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魔術の師匠

2作目の作品になります。


連載開始1週間は毎日投降予定ですが基本的には、火・金の23時に投稿予定です。


稚拙な文章ではございますがお読み頂ければ幸いです。

夕方前に館に帰ると、炊事場へ買取所で売らなかった獲物を使用人に渡し、夕飯までの間魔法の練習をします。


魔法と言っても様々なものがあり、使い方によっては万能な不思議な力と言う感じです。

以前3年程魔法を教えてくれた旅の魔法使いの話によるとどうやら魔法はイメージで威力も効能も異なって来るらしく、個人が編み出した魔法などもあるそうです。


火がなぜ燃えるのか、どうやって氷が生まれるのか、風はなぜ吹くのか、空気とは何なのか、解明されていない事が多いですが、その中でイメージをして魔力を変質させることで魔法が発動します。

とは言え、魔法屋などと言うお店も存在しており、一定の技術を持った人が紙に魔法を封印した物を購入者が封印に手を触れて吸収する事でその魔法が使用できるようになるんです。


いったい誰が思いついた技術なのかは分かりませんが、高位の魔法使いや、1つの魔法を長期的に使い続けるといつの間にか紙に魔法を封印する事が出来るようになるそうです。


魔法を教えてくれた魔法使い、まあ自分にとっては師匠と呼ぶ存在でしょうか。

その師匠も多くの魔法が使え、その多くを紙に封印し他者に伝授する事が出来たので、3年の間に、火、水、氷、風、土、雷、光、闇、そして回復魔法や探知魔法、さらには収納魔法など多くの魔法を伝授されただけでなく、魔道具の作り方なども教えられました。


普通は一つの魔法を伝授されると暫くは次の魔法を身体が受け付けないとの事でしたが、自分はなぜか、簡単な魔法は数時間、複雑な魔法でも1日程経てば次の魔法を受け入れられたので、師匠いわくどこまで覚えられるかついつい楽しくて…、と言う理由で数多くの魔法を伝授されました。


まあ師匠は父グロールにやり過ぎだと怒られていましたが、旅の途中で路銀が無くなり資金稼ぎの名目で魔法の指南役にと自分を売り込んで来ただけあって、実力は相当なものだと父が感心していたのを覚えています。

そんな師匠もつい最近、金がある程度溜まったと言って旅に出てしまったので、今は教えられた魔法や魔力操作を繰り返し練習し精度を向上させています。


実際に森で狩りをするのに、探知魔法や獲物を保管できる収納魔法は大変便利ですし、風魔法や氷魔法は鳥など空を飛ぶ獲物を狩るのには最適です。

そして火魔法や水魔法は攻撃だけでなく、火を起こしたり飲み水の確保も出来るので魔法も使い方次第でとても便利な物です。

以前川に雷魔法を撃ちこんだら魚がプカ~って浮かんできて取り放題でしたし…。


そんな日々を送っていますが、唯一の問題が幼馴染のイリーナです。

イリーナは騎士爵である父の弟、自分の叔父にあたる分家の当主の娘で同い年の女の子です。


普段は淑女の嗜みなどと色々と習い事をしていますが、習い事が無い日などは森へ狩りに行く自分についてきます。


「ラル、今日は何を狩るの? 私的には今晩の夕食はビッグボアーのステーキが食べたいんだけど」

そう言ってニコニコしながらついて来るイリーナは一緒に師匠から魔法を学んでいるうえに弓やナイフを得意としていて、淑女と言うより完全におてんば娘と言った感じの女の子で、何故か目ざとく森に向かう自分を見つけると付きまとって来ます。


そして、家族で夕食を取った後は、勉強の時間です。

とは言え魔法を教えてくれた師匠が勉強の方も教えてくれ、その上、去り際に教材を多くくれた為、アルスやイリーナと一緒に毎日2時間ぐらい勉強をしてから就寝すると言った生活を送ります。


うん、何故に毎晩イリーナはうちに来て一緒に勉強をしているのかな?

自宅ですればいいのに。


そんな日々が続き、まもなく2年が過ぎるという頃、自分とイリーナは父グロールに連れられて学園の入試の為に王都に向かう馬車にゆられています。

どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。



尚、集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~、も絶賛連載中です。

是非ともこちらもご覧ください。

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