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第6話 封印の終わり

魔法を修正しました。

(旧)

〈魔法〉

[昇華全属性魔法(焔、嵐、氷結、岩石、雷電)]


(新)

〈魔法〉→〈ユニーク魔法〉[昇華全属性魔法(焔、嵐、氷結、岩石、雷電)]



 落ちてから数分がたち、タツヤは目を覚ました。その体には魔法を掛けられながらも傷痕が残っていた。


「何処だよここ。ダンジョンの下っていうのはわかるけど…………こんな所があるなんて聞いてねぇぞ。と、それよりもなんで傷が治ってるんだ?痕は残ってるみたいだけど………。あれか?強い怨みの籠った傷は消えない的なやつか?る〇剣で言ってたみたいな」


 タツヤは独り言を言いながら周囲を見渡していた。


「持ち物は……………だめだな。ポーションにマナポーション両方とも割れてる。………剣が大丈夫なだけいいか。でも刀じゃないから使いにくいんだよな…。取り合えず進むか」


 タツヤは持ち物を確認しふたつある道の右の道に入って行った。




「グラァァァアアアアアァァァ!!!」


 タツヤが道を行くと小さな広場の様な場所に出た。そしてそこには黒い毛に赤い目をした熊がいた。タツヤはそろりそろりと右側にある次の道へ行こうとしたのだが気づかれてしまった。そして、


「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


 タツヤの方にその熊『バーサークマ』に追い付かれ脇腹を幸い浅かったが裂かれ、吹き飛んだ。タツヤに狂熊バーサークマがゆっくりと迫ってくる。それを見てタツヤはひとり口を開く。


「ぐぅ、………ハア………終わりか……。糞が!……はあはあ、なんで……こんな事になったんだッけな………はあはあ……………篠崎たちのせいか?違うな。星名たちのせいか………はあはあ。………だいたいなんで俺はあいつらにやられてたんだっけな?………ステータスのせいか?それとも此処に召喚されたせいか?いや、違うな、俺のせいか………俺が力を示さなかったからだ。親父の遺言とかそんな物じゃなくて自分で………力を示せばよかったんだ。クソ。後悔してんのか?………らしくないな。もし……次があるなら後悔しないように生きるか……。……………それにしても星名の野郎……あいつだけは何か知らねぇけど赦せねぇな………。

 …………はあはあ、……お迎えが来たみたいだな」


 タツヤは目を瞑った。

 そしてタツヤにその鋭い爪が降り…………………下ろされなかった。


 ブシュ

「グァァ……」


 ビチャビチャ


「………は?」


 いつまでたっても痛みが来ない。不思議に思ったタツヤは恐る恐る目を開け目の前の光景をみて変な声を上げた。

 そんなタツヤの目の前では大きなそして神々しい白銀の毛をもつ狼が狂熊バーサークマの首に噛み付いていた。そしてその白狼はタツヤを一瞥すると狂熊バーサークマを引き摺りながらタツヤの来た道へ向かっていった。


「なんだったんだよ………今の」


 タツヤはそう呟いてから次の行動を決めるべく出血のせいか余り働かない脳で考えを巡らせた。


 その結果出た答えは正面の道に進むことだった。タツヤは壁に寄りかかりながら道を進んでいった。


 タツヤはモンスターに遭遇することなく道を進んでいた。そしてタツヤのすすんでいた道は行き止まりだった。しかしタツヤにはあるものが見えていた。


「何だ?この扉………」


 そう扉が見えていた。もしこの場にタツヤ以外のものがいたなら何を言っているんだと思ったことだろう。きっと『扉なんて・・・・えない』とタツヤに言っただろう。そしてタツヤはこの扉は自分にしか見えていないと考えるだろう。

 しかしここにはタツヤ以外だれもいなかった。そしてタツヤは狂熊バーサークマによって傷を負い何処か安全な所で休みたいと思っていた。


「このままさ迷っていても死ぬだけだな。どうせ死ぬなら後悔しないようにするか」


 そしてタツヤは扉を開けようと手をかけた。


『因子確認。適正ユーザーです』


 タツヤが扉を開き中に入るとそこは家の様なものだった。タツヤはその家?を歩きまわりポーションを探した。そして見つけたのは


『神皇特製☆すーぱーエリクサー!』


 と書かれた瓶だった。


「エリクサーってあれだよな?ファンタジーでよくみる薬。ところで神皇ってだれだよ………つーかネーミングセンスねぇな。まあ、鑑定してみるか」


 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 神皇特製☆すーぱーエリクサー!


 全状態異常回復。怪我完全回復。特定因子(一種)の覚醒を促進。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「全状態異常回復………これって俺の封印も解けるのか?まあいいか。飲んでみれば」


 タツヤは『神皇特製☆(ry』の蓋を開けると一気に飲み干した。味はコーラのようだった。


 ドクンッ!!


「うっ!………な、何だ?」

『封印の解除を確認。未覚醒状態。………覚醒を開始』


 ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!


「ガッ!アアアアアア!!」

『覚醒率……50……60……70……80……90………………………100%。肉体の改変を開始』


「うぁぁぁぁぁ!!!」


 ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!


『安全のため意識を遮断』


 タツヤの体から悲鳴があがる。そしてタツヤは意識を手放した。


『肉体の改変率…5……10……15……20……25……30……35……40……45……50……55……60……65……70……75……80……85……90……95…96…97…98…99……………100%。肉体の改変を終了。覚醒終了』


 改変が終了した時タツヤにはいくつかの変化があった。ひとつ目は身長が180㎝から185㎝に伸びたこと、ふたつ目はタツヤの右目が金色に変わったこと、そしてタツヤがこの世界に来たときに成るはずだった本来の姿になったことだろう。


 ◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇

 タツヤ・カンザキ Age 16

 Sex M

 種族 神族[#神皇#超越神{全能神}Lv. 10]

 ジョブ 神皇、勇者

 状態 良好

 Lv 1

 HP error(表記不能)/error(表記不能)

 MP ∞

 STR error(表記不能)

 AGI error(表記不能)

 VIT error(表記不能)

 INT error(表記不能)

 〈スキル〉

[超精密魔力支配Lv. EX][超気配支配Lv. EX][超精密隠蔽Lv. EX][身体強化Lv.EX][魔力身体強化Lv. EX][魔鎧術Lv. EX][モンスターテイムLv.EX][無詠唱][全属性耐性Lv.EX][全状態異常耐性Lv.EX][痛覚鈍化Lv.EX][並列思考Lv.EX]etc.

 〈ユニークスキル〉

[限界突破]

[神崎鏖滅流]etc.

 〈オリジナルスキル〉

[超越武神術Lv. EX][超越技神術Lv. EX][超越思考加速Lv.EX][万物創造][時間停止][全スキル取得][全魔法取得][完全習得][超越神眼][魔力消費1/500][魔法攻撃力500倍化][レベルアップ必要経験値1/500][経験値500倍][ステータス操作][生命操作][天地操作][改変][全能の脳][超越神の威圧][スキルレベル最大化][スキル超越化]etc.

 〈特殊スキル〉

[スキル創造][魔法創造][天地創造][世界樹乃書庫ユグドラシルアーカイブ権限Lv. EX][眷属化][魔法極化][魔法神化]etc.

 〈魔法〉

[神化全属性魔法(火、風、水、土、氷、雷、光、闇)][神聖属性魔法][暗黒属性魔法][死霊魔法][付与魔法][回復魔法][結界魔法][遺失属性魔法(古代、召喚)]etc.

 〈ユニーク魔法〉

[昇華全属性魔法(焔、嵐、氷結、岩石、雷電)][龍魔法][神魔法][分解魔法][虚無魔法] [時空魔法][次元魔法][空間魔法][重力魔法][転移魔法][因果干渉魔法][再生魔法]etc.

 称号 神皇、神皇勇者、最強の勇者

 ◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□



やっとタイトル回収出来ました。

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