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ラヴィング・プア Loving poor  作者: 戸理 葵
命がけの演技で-君が好きだ-
25/54

6(R)

 扉を開けた湊は呆然とした。


「……え? どういう事?」


 まさか3P? それはお断りしたい。そんな趣味は無い。

 

 目の前には本日のお客様、沢畑健悟が何故か憮然とした顔つきで立っている。今日も見事な七三分けだ。しかも光ってる。暑苦しい。顔が濃いから余計に暑苦しい。

 そしてその隣には、恥ずかしそうに居心地悪そうにしながら、困った様に沢畑を横目て見ている虎太郎こたろうがいた。



「僕が連れてきた。彼にバトンタッチしようと思いまして」


 沢畑がいかめしい表情で、堅苦しく言う。


「はい?」

「彼から話を聞いたんだけど、君の事務所の社長さん。出来る人なんだろうけど、ちょっと融通が聞かないね。思い込みが激しい、という感じがする」



 ……それは、あなたの事ではなくて?



「あれこれと人の事を決めつけるのはどうかと思う。そもそも恋愛は自由な筈だ」


 湊は訳が分からず、彼の隣に立っている虎太郎こたろうを見た。


「……あの……?」



 虎太郎は眉を下げて沢畑を見ている。瞳と口元が、おかしさをこらえ切れない、とういう様に笑っている。そしてそのままの表情で、湊を見た。



「僕ね。あの後……この間の日曜日、三田さんに呼ばれたんだ。それで、湊ちゃんには会わせられない、って言われた」

「……うん」



 それは知ってる。だってあたしも直接そう言われたもん。

 この人に直接会ったら、クビだ、って。


 まあ、どっちでもいいんだけど。



「それを健悟に伝えたら、こいつ、やたら怒りだしちゃってさ」


「客と従業員が外で会うのはルール違反だ、とか、興味本位で気軽に手を出すな、とか、トラブルの元になるからやめて欲しい、とか、色々言われたようだが、それのどれもが当てはまっていない。いやまず前提として、仮に当てはまっていようと本来、人の心は自由だ。誰にも縛る事は出来ない」



 沢畑はまるで街頭演説を始めるように、胸を張って(二人を見ず)、滔々とうとうと語りだした。

 うわキタ、始まった。

 虎太郎と湊は、気持ち半歩、後ずさった。



「まず虎太郎は今現在まだ、『クエンチング』の客ではない。従って何をどう行動しようと自由だ。第二に、こいつは気軽に手を出したりしない。興味本位は否定しないが、新たな行動と言うものは大抵、興味本位から一歩を踏み出すものだ。まずは興味を持って、そして行動を起こしてみる。どんなに下調べを積もうと、最初の一歩は皆同じだ。それにトラブルの元になると言ったが、具体的に何の説明もなされていない。説明が出来ない事とは、根拠が薄いと言う事だ。経験則で物事を言われても、それを他人がすんなりと受け入れる事は難しい。これは彼に原因があり、虎太郎には無い」



 ……この人、どうしちゃったの?



 そう言う目で再び虎太郎を見た。虎太郎は驚いたように彼を眺めている。顎を引いて、眉間に皺を寄せている。でもやっぱり口元は笑いを堪えている様で、面白そう。

 湊は軽いめまいをおぼえた。


 

 どーすりゃいいの……?



「従って僕は、彼の無根拠かつ支配的な言動には意味が無いと考えた。だからこいつを連れてきた」


 まるで何かの宣戦布告の様に、鋭い目つきで宣言をする。

 湊も自然と、眉間に皺が寄った。


「……えっとつまり……それは……」


 やっぱ3P?



 警戒心たっぷりに沢畑を見ると、彼女の心の声が聞こえたのか、沢畑は湊を見返して不機嫌な顔をした。



「君は賢くて多分聡明なのに、デリカシーに欠けた所があってそこが勿体無い。人の些細な心の機微を感じ取る事が上手くないね。相手の想いとか、何を考えているかとか、もう少し丁寧に見たらどうだい?」



 ……あー、これが身内なら絶対殴ってた。客であるのがホント、惜しい。



「つまりね。二人でどうぞご自由に、って事だよ。どこでも好きな所に行って下さい」

「えっ?」

「この時間は、僕が買ったから」



 してやったり、の笑顔。どこか陶酔している感すらある。



「……なんで……」



 そこまですんの?

 というかその笑顔。なにがそんなに楽しいの?


 湊の質問に、沢畑はキラキラと言った。



「僕はこいつにとんでもない借りがあるんだよ。それを差し引いても、こいつには幸せになって欲しい。いとこである以前に親友なんだ」

「お、ありがとう。よかった、でっかい恩を売っといて」



 虎太郎が笑顔で、さらっとそれに乗る。まるでそれを見越していたかの様。え? ちょっと待って?



「でもお客様と勝手に外で会う事は……」



 状況に付いて行けない湊は、一瞬たじろいだ。


 だって、訳ありなお客様に、人目に触れない別世界と癒しをあげるお仕事だもの。先日の藤田さんとの一件は特別扱いだけど。


 彼女の台詞を聞き、沢畑は自分の邪魔をされた様な顔をした。



「分からない女だな。さっき言ったでしょう? こいつは、客じゃない。つまり今から君は、プライベートなんだ。煮るなり焼くなり振るなり、好きにしたらどうですか?」



 湊は唖然とした。虎太郎を見る。彼が湊を見た。クスッと笑う。

 ハンサムで綺麗な顔にある大きな瞳が、甘くきらめいた。



「好きにして下さい?」



 その言葉にあらぬ事を想像してしまい、湊は生唾を飲んだ。あああたし腐ってる。でもだってその台詞、あたしの仕事でしょ? 

 ズルイ、あたしよりも色っぽく言わないでよっ。



「でも……」

「はい、行った行った。じゃ」


 沢畑は追い立てるように二人の背中を押して、玄関から出す。

 ガチャン。カチャリ。

 ご丁寧に、鍵まで締められた。


 嘘でしょ? あたし追い出された? 

 鍵、どうやって社長に返せばいいのよっ。



「……えっと……」



 困って斜め上目遣いに虎太郎を見ると、彼はもう堪え切れない笑いを、拳一つで必死に抑え込もうとしていた。ちょっと。



「あいつ今頃、自分に感動しているよ、絶対。哀愁漂う悲しみを背負った男、みたいな? 湊ちゃんへの失恋をじっくり味わっているんじゃないかなぁ。プライドの高い奴だからさ、きっと引き際を得る事が出来てホッとしてるんだろうな」


「……はあ」


 つまりあたしは、切られた、と? そっかぁ、引っ張りすぎたかなぁ。個人的には嬉しいけど仕事的には失敗よね、これって。



「根はいい奴なんだよ。前にも言ったろ? おまけに単純で……理屈や筋のあわない事には、我を忘れて正そうとするんだ。そうなると大変なんだよな」



 戸口の前で立ち話をするのもなんなので、二人でエレベーターに向かう。

 彼の言葉を聞いて、湊は考え込みながらポツリ、と言った。



「……ああ、でもそう言う人って、脆いですよね」

「え?」

「相手に理屈で言い負かされると、一気に自分のプライドが崩れて収拾がつかなくなりそう。それどころか、そこに付け込まれると、相手に支配されちゃいそう」



 エレベーターの扉が開き、一階に着く。

 湊は降りたが虎太郎が付いて来ず、振り向くと彼はまだ中にいた。すこし驚いたように彼女を見ている。



「……虎太郎さん?」

「……すごいね、湊ちゃんって」



 言いながら慌てて降りて、彼女に近づく。湊はキョトンとした。



「え? 何が?」

「その人を見る目。すごいと思う。才能だよ」

「そうかなぁ」

「そうだよ。役者って人を観察する能力も必要だから、すごい羨ましい。いいなぁ」



 そう言って眼を反らし、拗ねた様に膨れて見せる。その仕草がやたらと可愛かった。


「……ぷっ」


 

 湊が噴き出すと、それを見た虎太郎も口角を上げた。目が柔らかく細められる。


「じゃ、デートしようよ。どこに行きたい?」

「……デート……」



 正直、困ってしまった。いいのかな、こんなんで。

 でも目の前にいる彼はとっても優しそうで、それに何より、彼女がずっとファンだった人。ずっとテレビで見続けていた人。完璧な、ルックスの人。


 気付くとボソッと呟いていた。


「……中華料理が食べたい」



 言って自分で驚愕。ちゅ、中華料理? なんて色気が無いの? どんだけ食べるつもりなのよ。


 虎太郎も驚いたようだった。



「中華? 二人で? それってがっつりすぎね? 人数が必要だし……」

「で、ですよね、すいません」



 しょぼんと頭を下げると、途端に彼は慌てだした。


「うそ。あ、ちょっと待って」



 あたふたと、携帯を取り出す。

 え、何でこの人が慌てるの? 湊にはさっぱり解らない。


 随分しばらく待たされた。彼は携帯をいじったり、誰かにボソボソと電話をしていた。

 そして急にクルッとこちらを振り向いた。

 顔が、キラキラと輝いている。何、その眩しいオーラ。同じキラキラでもバカ殿とは質が違うわ。



「お待たせ。じゃ行こうか」

「どこへ?」

「二人でも楽しめる中華。友達に聞いたんだ。少量で、沢山の種類が楽しめる所。美味しそうだよ、行ってみよう」



 湊はビックリした。

 一つは、この短時間にこの時間に、そんな事を聞ける友達が複数いる事。

 もう一つは、そこまで自分の為に動いてくれた事。


 彼の柔らかな瞳が、愛おしそうに自分を見つめている様な気がした。

 ドキドキ、する。






 泰成たいせいは考え込んでいた。事務所のソファに座って、ウィスキーのロックを傾ける。


 沢畑の元に湊を行かせた。その後の展開は読める様な気がする。それでもいいかと思えたのは、岡谷と二人で会った時、思っていたよりも好感を持てたからだ。少なくとも、湊を色眼鏡で見たり、歪んだ愛情をぶつけたりしそうには見えなかった。


 まあ、何の足しにもならない事をグダグダと思い悩んでいる様な奴には、ああいう素直で余計な事を考えない奴がお似合いなのかもしれない。



 だけどすっきりしねぇな。






 

 湊と虎太郎はお酒を飲んでいた。お洒落な中華料理屋の小さな個室。

 先程から彼は饒舌で、心の底から楽しんでいる様だった。

 いいなぁ、この人。素直で。嬉しい事は嬉しい、って全身で表現している。美味しいものは美味しい。

 一緒にいると、自分まで嬉しくなってくる。素直になれる、気がする。



「湊ちゃんってお酒強いねぇ」

「ああ……そうかも」

「羨ましい。俺、飲むとすぐ赤くなるし、すーぐ楽しくなっちゃうんだよなぁ」

「今、楽しくなってるでしょ?」

「そうそう、わかる?!」



 そしてまた嬉しそうに、大きな声で笑うと両手を後ろについて天井を見上げた。

 ふっと笑い声を収め、微笑んで上を見ている。

 

 やがて優しい眼差しで、湊を見つめた。



「初めて会った時、君、僕の空気感が好きって言ってくれたでしょう?」


「え? ああ、そうかも。だってファンなんだもん。コタローの演技、すごく好き」


「君の空気感も、相当だと思うよ」

「?」



 意味が分からず湊が小首を傾げると、彼が一瞬真顔になった。

 彼女は本能的に、ドキン、とする。

 虎太郎の顔が、アルコールのせいで僅かに赤かった。



「背筋がピンと伸びて、しっかり者ってイメージがあるんだけど……笑顔が、マジでいい」



 湊を捉える、魅力的な瞳。男性なのに、唇が色っぽく見える。


「……それは……どうも……」



 彼の視線と唇の動きに捕らわれて、曖昧な返事しか出来ない。動きまで封じ込められた気分。

 そんな彼女に、虎太郎はそっと近寄ってきた。


 ジッと見つめ、掠れた声で聞いてくる。


 

「前の続き、してもいい?」

「……」


 泰成に邪魔された、未遂のキス。

 湊は頷く事も出来ず、だけど彼から視線を反らす事も出来なかった。

 虎太郎はそんな彼女をじっと観察すると、ゆっくりと、顔を近づけてきた。


 そっと重なる唇。

 湿った、柔らかい感触。


 信じられない。私、コタローとキスしてる。女優さんって、演技の時に彼とこんなキスをするのかなぁ。


 そう思っていると、彼は少し唇を浮かせ、角度を変えてまた口づけてきた。再び柔らかい動きに、口を封じ込められる。

 何度かそれを繰り返しているうちに、そっと背中を抱きしめられ、舌が入ってきた。


 ぞわっとくる。

 それからぞくりときて、少し戸惑ってしまった。


 そして戸惑っている自分に、戸惑ってしまった。



「ヤベぇ」


 虎太郎の熱っぽい囁きが漏れた。


「スゲー気持ちいい」



 そっか。この人は気持ちいいんだ。じゃあ良かった。


 そんな冷静な想いが頭を掠めた時、彼の右手が彼女の胸に伸びた。唇は相変わらず、湊の口を犯したまま。

 あ、と思った瞬間、彼の爪が胸の突先を軽く引っかいた。


「……っ」


 体を走った電流に思わず湊が反応すると、虎太郎はそれに気付いて、何度かそこを責め始めた。


「んっ……」


 ヤバい、体は反応するんだ。


 そう思っていると彼の手は、胸の大きく開いたカットソーのボタンを片手であっさりと外した。

 そして湊の唇から離れると、下着をずらして簡単に、彼女の胸に唇を寄せた。頂きを口に含む。


「あっ……!」


 自分でも情けなくなるくらい、甘い声が出た。

 それが止まらない。



「あっ……んっ……ここ……人来たら……アッ」



 彼は手と口を使って、湊の胸を責め続けた。彼女はかろうじて、座敷の上に倒れ込むのを留めている。従って、まるで彼の頭を座った状態で抱きしめているかの様な体勢だった。

 でもここで倒れたら、あまりにも押し流されすぎな気がする……。



「はっ……ぁ」


 

 なのに声が止まらない。鼓動が速くなる。息が上がってきた。

 このまま、流されてもいいかな。あの時と同じ想いが蘇ってくる。でも今度は、誰も止めには入らない。



 彼だったら、どうやって彼女を抱いたんだろう?



 必要以上に切なくなった。でもおかげで湊は、やっとの思いで虎太郎を引き離す事が出来た。


 彼の瞳は熱に浮かされた様に、欲を孕んでいた。


 しばらくお互いに見つめ合う。お互いの息は荒く、唇は濡れている。



「結構、拷問」


 虎太郎が呟くように言った。苦しそうな顔。


「……ん……」


 湊も呟いた。確かにこれは、拷問だ。

 虎太郎が言った。


「場所、変えよう……?」



 その時、湊の携帯がメールを受信した。

 その音で、なんとなく我に返る。彼も真顔で、少し身を引いた。

 湊は鞄から取り出すと、メールを開いた。


 一瞬、目が見開かれる。

 それを見た虎太郎は、なんとなく不安になった。


 直感する。


 メールの相手、あの夜の男なんじゃないだろうか? 

 彼女にあんな表情をさせた、原因の男。


 そしてそれは、あの事務所の社長なんかじゃ、ない。

 彼女の心に巣食う、別の男だ。


 虎太郎は整った瞳で、じっと彼女を観察した。



 あのね、湊ちゃん。男にも第六感ってあるんだよ。

 たまにしか、働かないけどさ。






 拓也は部屋で、携帯をじっと眺めた。

 やがてそれを閉じる。


「……」


 天井に向けて、紫煙をくゆらせた。

 やっぱ旨いな、煙草。


 あ、そう言えば俺、夕飯ロクに喰ってないわ。

 ……なんかめんどくせー。






「どうしたの?」


 虎太郎に聞かれ、湊はハッと顔をあげた。


「あ、あの会社の同期から……」

「会社?」


 虎太郎が首を傾げる。

 湊は再びハッとした。


「あ、あの……普通の会社員なんです、私」

「そっか」


 彼が微笑む。湊はその笑顔を見て、訳も無く切なくなった。



「あの……あたし、もう帰ります……だって、今日、初めてのデートだし、……展開が早すぎると言うか……」

「藤堂さん」



 虎太郎は真顔で向き直った。

 湊がドキッとした様に彼を見る。

 虎太郎はふと、彼女の胸元に視線を落とした。自分が乱した後がある。


 見えない相手にちょっとした優越感を覚えながら、彼はその胸に両手を伸ばした。

 ビクッとする彼女の服のボタンを、そっと留めていく。服を整えてやる。

 彼女は戸惑った様子を見せた。



「改めて、もう一度。僕と、付き合って下さい」


 

 湊は大きく眼を見開いた。

 ゴクっと、息を飲む。

 逃げ場が、無い。


「……あの、でもあたし……」

「俺に本気で惚れて貰うまで、君の裏の仕事、続けていいです。そんな事言う資格もないからスゲー偉そうなんだけど、でも大丈夫だから。俺、こう見えても結構しぶとくて我慢強いんです」



 そういうと虎太郎は、瞳にグッと力を込めた。



「君が好きだから」


 

 その瞳に、湊は自分が絡め取られる様な気がして来た。



「……私……」



 どうしよう。なんて言えばいいんだろう?

 こんな真っ直ぐな告白を受けるのは、本当に久しぶりだわ。

 でも私……


 その時、拓也の言葉が頭の中に鳴り響いた。



 『俺の事が好きな子と付き合う。当り前でしょ? 決まってんじゃない』



 すーっと頭が冷える。

 きゅーっと胸が切なくなる。


 ……それが、確かに、理想的なのかもしれない。



「……そんなに……恋愛に没頭するタイプじゃ、ないかも……それでもいいですか?」


 

 湊は虎太郎を見つめ、瞳を揺らしながら呟いた。

 あなたに、どこまで夢中になれか分からない。

 そう伝えたつもりで。



「いいよ」



 虎太郎の瞳が、甘く、愛おしそうに細められた。



「君の笑顔が、手に入るなら」




難産しました……。


人の事を本気で好きになるのが怖い、って割と普通にあると思うんです。傷つくのが怖い、って。

だから自己防衛してしまう人を、作者は責められません。割とそういうタイプなんで(苦笑)

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