転生だね!
新連載です!ねる
俺の名前は上士幌龍騎、普段は家庭菜園を趣味とし、カルメンを嗜むしがない高校生だ。そんないけすかない俺だが、何故か学校ではいじめられている。普段から殴られたり蹴られたりは日常茶飯事。でも俺は親に人を傷つけてはいけないと言われ続けた俺は、柔道黒帯(大人とか余裕で倒せるし他人に認められる必要もないから自分で勝手に白帯染めただけだけど。w)の俺は決して殴ることはしなかった。
「ふふ、今日も雑魚が群がりやがって」
顔に少しアザが残っているが鍛えた俺の体に生半可な攻撃は通用しない。所詮雑魚の戯れだ。そんなふうに黄昏tailと、頭に狐耳を生やした幼女がやってきた。
「龍騎殿!?また苛められたのか!?!?!?!?」
こいつの名前は蠣崎茜、俺の保護者を勝手に名乗っている。鮮やかな赤い着物で着飾って、燃えるような深紅の髪に深紅の切れ目。小さな口は指を突っ込みたいくらいかわいい。
「妾が慰めてやろう!ところでお前をやったのはどいつじゃ?」
「いいって落ち着いてよ、俺のことになるとすぐかっとなるんだから」
「いやいやそうはいかん。妾の大事な息子じゃからな」
正直過保護な気もするけど、俺にとってはだいじな人だ。何せあの事件で・・・おっと、この話はここまでにしとこう。
「じゃあ、俺、トイレいってくるから覗かないでね」
「もっもちろんじゃ!」
一旦落ち着いたところでコンビニのトイレへ向かった。
「やっぱエロ本はここで読まないとな!うわ裏表紙またグラブロやん」
トイレに未購入のエロ本を持ち込んで、テンションが上がった俺は、その標識を開く。
すると、突然トイレから剣が飛び出してきたのだ!それを見た俺は、冷静にお尻で受け止める。
「シ゛ュ゛バ゛剣゛が゛お゛尻゛か゛ら゛出゛て゛く゛る゛め゛う゛〜゛〜゛〜゛」
この断末魔が俺の遺言と化した。