空洞化しても……
神様の愛から抜け出すことはできず
いつも不思議な迷路のなか
神様の愛に行き着いてる
どれだけ彷徨い、遠く歩いたとしても
神様の御手から抜け出すことはできない
一輪の花の行方を統べる神様の緻密さのゆえ
海辺の砂浜のような思い出と時間
数え切れない後悔と過ちの渦で
きらきら光る神様を見上げてる……
ずっと、それでも愛されたいと願っていて
神様は一緒にいてくださった
雪より白く、私の罪を洗い
神様の聖なる愛の内へ招かれている……
たとえすべてを失くし
あらゆるひとに裏切られても
神様だけは偽らない
主は、全知全能
統べ治める神
何もかもなくしても
全てをもってる神の愛が
虚しい虚ろな空洞を
埋めて、溢れさす