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4/11

進路

2作目の作品になります。


連載開始1週間は毎日投降予定ですが基本的には、火・金の23時に投稿予定です。


稚拙な文章ではございますがお読み頂ければ幸いです。

とり分けられた料理を頬張っていると母レーシアが声をかけてきます。


「ラル、どう? 美味しい?」

「はい、とても美味しいです母上」


そう言うとレーシアは満面の笑みを浮かべて嬉しそうにしています。


「それはそうとラル、後2年もすれば学園に通う事になるが、どの学園に通いたいとかあるのか?」

「学園ですか? う~ん、自分としては、将来自由に旅をしながら世界を見て周り、色んな事を調べたいので、旅の知識や冒険者の心得とか学べる学園が良いのですが」


「そうか、ラルは頭が良いから王立の高等学園でも入学出来、将来は高級官僚でもなれると思うんだがな」

「高級官僚ですか? なんかつまらなさそうですね」


そう言ってつい思った事を口にしてしまいますが、父は笑いながら話を続けます。


「そうか、つまらなさそうか…。 確かに、城で細々と書類を見てグダグダ会議をしているのはつまらないな! では騎士学園や魔法学園、なんなら総合学園などはどうだ? どれも旅の知識なども学べるぞ?」

「そうですね、なんか将来が決まってそうでイマイチですね、ただ総合学園は魔法も剣も学べますし、行くなら総合学園でしょうか」


「総合学園か…。 確かにラルは剣の腕も魔法の腕も大人顔負けだからな、ピッタリかもしれん。 将来冒険者をやってみたいのなら学園を卒業後に冒険者講習で必要な知識を学べばいいだけだからな」


そう父グロールは一人で納得したようにうなずいています。

「父上、自分はてっきり家を継ぐために高等学園を出るよう言われると思っていたのですが良いのですか?」


自分がそんな疑問を口にすると父グロールは笑いながら答えます。

「なんだラルはそんな事を気にしていたのか? まあ家を継ぐのは大事なことだが俺はまだ死なんし、後2~30年は現役だぞ。 俺が家督を譲る際には最低でもラルは30歳、アルスは28歳だ、それまでは自由にやりたい事をやり色々と外の世界を見ればいい。 世間知らずの領主ほど領民を困らせるからな、そんな領主にはなって貰いたくないんだ」


どうやら将来的には自分か弟のアルスに家督を継がせるが、それまでは自由に生きていいって事か。

まあ学園を卒業し、15歳になって成人したら自由に旅が出来るし、ここは大人しく12歳になったら総合学園へ入学するか…。


じゃあ後2年は魔法や剣の練習をしつつ狩りを学び、疑問に思った事は実験をして過ごそう。


特に人間誰しもが持つ魔力とその使用方法に関しては様々な応用方法があるし、魔物が持っている魔石も様々な物に使われているから魔道具試作もしたいし、何故魔物が魔石を体内に持っているのかとかも調べたいしね。


うん、2年で足りるかな…。

とは言え学園でも調べられるだろうし、本なんかも沢山あるだろうから現時点で不明な事も学園に入学すればわかるだろうから、今は剣の腕と魔法の腕、そして魔力操作などを練習しようかな。


それにしても、王立学園に入学する生徒って国中から試験をパスした人が集まるって事だから今のうちに腕を磨いて父グロールに恥をかかせないようにしないとな。

どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。



尚、集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~、も絶賛連載中です。

是非ともこちらもご覧ください。

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