第9章:サンプルシナリオ集
第9章:サンプルシナリオ集
1. 中規模作戦シナリオ(3本)
ここでは、
- 拠点防衛
- 強襲
- 護衛
という“TRPGでよく使う3大ミッション”を、
CHAOS BREAKER らしい **寄せ集め感・危険性・癖の発生しやすさ** を盛り込んで設計する。
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シナリオ1:拠点防衛「迫るハウンド群」
● 概要
寄せ集め部隊の拠点に、敵の軽装強襲機の群れが接近。
整備班は徹夜明け、医務室は満床、拠点はボロい。
それでも守らなければならない。
● 目的
- 拠点の耐久値が0になる前に、敵を撃退する
- 敵の増援波を3回耐える
● 特徴
- 《ハウンド》は白兵特化で突っ込んでくる
- 拠点設備が破壊されると、次回以降の部隊成長に影響
- 暴走しやすい状況(狭い・混乱・夜間)
● 特殊イベント
- 整備班が「臨時ブースト」を提案(成功すれば火力+1、失敗すれば故障率+10%)
- CHAOS値が高い機体は“狙われやすい”
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シナリオ2:強襲作戦「企業研究所への夜襲」
● 概要
軍需企業A.C.E.社の秘密研究所に潜入し、
禁忌パーツのデータを奪取する強襲ミッション。
● 目的
- 研究所の中枢に到達
- データコアを回収
- 敵エース《ヴァルキュリア》との遭遇を回避 or 撃破
● 特徴
- 企業製セキュリティドローンが多数
- 罠・EMP・ジャミングが多い
- 禁忌パーツの“脈動”が感じられる(CHAOS値が揺らぐ)
● 特殊イベント
- 《ヴァルキュリア》が出現すると、戦闘難易度が跳ね上がる
- データコアを触ると、パイロットに“謎の幻視”が発生(伏線)
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シナリオ3:護衛任務「市民避難ルートを守れ」
● 概要
戦火に巻き込まれた市民を避難させるため、
輸送車列を護衛しながら戦場を突破する。
● 目的
- 輸送車列の損失を最小限に抑える
- 敵の伏兵を排除
- レジスタンスとの接触に備える
● 特徴
- 地形が複雑(峡谷・廃墟・橋)
- 敵は狙撃・伏兵・地雷など多彩
- 市民を守るため、暴走は致命的になりうる
● 特殊イベント
- レジスタンスが「協力」を申し出る(信用するか?)
- 市民の中に“禁忌パーツに反応する者”がいる(伏線)
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2. キャンペーンの種(Seeds)
ここでは、GMが自由に膨らませられる **長期キャンペーンの核** を提示する。
どれも CHAOS BREAKER のテーマに深く関わる。
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種1:長期戦争「灰色の前線」
● 概要
正規軍は戦線を維持するため、寄せ集め部隊を次々と前線へ投入。
プレイヤー部隊は“穴埋め要員”として戦場を転々とする。
● 物語の軸
- 前線の疲弊
- 旧式機体の限界
- 企業の思惑
- レジスタンスとの奇妙な共闘
- CHAOS値の蓄積が“戦場の異変”を引き起こす
● 最終局面
- 敵の“異形機体”が出現
- 禁忌パーツの正体が明らかになる(ルールブック2)
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種2:陰謀「観測者たちの影」
● 概要
禁忌観測機関が、プレイヤー部隊を“観測対象”として追跡。
CHAOS値が高まるほど、彼らの介入が増える。
● 物語の軸
- 監視
- 失踪したパイロット
- 禁忌パーツの“本来の目的”
- 企業と観測機関の裏取引
● 最終局面
- プレイヤーの機体が“覚醒”する
- 観測機関が本性を現す
- CHAOS値が“鍵”になる(詳細はルールブック2)
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種3:機体の秘密「寄せ集め英雄機の正体」
● 概要
プレイヤーの機体は寄せ集めのはずだった。
だが、戦闘を重ねるほど“何か”が目覚めていく。
● 物語の軸
- 機体の過去の持ち主
- 禁忌パーツの断片
- 機体の“癖”が人格のように振る舞う
- パイロットとの共鳴
● 最終局面
- 機体が“第二形態”へ
- パイロットのメンタルが試される
- CHAOS値が閾値に達する(詳細はルールブック2)
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種4:企業戦争「A.C.E.社の野望」
● 概要
企業A.C.E.社は、戦争を終わらせるためではなく、
“次の戦争を作るため”に動いている。
● 物語の軸
- 企業製最新鋭機との戦い
- 禁忌パーツの大量生産計画
- 正規軍の腐敗
- レジスタンスの分裂
● 最終局面
- 企業の“最終兵器”が起動
- プレイヤー部隊が唯一の希望となる
- CHAOS値が“起動条件”に関わる(伏線)
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3. この章の役割
- プレイヤーが「この世界で何ができるか」を理解する
- GMがキャンペーンを組み立てるための“核”を得る
- 機体・パイロット・部隊成長が自然に絡む
- CHAOS値の伏線が随所に散りばめられる
- ルールブック2への“期待”を高める
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