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化物フレンド  作者: 日向 葵
出会いと始まり
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第1話:憧れの冒険者

 今、化物注意と書かれた看板が立てられている奇妙な森の入口に立っている。

 

 私の名前はリム・ハーバント。


 新米の冒険者だ。今回が初クエストでもある。


 今の時代は冒険者が割と多い。それは、ゴブリンやスライムなどの化物、モンスターが蔓延る世界であり、人は常に危機にさらされているからだ。そこで冒険者というわけだ。農民や商人などが安全に働けるようにするために、国の外を冒険して危機を取り除くのが主な仕事だ。国には憲兵がいて街を守ってくれているが、敵の数を上手く減らして調整しないと国を脅かす力となる。しかし、憲兵などが行くと国を守る人たちがいなくなる。だから、冒険者が化物を狩ったり、危険そうな場所を調査するのさ。

そんなこんなで、私は化物がいたと報告があった場所に仕事に来たわけですが…


 「なんだろう。私、虫嫌いなんだけど凄くたくさんいそう。嫌な予感がするな。」


 当然私は一人で仕事に来ているのだ。今回の仕事は化物が本当にいるのか調査をすること。だから、ひとりでも大丈夫だろうということなんだけど。

虫嫌いにこんな変な場所を調査しろって、国は凄く怖いな。あーはやく帰りたい。

私は「はぁ~」と大きくため息をついて森の中に入っていった。


 「よし、仕事頑張るぞ」


 歩きながら、入口で感じた嫌な予感が当たりませんように、と心の中で祈ってからはやく仕事を終わらせるんだと自分の心をごまかして、嫌な虫から逃げるように走った。

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