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プロローグ

2作目の作品になります。


連載開始1週間は毎日投降予定ですが基本的には、火・金の23時に投稿予定です。


稚拙な文章ではございますがお読み頂ければ幸いです。


《宣伝》4/29より新作の「戦国時代の初期にタイムスリップ? いえ、ここは異世界らしく天下統一の為に召喚されたみたいです」絶賛投稿中!!

是非ともご覧ください。

「魔物だ!!」


「グォォゥ!!!」

「ご、護衛は何をやっているんだ!!」

「か、数が多すぎる!!これじゃ馬車を守りきれんぞ!」


「た、助けてくれ」


魔物の群れに襲われた馬車とそれを守る数人の冒険者、そして馬車の近くで一塊になっている商人や乗合馬車の乗客たち…。


そんな中、眠る赤子を抱ええる一人の女性が馬車の中に入り木箱の中に震える手で赤子と装飾の施された短刀を入れて蓋をとじ、祈るような目で木箱に向かってはなしかけます。

「お願い、ラル、起きないで寝ていて、このまま暫く目を覚まさないで頂戴…。ラル、愛してるわ…」


そう言うと女性が馬車から出て一塊になって身を守る一団の中に入ります。

なぜこんな事に、そう女性が心の中で何度も繰り返します。


伯爵家にメイドとして雇われ、伯爵様み見初められご寵愛を頂きお子を授かる事が出来たのに、正妻に男児が居なかったため怒りを買い、本来ならば嫡子とするべく、伯爵家に伝わる秘術を使用までしたのに、日に日に酷くなる正妻の嫌がらせ、そして遂にはこの子の命まで狙われて…。

そんな状況を見かねた伯爵様に正妻の怒りが収まるまで実家で過ごすようにと言われた為、乗り合い馬車で実家に戻る途中、まさか魔物の群れに襲われるなんて。

せめて子供だけは…。


そんな思いを踏みにじるかのように魔物と戦う護衛の悲痛な叫び声が聞こえて来ます。


「クソ!!数が多すぎ…」

そう言葉を吐き捨てようとした冒険者が魔物に首筋を噛み千切られて絶命しその場に崩れ落ちると同時に護衛が居なくなり身を守るすべのない人々に襲い掛かります。


「お願い…目を覚まさないで…」

女性はそう呟きながら魔物の爪で背中を切り裂かれた後、馬車に背を預ける形で倒れこみます。


「お願い、目を覚まさないで…。ラル…。」

薄れゆく意識の中で何度もつぶやき、そしてその声も聞こえも途絶えます。


辺りに息をしている人間の姿はなく、聞こえるのは魔物が殺した人を貪り喰う咀嚼の音のみ…。

どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。



尚、集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~、も絶賛連載中です。

是非ともこちらもご覧ください。

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