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龍闘神戦記  作者: 無電冥路
13/17

悪夢からの…………

 うぅぅぅぅぅぅ……………、参ったなぁ~、霧のせいでなんにも見えないよ~~~。さっき来たアイツは多分だけど敵対性魔族エネミーズで間違いないと思う。

 だって、現れるなり放ってきた魔術が悪意のある幻影を見せるものだから。

 でも私には効果が無い。訳あって私の身体は幻影を見せる幻術の類いは全く通用しない。そのため、幻影が全然見えないし、それによって起きる筈の混乱に悩まされることもない。

 ただ、幻影が見えないだけなので実際に発生している霧は見えている。だから霧に包まれてしまっている今、周囲を見回しても真っ白な空間が見えるだけ。

 後は幻影を見せられている皆の悲鳴が聞こえるだけ。幻術から助けたいけど視界がこうも白く塗り潰されたような状態じゃあ、迂闊に動けないよ。下手に動くとパニック状態のクラスメイトと衝突して余計に状況が悪化しかねない。

 あの魔族もそれなりに強そうだった。

 どうしよう、本当まじで打つ手無しなんですけど。

 こう言う時こそ冷静に、と言うけど考えても良い手が無いと焦ってしまう。本当にどうしよう、と。

 そんな時だった。

 物凄く強烈すぎる殺気が放たれたのは。




 俺にあんな悪夢を見せやがって!!

 奴の居場所は………………、見つけた!

 その周囲には…………………………、凪原がいるのか。

 まぁ、いいか。

 手加減の必要は無い。アイツは絶対に消滅す。

 俺は闘気を練り始めた。




 先程から発生した強大ななにか(・・・)から感じられるプレッシャーがますます強くなっていく。

 強烈すぎる殺気と相まって、ここから逃げ出したいと思い始めていたが、行動を中断してしまう程の恐怖から身体が動かない。

「何だ?!この力は!?こんなのがいるなど聞いてないぞ!?」

 私に挑んできた魔族も心当たりは無いようだ。しかも様子を見る限りではどこか怯えている様にも見える。

 チャンスかもしれないが、プレッシャー自体は依然としてそのままなのだ。これが無くなるまでは動けない。

 いつまで続くのかと疑問に思い始めた時、事態は動いた。

 突如、魔族を漆黒の槍のようなものが貫いた。




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