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佐々原

 医官に鼻を治療して貰い、その後、自分の部屋へ戻って服を着替えるように言いつけられた。

 慌てていたので気付かなかったが、布地が白色のTシャツを着ていた為に、鼻血まみれでスプラッタ映画によくある殺された犠牲者になっていた。

 そうして、服を着替えていると、ふと眼鏡の件を思い出す。

 ゲーム後、とは言ったものの時間帯は決めていなかった。

 約束を守るために、ベッドに座って佐々原を待ってみる。

 しかしどれだけ待っても、彼女は来なかった。

「仕方ない」

 こちらから出向こう。

 ぼくは膝に手をついてベッドから立ち上がり、眼鏡ケース片手に部屋を出た。

 隣室の呼び鈴を押す。

 反応は無かった。

 何十回鳴らしても出てこない。

 引きこもりニートアフィリエイターめ。

 仕方なく先にもう一度、医務室の方へ見舞いに行くことにした。

 アレクシスをこんな目に遭わせた元々の原因は、きっとぼくにあるだろうから。

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