表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/113

第9話 愚者の深淵2威圧

「ふんふーんふふーん♪」


サクッ!ドシャッ


「グg…」


サクッ


「あー多いな~」


第2階層をタツヤは鼻歌を歌いながら歩いていた。そしてワラワラと集まってくる雑魚―平均レベル350―をサクサク殺りながらボス部屋を目指していた。そして漏れた言葉がこれだ。

そして、思い出すタツヤ、その心は………


「威圧を使おう!」


タツヤはそんな軽い感じでオリジナルスキル『超越神の威圧』ではなくスキル『威圧』を相当力を抑えて使った。そして、その結果、


「お、ボス部屋だ。中はどんな奴がいるのかなって……………死んでるぅぅぅぅぅぅ!」


ボス部屋のボスモンスターも死亡してしまっていた。因みに『威圧』系スキルは即死させる事は出来ない。


そしてそんな事を繰り返したどり着いた第25階層。ここまでの経過時間は第二階層突入からおよそ4時間である。ここまでくるのに出てくるモンスターはどれもタツヤの威圧によって死亡していた。そのどのモンスターも地上にでたら国が終わるレベルの奴らばかりである。


「つまらないっ!」


そして、その様なモンスターばかりの現状にタツヤは自分でやったにも関わらずイラついていた。タツヤは自分では気付いていないが戦闘狂の才能(?)がある。しかしそれは雑魚に向けられる事は無く強者にしか向けられない。そんなタツヤが現状に不満を持つのは当たり前だと言える。まあ、軽くとはいえタツヤの『威圧』に耐えられるモンスターはそうそういないのだが。


第80階層ボス部屋タツヤはここに来て歓喜にふるえていた。そう、タツヤの威圧(フルパワーの0.00001%)に耐えられるモンスターが出てきたのだ。その名もドラゴグリズリー。レベル927のボスモンスターである。見た目は熊で顔と腕と尻尾がドラゴンの口からブレスをはくモンスターだ。タツヤはユニークスキル『魔武』によって魔力を腕に纏い、その腕を剣とした。そしてドラグリに近づき…………


ストン…


その手刀で首を落とした。

いくら威圧に耐えられてもタツヤと良い勝負が出来るとは限らない。タツヤはその事を身を持って知ったのだった。



タツヤが新しいスキルを創りました。

説明を載せます。


『魔武』

魔力を纏い身体を武器の様に扱う。『魔鎧術』とは違う。

イメージとしては「体〇剣で出〇ている」。ユニークスキルになったのはこのイメージのせい。体術の様に考えず自らを武器としてのみ認識する事で使える様になるためユニークになった。

魔導師の方が幾分か使い易い。理由は魔法を使う時にはイメージが大切なためイメージがしやすい。

使用時に「体は〇で出来〇いる」というとイメージしやすい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ