う、うむ。そうだな」
ほう、あの坊ちゃんはタバスに逆らえないだろうな、命拾いしたな。まあ、OHANASIはこの後でも行けるけど。
「ええっと、ではこれから実習訓練するから準備するように、では解散!」
よし!今日の訓練の相手はあの生意気な貴族さまに決定し
「おい、そこの執事俺の訓練相手になれ」
は〜〜!チッ!命拾いしたな(二度目)。こいつのこと気になるし相手になるか。
「はい、いいですよ」
「そうか、」
そっと俺の耳まで来て小さな声で
「お前、日本人だな」
ほう、いきなりですかではここは
「さあ?ニホンジンとはなんでしょうか?」
「そうくるか、まあいい俺の相手しろよ」
「はい、わかりました」
「アーサー様今回は相手できません」
「ん?わかった、今日はそこらへんの奴を相手にしておこうか」
わあ、その相手どんまいやな、南無です。
「では行ってきます」
さて相手は多分チートを持っているはず、ここは俺のとっておきをせずそこら辺の魔法で行こうか。
「今からナガレとロランの五分実習訓練する、でははじめ!」
「いくぞ、執事野郎!」
いきなり来たな、しかし速い。でもアーサー様ほどではない!
「行きますよ、ナガレさん!『魔旋丸』!」
これはあの忍術の魔法版で物理はちょっと与えるがMPがかなり減らせる。
「何だよ!それ!パクリじゃないか!」
「何のことですか?ではくらぇぇぇ!」
「くそが!来い村正!『一刀流獅子切り』!」
ああ、くそ!魔旋丸が切られた!魔法でやっつけてやる!この至近距離で
「『火弾』『土弾』、100連発!」
オラオラオラ!あれはいったか?
「俺はこれごときでやられんよ、執事野郎」
ハハハ、そりゃそうか