表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

第四層から第五層

NAME:忍野 瞬

JOB:下忍

LV:9

EXP:0

SP:0


HP:190

MP:190


STR:8(+10)

VIT:18

INT:8

MND:18

DEX:18(+5)

AGI:78(+3)

LUK:20


SKILLS:

隠密Ⅱ 探知Ⅱ 加速Ⅱ 致命EX 投擲Ⅰ 分身Ⅰ 影魔法Ⅰ


 レベル上がって早速ステータス振り分けて新スキルも取っちゃいました〜!

 【影魔法】で出来ることは三つ!

 一つ目は、影に入ると擬態して視認性が下がるというもの。【隠密】と合わせて使えばそうそう見破られることないんじゃないか?

 二つ目は、自分の影に物体を収納出来るというもの。バックとポーチと合わせて、三つ目の収納だ。今は中型のレジ袋くらいの大きさしかないけど、スキルレベル上がったら大きくなりそうな予感。

 三つ目は、影を踏んだ対象の動作を一瞬停止させるというもの。これでまた暗殺ビルドが進んだ!今は一瞬だけど、これもスキルレベル次第で時間伸びるんじゃないかな。


 とまあ、便利な新入り【影魔法】くんとともに、第四層へ。


 コボルトウォリアーとかコボルトシャーマンとか種類は増えど所詮コボルト。暗殺ビルドのAGIとスキルの前にはただ死体が転がるのみ。


 すぐに第五層へ。前情報ではここでボス戦。ゴブリンキングとコボルトキングを同時に相手取るらしい。

 第五層は石造りの広場があるだけでモンスターは出ない。けど探索者パーティーが何組も並んでる。ボス部屋が空くのを順番待ちしてるんだろうな。


 順番待ちをするためには【隠密】を解かなくちゃいけない。列に並ぶとまあ、当然視線が集まる。ソロだしな。


「おい、あれ…」

「アイツ今どっから出てきた…?」

「ソロかよ。イキリか自殺志願者か…」


 ボソボソと遠巻きに言われる。てか最後の陰口だろ。


「おいお前」


 なんか前のパーティーの奴が声かけてきたんだが。こわ。近寄らんといてや〜。俯いて無視してると…


「おい!なあお前だよ!黙って無視すんな!」


 なんか叫びながら肩掴まれたんだが!?暴力反対!


「おいよせよ。ボス部屋前では揉め事厳禁って先輩が言ってただろ」


 絡んできたヤバいヤツのパーティーメンバーが止めに入ってくれてる。いいぞ言ってやれ。


「でもコイツ、ソロだぞ!死にに行くのを見てろってか?!」

「探索者は誰とパーティー組むかは自由。パーティー組まないってのがソイツの選択なんだろ」


 そうそう、俺はソロがいいんだよ。


「クソッ、わかったよ」


 絡んどいて謝罪も無しか!とは言わない。言ったら面倒なことになるから。


 しばらく待っていると俺の番が来た。後ろからの怪訝そうな視線を無視しつつボス部屋に入る。


 中はこれまた石造りのデカい広間。真ん中にはシャンデリアがぶら下がってて、それを囲むように等間隔に石の柱が建っている。光源がシャンデリアしかないので中は薄暗い。

 シャンデリアの真下に…いた。ゴブリンキングとコボルトキング。


 ってちょっと待て。四匹いるぞ。ゴブリンキング二匹とコボルトキング二匹…?あれ、合わせてニ匹って話じゃなかったか…。


 まあいいか。やることは変わらん。このボス部屋は俺にとって都合の良い狩場だ。なんせ薄暗くてどこも影のようなもの。その上相手は図体デカいだけののろまなキング種。何体いようが変わらない。


 俺は【隠密】【消音】【影魔法】で一匹のキングの背後を取り、【加速】と【致命】の一撃を首に入れる。流石にキング、一撃じゃ倒せんか。

 俺はスキルを使って隠れると、また同じ個体に一撃を入れる。


「グオオオォォ…」


 ドターンと大袈裟な音を立ててゴブリンキングが倒れる。まず一匹。というかこれはもう作業だな。


 残りの三匹も同じように倒していく。にしてもダンジョンさん、俺の時だけ前情報と違うことすんのやめてくれない?


【キング四体同時討伐を確認しました。分身を群体に変更します】


 また謎の声だよ!ていうか俺のスキル勝手に変えるな!


 まあいいか。キングの魔石を四つ拾って部屋を出る。

 部屋の外には広場があって、真ん中に魔法陣が光り輝いている。

 おお、これが噂の転移魔法陣。五層ごとに置かれていて、ダンジョン表層の転移魔法陣と繋がっている。そのため一度でも五層分攻略を済ませたら、次からは魔法陣でスキップ出来るってわけ。便利だね。


 そして第五層でダンジョン初心者卒業と言われている。第六層からはモンスターの強さや環境が大きく変わるらしい。これはどこのどのランクのダンジョンでも一緒らしい。第五層まではいわばチュートリアルだな。


 ギルドに帰ってキングの魔石四つ見せたら変な顔された。

 俺のせいじゃないよ…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ