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59話 生活向上部の活動

「早苗ちゃんーどうした?」


「ちゃんって呼ばないの リューリアスさん 私が来たって事は分かっていますよね」


「指令でしょ」


「分かってるじゃないですか あっ貴方たちもいたのですね ちょうど良かった貴方たちにも参加してもらいます これを見てくださいさっき第4区でゲートの出現を感知しました」

モニターに地図が表示されマーカーが5個蠢いている


「ゲートから現れた怪物は5体 既に区画は封鎖済み 直ちに討伐に向かって下さい」


「了解」

テーブルに人数分の無線とケースを置き早苗は戻って行った


緩んでいた空気が張り詰める

皆、黙々と自分の装備を整える


「レゼとディーはこれを使って」

ライナから無線を渡される

ディーに手伝ってもらいながら難なく無線を着け、ゲートを通り第4区に移動する


無線からライナの指示が飛ぶ

「レイが先に向かい 冬真は援護 レゼとシャロンはレイの後方から支援魔法をお願い」

さすが部長だライナはテキパキと皆に指示を出していく


「4体の討伐完了しましたわ」


「ゲートは消滅したぜ」


「残り1体の行方は?」


「反応が消えた」


「討伐したって事か?」


「そう言う感じじゃない 討伐なら一瞬で消える反応がだんだん小さくなって消えた」


「なんだそれ」


「消えたのならいいんじゃないのか? オレは作戦終了でいいと思うぞ」


「そうね 皆戻っていいよー 早苗ちゃんには私から伝えておくから」


「了解」


ゲートで学園に戻りシャワー室に向かう

「あぁ疲れたー」


「なんかじじ臭いぞ部長」


「うるさーい それよりシャロンまた大きくなってない?」


「そんなことありませんわ ちょっ どこを触っていますのレイ」


「凄い弾力だぞ 羨ましいぞ オレもこのぐらいあれば男どもを悩殺できるのに」


「くすぐったいですわ」

シャロンの胸を揉みながらレゼを見る


「レゼはぺったんこだな」


「むぅ 見ないで」

前をタオルで隠す

何も無いのを見られないようにしないと


「ははは そのぐらいにして出るよー」


「了解したのだ」


着替えを済ませシャワー室を出るとディーが待っていた


「ずっとそこにいたの?」


「あぁ レゼの側を離れる訳にはいかないからな」


「忠誠心が高いのは感心するけど レゼもお年頃でしょ もうちょっと配慮した方がいいんじゃない」


「僕は気にしない それにディーがいないと・・・大変」

そう言うレゼの髪からは水滴が垂れ、制服のリボンもぐちゃぐちゃだ


「ったく ちゃんと髪は拭かねぇとダメだろ 制服もシワになるぞ」


「っん ありがと」


「かなりのお嬢様ね・・・作戦中もずっと側にいたし」

過保護すぎるなと3人は同じことを思った



あれからニ週間ほぼ毎日部室に行っている


放課後の教室

レゼとディーのやり取りを見ていた女子が呟く

「転校してきたレゼ・ロータスさんの従者のディーさんって素敵よね」


「急にどうしたのよ」


「だって常に側を離れず自らを犠牲にしてでも主を守る ああ私も守られたいー」


「私は怖いなぁあの目付きとか」


「それがいいんじゃない 怖い人が不意に見せる優しい所がぐっとくるんだから ほら ロータスさんと接している時にだけ見せる優しい笑顔 素敵よね それにそっけないけど話せば普通に話してくれるしこの前は転びそうになった所を助けてくれたんだから」


「ふぅーんそうなんだ」

スマホの画面から目を話さない


「密かにファンクラブもあるんだから」


「へぇ」


「ちゃんと私の話聞いてる?」


「聞いてる 聞いてる」


「ほんとにぃ!?」


「ほんとだって」


レゼは学級日誌を書き終えディーと共に部室に向かう


部室では既に早苗が来ているようで部長と話している

シャロンはパソコンに向かっていた


「また指令? 今月で8回目じゃん多すぎるよー ゲートから怪物現れすぎー」


「今回は違います」


「怪物討伐じゃないの?」


「はい 皆さんもご存知かと思いますが近頃よく学園の生徒が倒れていると報告があります しかも魔力の高い者ばかりが・・・これはおかしいことです」


「みんなただの貧血だって聞いたよー」


「表向きはそうですが、実は魔力がごっそり無くなっていたようです」


「えぇ! じゃあ 誰かに魔力を取られたってこと?」


「はい そうなります」


「うげぇ 厄介な話ねー」


「ですから生活向上部に指令が来ているんです」


「なるほどね そうなると・・・ゲートから侵入してきた者の仕業ってこと?」


「現時点ではゲートの出現は確認されていませんので不明です」


「他の線って事なのか・・・うーん」


「あっレゼさんいらしてたんですわね」

パソコンから顔を上げたシャロンが言う


「日直で遅れた」


レゼたちが入ったあとに残りの部員もやって来た

「ちわーす 遅くなった」


「オレが最後か」


「全員揃いましたね こほん 今回の指令は生徒から魔力を吸い取った犯人を見つけ、捕獲することです よろしくお願いします」


「了解」

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